昨今オンラインテスト中のカンニングが、運営側の悩みのたねとなっています。
不正を防止するにはどのようにカンニング行為がおこなわれるのかを理解し、防止対策をとることが必要です。
本記事では、オンラインテストのカンニングについて詳しく解説します。
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類似サービス: Remote Testing
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Webカメラでの本人確認や、リモートでの監視・試験状況の録画が可能で、録画された動画をAIが自動で解析して、不正と思われる挙動を検知することもできるため、オンラインテストでは不可能と言われていた「厳正厳格な試験の実施」が実現できます。
厳正厳格なオンライン試験の実施が可能
Remote Testingでは、Webカメラ・マイクによって、試験の開始から終了までを録音、録画、不正行為を抑止することができます。 リアル会場での試験実施と違い、オンラインでの試験運営は、不正を取り締まることが難しいと言われてきましたが、Remote Testingであれば、不正を抑止して厳格なオンライン試験を行うことが可能です。
試験形態に合わせた運用ができる
Remote Testingは、紙での試験と同様に一斉実施ができ、時間・日程を問わない随時実施にも対応しています。 また、テストセンターによる試験、団体試験と併用することもできるため、柔軟な運用を実現します。
豊富な実績で安心感がある
Remote Testingを運営しているイー・コミュニケーションズは、2000年の創業以来、1,500団体でのオンライン試験実施実績があります。 豊富な導入実績から得たノウハウを活用して常に安定的・効率的なシステムを提供しているため安心です。
類似サービス: MASTER CBT PLUS
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MASTER CBT PLUSとは、株式会社イー・コミュニケーションズが運営しているオンラインテストプラットフォームです。 紙の試験からCBT(Computer Based Testing)へ容易に移行することができるサービスで、紙の試験では実施することが難しかった音声や動画を用いての出題など、多様な試験方式が可能となります。
デバイスを選ばず受験できる
MASTER CBT PLUSで配信するオンライン試験は、PCはもちろん、タブレット、スマートフォンなど、多様な端末に対応しているため、「受験者側の端末が対応していないために受験することができない」といったトラブルが起こることもありません。
耐障害性に優れている
オンライン試験において懸念されるのが、受験中にデバイスが故障したり電源が切れてしまったりすることによって起こるトラブルです。 通常であれば試験の継続が不可能となってしまうようなケースでも、MASTER CBT PLUSであれば再開することができます。
様々な出題形式が可能に
紙の試験では、予め作成した問題をそのまま出題することしかできませんでした。 CBTへ移行することで、「100問の問題プールからランダムに90問を出題」、「受験者によって問題や解答選択肢の並び順を変更」といった様々な出題形式を、試験単位で設定できるようになり、柔軟な試験運営を実現します。
オンラインテストとは
まず、オンラインテストとは何なのかを説明します。
WEB上で行う試験
インターネット環境があれば、どこからでも受験可能な形式のテストです。
リモート化がすすむ近年で、主流になりつつあるテストの様式です。
試験会場にそなえつけられているパソコンなどの端末、または自身が所有する端末から受験することができます。
メリット
IBT式のテストだと自宅からでも受験できるため、移動がハードルとなり受験を躊躇していた人でも参加できます。
試験の運営側にもメリットがあり、会場の用意やテスト用紙の印刷などにかかっていたコストの削減が可能です。
オンラインテスト自体が感染対策になるため、対策の基準を容易にクリアできます。
受験者も罹患する不安がなくなるため、オンラインテストはメリットのおおいテスト方式です。
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オンラインテストで見られるカンニング行為
ここでは不正にそなえられるよう、さまざまなカンニングの手法を紹介します。
カンニングペーパーを持ち込む
不正の代表といえばカンニングペーパーです。
紙のもちこみは簡単なため、デジタル化が進んでいる今でも用いられる不正の手段です。
紙を見るさいに下に視線が落ちるなどの不自然な行動をとるため、監視しだいでは防ぐことが可能な不正行為です。
スマホやPCでのネット検索
携帯電話の登場以降、テスト解答の検索は増加しています。
オンラインテストはインターネットに接続しておこなうため、ネット検索しやすい環境がととのっています。
テストをうけている端末で検索できるということが問題なので、運営側でテスト画面のみしか開けないよう設定しましょう。
そのうえで、他の端末でネット検索をおこなっていないかwebカメラで監視することが必要です。
周囲の人や音声で答えを教えてもらう
受験者同士が共謀しておなじ場所でテストをうけ教え合っていても、マイクがオフになっている場合音声は聞こえません。
親が受験する子供のために、webカメラの死角で答えを教えるといったケースも存在します。
このような不正を防ぐためには受験者のマイクをオンにしてもらい、運営のみにしか音声が届かないよう設定しましょう。
カメラの死角から無言でカンニングペーパーを差し入れるようなケースも考えると、受験者の周囲に人がいるかを検知するAIの導入も必要でしょう。
なりすましで本人以外が受験する
オンラインテストが誕生する前から問題になっている、受験者を騙って他人がテストをうける不正です。
書面のテストでも、会場で顔認証システムなどを使って替え玉受験の防止策がとられていました。
web上でもおなじく、なりすましによる不正対策をおこなう必要があります。
オンラインテストのカンニングを防止する方法
ここでは、効果的なカンニング防止の方法を紹介します。
WEBカメラによるリアルタイム監視
運営側で監視員を手配し、試験の始まりから終了まで受験者を見はります。
監視していることを通達しておけば、カンニングの抑止力にもつながります。
受験者の目線やしぐさを注視し、あやしい行動はないかを監視しましょう。
録画
試験中の動向を録画しておけば、不審なうごきはなかったかを試験後に見なおすことが可能です。
監視員を確保できなかった場合でも、録画によりリアルタイム監視の不足をカバーできます。
webカメラを最大限利用した、オンラインテストならではのカンニング防止策です。
専用のシステムを利用する
オンラインテストの増加により、専用のシステムが多数展開されています。
カンニング防止に特化したオンラインテストシステムもあり、導入すると高い不正防止効果が見こめるものも多いです。
システムを利用した場合のオンラインテストでは、システムを活用して試験を主催する方法や、システムのサービス会社に試験開催を委託する方法があります。
カンニング防止におすすめのオンラインテストシステム
オンラインテスト向けとして提供されているシステムの中で、カンニング防止機能がついたサービスを紹介します。
スマート入試
主要カメラとサブカメラの2種類体制で、通常webカメラの四角となる場所も監視できます。
そのほかにもカンニングを感知するAIが4つもあり、高品質な監視機能をもつシステムです。
オンラインテスト時の監視を完全に委託でき、すべての不正対策をスマート入試がうけおってくれます。
サブカメラによる監視は、標準プランよりも上のプランを利用した場合の機能です。
公式サイト:スマート入試
WisdomBase
受験する端末でテスト画面以外をひらいた場合、それを感知する機能があります。
問題がランダム形式でだされるため、受験者同士の回答の教えあいを予防します。
専用アプリを導入すれば、パソコンのデスクトップの撮影機能が追加されます。
テスト画面以外をひらいた場合自動的に撮影するため、受験者の言いのがれを防ぐことが可能です。
公式サイト:WisdomBase
オンラインテストのカンニングは対策次第で予防できる
監視体制をととのえたり、不正の防止に特化したオンラインテストシステムを取り入れることである程度のカンニングは予防できます。
オンラインテストでは不正をしやすいという風評があるので、監視体制のきびしさをテスト開始前につたえておきましょう。
会場のテストとおなじく常にみられている状況を作りだすことで、受験者のカンニングの抑制が期待できます。