様々なビジネスアプリが直感的操作で作成できることから、10,000社以上がkintone(キントーン)というサービスを導入しています。
ですが、kintoneのビジネスアプリだけでは足りない部分が発生した際に新たに別のサービスを契約するのはコストも手間もかかります。
今回紹介するkMailerは、kintoneとの連携でメール配信業務を効率化できることから注目されているサービスです。
機能面や特徴、料金などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
kMailerとは
kMailerとはトヨクモ株式会社が運営しているメール配信システムです。
業界内でいち早くkintoneとの連携サービスを提供し始めた実績があり、kintoneユーザーであれば導入することで業務効率化の幅が大きく広がるサービスと言えます。
kMailerの機能·特徴
kintoneで管理している顧客情報へメールができる
顧客管理システム、CRMとして活用することができるkintoneとkMailerを連携させることで、kintone上で管理している顧客情報へ一括でメール配信ができるようになります。
kintone内のデータを引用して自動でメール送信することや予約送信することも可能です。
添付ファイルを送信する場合は、ダウンロードリンク化してセキュリティを強化することもできます。
各種ログを取得可能
kMailerはメールの開封ログやパスワード認証ログ、メール受信者のファイルダウンロードログなど様々なログ情報を取得することが可能です。
ログの取得ができることで詳細なメールマーケティングを行うことができ、より高い効果の顧客アプローチを実現できるようになります。
HTMLメールも作成可能
kMailerであればテキストメールだけでなくHTMLメールでもテンプレートを作成することが可能です。
メール内に画像を設置することもできるので、よりユーザーへの訴求効果の高いメールを作成し効率的に配信することができるようになります。
kMailerの料金·価格
kMailerは初期費用0円、解約費用0円で導入することができます。
料金プランは2つ用意されており、スタンダードプランは月額15,000円で利用可能です。
より高度な機能が利用できるプレミアムプランは月額24,000円の費用が発生します。
2021年2月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
kMailerでは、事前に機能や使用感について確認したいという方に向けて30日間無料のトライアルを提供しています。
公式サイトから会社名や氏名、メールアドレス、電話番号など基本的な情報を入力することで体験版を利用することができます。
kMailer導入のメリット
kintoneをさらに効率的に利用できる
kMailerはkintoneユーザーが欲しかった機能を搭載しているメール配信システムです。
メール送信に活用できるテンプレートは無制限に作成できますし、kintoneに登録してあるデータを活用して一斉メール配信や個別メール配信、自動配信までが可能となります。
履歴確認でミスを減らせる
kMailerは「誰が」「いつ」「誰に」「どんな」メールを送ったのかが履歴表示で確認することができるため、同じ人に重複してメールを送ってしまいトラブルに発展してしまうケースを未然に防ぐことができます。
kMailerの導入事例·評判
メール配信の手間が大きく削減されました
“もともと、膨大な申請業務の効率化を目的としてkintoneを導入しました。さらに、関係各社1,000社以上にメールをする機会もあるのでkMailerも導入したのですが、作業をほぼ自動化することができたので助かっています。作業時間は2時間程度に短縮することができました。”(株式会社東京ドーム様)
請求書の発送業務が効率化されました
“以前は請求書を発送するのに1通ごとにGmailを活用していました。kMailerを導入したことで、業務の自動化ができただけでなく属人化も解消でき、ステップメールの配信など今までできなかった配信方法も取り入れられるようになり、導入効果を実感しています。”(アールスリーインスティテュート様)
類似サービスとの比較
kMailerとの類似サービスとしては、オレンジメールや配配メールなどが挙げられます。
オレンジメールはメール配信システムとして10年以上の運営実績があります。
マニュアルいらずな直感的操作が可能な点と無料プランが用意されていることから導入のハードルが低いサービスです。
料金としては、初期費用12,800円で月額2,480円からのプランが最安となっています。
配配メールは8,000社以上の導入実績があるメール配信システムです。
メルマガ配信やHTMLメールの作成など様々なメール配信が可能で、自社の運用スタイルに合わせた管理もできます。分析機能にも優れているのでメールマーケティングに活用することも可能です。
料金面としては、初期費用と月額費用がかかりますがいずれも問い合わせが必要となっています。
kMailerでメール配信業務の効率化を
kintoneを導入している企業であれば、kMailerを導入することで確かなメリットを感じることができます。
本記事を読まれてkMailerに興味をもたれた方は30日間の無料トライアルも提供されているので、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像·データ出典:kMailer公式サイト