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目次
企業が成長していくと必然的にナレッジやデータが蓄積されています。そんな蓄積されたデータを分析することでマーケティングや営業活動など様々な業務に活用していくことができるのがBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。
昨今ではこのBIツールの中でもデータ分析をツールが自動化してくれるセルフBIツールを導入する企業が増えています。今回はそんなセルフBIツールの中からPower BI(パワーBI)というサービスをご紹介させていただきます。
Power BIとは
Power BIとはマイクロソフトが提供しているセルフBIサービスです。企業が蓄積したデータの抽出や統合が簡単に実現でき、レポート機能によって視覚化することが可能なツールです。作成したレポートをチームメンバーで共有することで更なる業務の改善を実現することが可能になります。プログラミングの技術がなくともデータ分析ができるという特徴があります。
また、ビジュアル分析を利用したレポート作成ができるPower BI Desktopは無料で導入することができる点も人気なサービスです。
おすすめの類似BIツール
類似サービス: Reckoner
(4.5)

月額費用 | 要お問合せ | 無料お試し | 14日間 |
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初期費用 | 要お問合せ | 導入会社 | 要お問合せ |
Reckonerとは、株式会社スリーシェイクが運営しているETLツールです。 プログラム不要で利用でき、別途基盤を準備する手間もかかりません。 直感的に操作できるユーザーインターフェースで設計されているため、初めてETLツールを利用するという方でも安心して扱うことができます。
直感的な操作でデータ連携ができる
従来であれば、調査から仕様策定、実装、テスト、インフラ構築、デプロイ、運用といった、多くのプログラム工数がかかるデータ連携を、Reckonerは、マウスの直感的操作で実現することができます。
豊富なデータベースやSaaSアプリケーションと接続可能
Reckonerは、広告やSFA・CRMなどのSaaS、データベースストレージ、ファイルなど、あらゆるデータソースとの連携が可能です。 データの読み込みまでは数クリックで完了し、ソース一覧から読み込みたいサービスを選択して、必要な情報を入力するだけとなっています。
リアルデータでの変換・結合
通常のデータ解析では、データ確認に多くのステップが必要となることがありました。 Reckonerであれば、画面上でリアルデータによって結果のプレビューを表示することができ、いつでも結果を確かめながら操作することが可能となります。
Power BIの機能·特徴
データの可視化が可能に
Power BIを利用することで自社に蓄積されたデータを可視化することができるようになります。KPIや自社のブランドに合わせた可視化が可能になるので経営戦略に活用しやすいデータを把握することができるようになります。また、大規模なインサイトを分析、共有、促進することが可能になるのでビッグデータを活用した投資も実現することができます。
Microsoftのサービスと連携が可能
Power BIはMicrosoft社が提供しているサービスなのでExcelやWordなどのOffice365やMicrosoft Teamsといったサービスと合わせて利用することでより効果的に分析を進めることが可能になります。データの共有が簡単にできるので複数人で同じデータを取り扱うことはもちろんレポートの作成もできます。
高いセキュリティ体制
Power BIではMicrosoft社が誇る情報保護技術を利用しているので安心して利用することができます。ExcelやWordなどのOffice365と同様の機密ラベルを用いています。Microsoft Cloud App Securityを使用していることで危険性のあるユーザーのアクセスに対してはリアルタイムでブロックすることができるので情報漏洩の心配はありません。企業の財産とも言える蓄積データを扱うサービスなのでセキュリティには注力しているのがPower BIです。
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Power BIの料金·価格
Power BIではセルフサービスBIを利用することができるPower BI Proとビッグデータのサポートやオンプレミス·クラウドでのレポート作成ができるPower BI Premiumという2タイプの料金プランを提供しています。
Power BI Proは1ユーザーあたり月額9.99ドルで、Power BI Premiumは月額4,995ドルになります。ユーザー数あたりと専用リソースで価格決定をしているので値段に開きがあります。また、Power BI Proは無料で試すことができるのでまずは試験的な運用をしたいという場合におすすめです。
2020年7月現在/詳細は公式サイトを確認
Power BIの強み
Power BIの強みはセルフサービスBIの中でも圧倒的な知名度があり安心して利用することができるという点にあります。Microsoft社といえばIT企業の中でも世界のトップクラスに位置する企業で、その名前を知らない人はいないといっても過言ではありません。
もちろん知名度だけではなく、確かな分析力があるだけでなくスピード感をもって戦略性の高い分析結果を活用することができるという点にも強みがあります。
Gartnerが選ぶ「2020年のアナリティクスおよびビジネスインテリジェンス プラットフォームの Gartner Magic Quadrant」にMicrosoftは13年連続でリーダーに選ばれているのでその高い実績から導き出される分析力は確かなものです。
Power BIの導入事例·評判
データ予測が可能になりました
“Power BIを導入したことによって、最小限の労力で豊富なデータソースにスピーディーにアクセスできるようになり、乗客の流れを予測して乗客側はもちろんのこと、従業員に対するストレスも先読みして回避できるようになりました。“(ヒースロー空港様)
収益性を高めることができました
“Power BIを導入したことで従業員それぞれがデータ分析することができるようになりました。例えばベーカリー部門では地域ごとの売上高パフォーマンスを比較することができました。作成したレポートを共有することでより分析を進めていきたいと思っています。”(Meijer様)
Power BIのいい評判・口コミ
Power BIでは、以下のような良い口コミ・評判がありました。
・操作がシンプルで見応えのあるアウトプットを得ることができる
・他のツールがMac親和性が高い中でWindowsとの親和性が高い
・Officeユーザーならすぐ慣れる機能で見やすく生産性も向上する
Power BIは、操作がシンプルになっているから初めて導入した方でも安心して利用することができるツールです。
特に、Officeユーザーであればすぐに慣れる機能が多く、業務の生産性も向上させることができます。
そのため、Windowsを使っている企業はおすすめです。
Power BIのその他評判・口コミ
Power BIでは、その他に、以下のような口コミ・評判がありました。
Power BIのその他口コミ・評判
・大量のデータを処理しようとするとレポートが遅くなってしまう
・カスタマーサポートを利用するためには有料版にしなければいけない
・分析機能が限定的で機械学習による分析機能が搭載されていない
データ分析や可視化にとても効果的なツールではありますが、大量のデータを処理しようとするとレポートが重くなってしまう可能性があります。
また、操作や機能がわからずサポートを受けたいと思っている場合は、有料版への変更が必要になるので、負担がかかる場合があります。
そのため、ユーザーによっては不満を感じる部分もありました。
Power BIを導入した結果は?
Power BIを導入した結果に関しては、以下のような評判・口コミがありました。
Power BIを導入した結果に関する評判・口コミ
・データがあればダッシュボードやグラフ、表として可視化できる
・Excelでは対応しきれないデータでも簡単にデータを可視化できる
・Microsoft関係のツールとの連携が簡単にできて使いやすいツール
普段、Excelでデータ分析や処理を行っている方が、Power BIに切り替えることによって、さらにデータの分析や可視化がしやすくなり利便性が向上した場合が多いです。
特に、Microsoft関係のツールとの連携が簡単にできるようになっているので、普段Officeをよく使っている方にはおすすめのツールです。
Power BIの改善希望ポイントは?
Power BIに関しては以下のような、改善希望ポイントがあるようです。
Power BIで改善して欲しいポイント
・ブラウザではなく専用ツールでのインストールが必要なのが手間
・機能が多いからよく使う機能をわかりやすく配置してほしい
・機能性が高いので不満はないけれど、価格を少し下げてほしい
Power BIは、ブラウザではなく専用ツールをインストールすることで利用できるので、アクセスや立ち上げに少し負担を感じているユーザーがいます。
また、機能が多いので使いやすい反面、機能を使いこなしたり配置を把握するまでに少し時間がかかるそうです。
そのため、導入してから慣れるまでは少し利便性を感じづらいかもしれません。
Power BI導入のメリット
一般のBIツールではデータ分析を行うためにデータ収集が必要となり、リアルタイムでのデータ分析を行うまでに時間がかかってしまうというケースもあります。
Power BIであればExcelやSalesforceなどあらゆるデータをグラフやチャートに変換することが可能で、リアルタイムでの分析、経営状況の把握ができるようになります。
常に最新のデータを元に経営判断がくだせるようになるのは大きなメリットと言えます。
類似サービスとの比較
Power BIとの類似サービスとしてはDataDeckやQlik Viewなどが挙げられます。これらのサービスを料金面や機能面で比較すると以下の通りです。
サービス名 | 料金(月額) | 初期費用 | お試し利用 | 特徴 |
Power BI | ·Power BI Pro/9.99ドル/ユーザー ·Power BI Premium/4,995ドル | 0円 | あり | ·Microsoft製のサービスと連携可能 ·高いセキュリティ体制 |
DataDeck | ·スタートアップ/3,980円 · ビジネス/9,980円 ·エンタープライズ/要問い合わせ | 0円 | フリープランあり | ·豊富なデータソース ·リアルタイムにデータを共有 |
Qlik View | 要問い合わせ | 要問い合わせ | あり | ·直感的操作が可能 ·豊富なビジュアライゼーション |
料金面の比較としてはPower BIがコストパフォーマンスに優れています。機能面の比較としては普段からWordやExcelなどMicrosoftサービスを利用しているのであればPower BIが相性がよく、情報の共有などを効率的に行うことができます。操作性に不安がある場合は見やすい画面で操作も簡単なDataDeckがおすすめです。
Power BIを含むおすすめのBI(ビジネスインテリジェンス)ツール比較
BI(ビジネスインテリジェンス)ツールについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
Power BIで自社データの有効活用を
セルフサービスBIのPower BIをご紹介させていただきました。自社データ分析を効率的に行うことで今まで活用できていなかったデータの有用性に気づくことができ、さらに自社を成長させることができます。サービスを使いこなすにはある程度の慣れが必要なるものが多いので、トライアルなどを利用して、セルフサービスBIがどのようなものかというのを体験しておくことをおすすめします。
画像·データ出典:Power BI公式サイト
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