従業員数の増加や働き方の多様化によって、勤怠管理が複雑になり、担当者に負荷がかかっているという声が多く聞かれるようになっています。
勤怠管理業務を効率化するには、勤怠管理システムの導入がおすすめですが、様々なベンダーからサービスが登場していることもあり、自社にマッチするサービスの選定ができないという方も多いのではないでしょうか。
freee勤怠管理Plusは、多彩な打刻方法が利用でき、勤怠管理のペーパーレス化を実現できるとして注目されています。
本記事では、freee勤怠管理Plusの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
freee勤怠管理Plusとは
freee勤怠管理Plusとは、freee株式会社が運営している勤怠管理システムです。
スマートフォンやフィーチャーフォンから打刻できる手軽さと、位置情報取得による管理の効率化が実現でき、直行直帰やテレワークを取り入れている企業にもおすすめの勤怠管理システムとなっています。
幅広い打刻方法が利用できるため、企業のニーズに応じた勤怠方法を導入できる点も魅力的です。
従業員側、管理者側双方にとって、利用しやすいシステムとなっているため、利用者からの評価が高く、有料課金ユーザー企業数は、31万社を突破している実績があります。
freee勤怠管理Plusのおすすめポイント
多彩な打刻方法が導入できる
freee勤怠管理Plusでは、多彩な打刻方法を導入でき、従来のタイムカードを撤廃してペーパーレス化を図ることができます。
- 共有端末打刻
- ICカード打刻機
- ICカードリーダー
- 指紋・静脈認証
上記のような幅広い打刻方法を選択でき、企業で利用しやすい打刻方法を選択することで、タイムカードや打刻機を購入するコストの削減や、紙のタイムカードによる二重打刻や印字ミスなどを防止することが可能となります。
わかりやすい画面で管理・修正が可能
freee勤怠管理Plusは、ウェブ上で打刻修正や残業届の申請・承認が可能なため、リモートワークの勤怠管理にもおすすめです。
従来であれば、申請ごとに用紙に記入して提出しなければいけなかった手間が、ウェブ上で完結するため、ペーパーレス化はもちろん、働きやすさの向上にもつながります。
従業員側の画面は、従来のタイムカードと同様の見た目なため、残業時間や有給の取得日数の確認方法がわからないといったことがなく、管理者側への問い合わせの減少を実現します。
勤怠状況を一覧で確認
管理者側の画面では、従業員の勤務状況がリアルタイムに一覧で確認することができます。
紙のタイムカードの時には難しかったリアルタイムでの勤怠状況把握が可能となるため、働きすぎ防止、時間外労働が45時間を超えそうな社員には、適切なタイミングで注意喚起ができるようになります。
シフト作成もできる
規則的な勤務体系を取り入れている企業以外に、シフト制を導入している企業にも、freee勤怠管理Plusはおすすめです。
freee勤怠管理Plusでは、シフトパターンを作成して、使用できる所属や雇用区分を指定することができるため、多様な働き方の実現に貢献します。
シフトは、「日・週・月」といった任意の単位で作成して、従業員に割り当てることができます。
freee勤怠管理Plusのメリット
勤怠管理の効率化が実現する
freee勤怠管理Plusは、タイムカードの購入・配布・管理にかかっていたコスト・業務負荷の削減を実現してくれます。
勤怠管理のあらゆる作業をクラウド上で完結できる環境は、大幅な業務効率化をもたらしてくれるはずです。
外部サービスとも便利に連携でき、運用のフローを大幅に変更しなくても導入することができます。
多様な勤務形態に対応できる
freee勤怠管理Plusは、打刻忘れ・有給休暇の促進など、あらゆるアラートを設定することができます。
位置情報の機能によって、外回りの営業や在宅勤務を行う従業員の勤怠管理もしっかりと行える点も大きな強みです。
企業のスタイルに合わせた使い方ができるのは大きなメリットと言えます。
freee勤怠管理Plusのサポート体制
勤怠管理システムを初めて導入する場合や、PC操作が苦手という場合でも、freee勤怠管理Plusであれば、万全のサポート体制で安心です。
状況に応じて既存業務を見直して、要件定義のアドバイスを行なってくれるだけでなく、専任担当が、継続的に導入までをサポートしてくれる導入アドバイザリーを提供しています。
また、全機能を網羅したWebマニュアルがあり、習熟用の解説セミナーも提供しているため、不明点を自ら解消できる環境が整備されている点も魅力的です。
機能などの不明点に対して、電話やチャットで相談ができるサポートデスクも今後提供予定となっています。
freee勤怠管理Plusの主要な機能
freee勤怠管理Plusに搭載されている主な機能を紹介します。
- 打刻方法:Webブラウザ、PC接続型認証、打刻専用端末、打刻統制
- 勤怠:残業、休憩、早出、遅刻・早退、深夜・休日、みなし勤務
- 有給/各種休暇:自動付与、独自の休暇設定、半休、時間休暇、代休
- 申請・承認:ワークフロー設定、打刻申請、スケジュール申請、時間外勤務申請
- 権限管理:権限設定、管理者操作ログ
- アラート通知機能:打刻忘れ、未申請残業、アラート(カスタマイズ)、休暇失効、エラー勤務
- 勤怠データ確認:日別、月別、年別、組織別、出勤先別
- 対応できる勤務形態:固定時間、変形労働時間、フレックスタイム、シフト勤務
- 働き方改革対応機能:時間外労働の上限規制、有休年5日以上取得義務、勤務間インターバル制度
- シフト管理(スケジュール):シフトパターン作成、シフト作成、予実管理、拠点ごとの集計・確認
- プロダクト連携:freee人事労務、freeeプロジェクト管理
上記以外にも様々な機能が搭載されており、詳細は資料でご確認ください。
freee勤怠管理Plusの料金·価格
freee勤怠管理Plusの料金体系は、以下の通りです。
- 初期費用:0円
- 月額料金:300円/ユーザー
30日間の無料トライアルがあるため、導入前に機能性や操作感を確認したい方はぜひ試してみると良いでしょう。
※価格情報は2023年2月時点のもの
freee勤怠管理Plusの評判・口コミ
freee勤怠管理Plusのいい評判・口コミ
freee勤怠管理Plusでは、以下のような良い口コミ・評判がありました。
freee勤怠管理Plusの良い口コミ・評判
・コスパも良く、サポート体制も充実しているためスムーズに導入できました。
・パソコンでもスマートフォンでも操作しやすく、どこでも簡単に操作できます。
・システムの操作が直感的に分かるシンプルな作りで分かりやすい。
このようにfreee勤怠管理Plusでの良い口コミでは、導入にかかる費用が安く、操作も直感的に操作できるシンプルな作りのため、社員などに操作説明する手間がかからないことに加え、サポートが充実しているため初心者でも安心という点があります。
また、パソコンだけでなくスマートフォンでも操作しやすいため、いつでもどこでも操作することが可能です。
freee勤怠管理Plusのより詳しい内容を知りたい方はこちら
freee勤怠管理Plusのその他評判・口コミ
freee勤怠管理Plusでは、その他に、以下のような口コミ・評判がありました。
freee勤怠管理Plusのその他口コミ・評判
・問い合わせ対応がメール対応のみのため、細かいニュアンスが伝わりにくい。
・管理者アカウントで先月や先々月のアラートが消えない。
・導入開始から実際に稼働するまでに、準備やテストが多いため時間がかかる。
このように、freee勤怠管理Plusの悪い口コミでは、導入しようとしてから実際にサービスを利用するまでに準備することが多いため、時間がかかるというデメリットがあるようです。
また、サポート体制は充実しているものの、問い合わせ方法がメールしかないため、伝えたいことの詳細部分が上手く伝わらず、ストレスに繋がっています。
管理者では、過去のアラートが残り管理画面が見づらいという悪い点もあるようです。
freee勤怠管理Plusを導入した結果は?
freee勤怠管理Plusを導入した結果に関しては、以下のような評判・口コミがありました。
freee勤怠管理Plusを導入した結果に関する評判・口コミ
・打刻を各自のスマホやPCででき、修正や変更をする際には自動で承認依頼されるため、不正打刻の発生を心配する必要が無くなりました。
・給与ソフトと連携させることで、各項目の集計にかかる時間を削減することができました。
・勤怠管理が複雑化し管理に手間がかかっていましたが、クラウドで一括管理できるようになり業務を簡略化することができました。
このように、freee勤怠管理Plusを導入することで、これまで勤務管理が複雑だったのが、給与ソフトなどと連携させ一括管理ができるようになることで、勤怠管理にかかる手間を削減できたようです。
また、打刻を修正および変更する際には、自動で承認依頼されるシステムのため、不正に打刻を修正される心配がありません。
freee勤怠管理Plusの改善希望ポイントは?
freee勤怠管理Plusに関しては以下のような、改善希望ポイントがあるようです。
freee勤怠管理Plusで改善して欲しいポイント
・申請が届いた際にメールのリンクから開くと、もう一度IDとパスワードを入力しなければならず手間がかかるため改善して欲しい。
・フレックスの月別基準時間を手作業で計算する必要があり手間がかかるため、改善してほしい。
・リアルタイムでのチャットサポートがなく、問い合わせメールの回答が数日後に届くことがあるため、すぐに聞けるサービスを導入して欲しい。
このように、freee勤怠管理Plusの改善希望ポイントでは、申請を受けた際にIDやパスワードを入力する手間や、フレックス勤務の基準時間を入力する際に手作業で入力しなければならない手間を改善して欲しいという意見がありました。
また、問い合わせ機能がメールしかないため、すぐに解決したい問題が発生した際に対応してもらえないため、すぐに回答してもらえる機能を導入してほしいという意見もあるようです。
freee勤怠管理Plusのより詳しい内容を知りたい方はこちら
freeeシリーズとの拡張性について
freee勤怠管理Plusは、freeeが提供している様々なソリューションと連携することによって、幅広い業務の効率化が可能となります。
例えば、人事・労務ツールを活用して人材データベースを作成、作成したデータをそのまま活用して勤怠管理を行うことができます。
また、勤怠データをそのまま活用したスムーズな給与計算なども可能です。
freee勤怠管理Plusとジンジャー勤怠を比較
料金について
ジンジャー勤怠が月額400円〜であるのに対し、freee勤怠管理Plusは300円〜で利用できます。
ランニングコストを重視する場合、freee勤怠管理Plusの方が有利です。
打刻方法について
freee勤怠管理Plusは、指紋・指静脈打刻機能が搭載されており、これはジンジャー勤怠にはない機能です。
幅広い打刻方法を求める場合は、freee勤怠管理Plusの利用をおすすめします。
freee勤怠管理Plusの詳細について
freee勤怠管理Plusについて、おすすめのポイントや導入事例などを紹介させていただきました。
freee勤怠管理Plusは、単純に勤怠管理が可能となるだけでなく、freeeシリーズとの連携で幅広い業務を効率化できる点が魅力的です。
操作も簡単で、管理者側・従業員側にとっても使いやすい勤怠管理システムとなっています。
freee勤怠管理Plusのサービス詳細については、ぜひ資料ダウンロードをお願いします。