福利厚生で弁当を支給する仕組み
従業員の昼休憩時の昼食代を補助する法定外福利厚生のことを昼食手当といいます。
福利厚生として健康支援やスキルアップ支援、施設利用料の割引などが一般的ですが、毎日の出費となる昼食代を企業が負担することは、従業員の経済的負担の軽減に繋がります。
また、昼食手当の1つとして近年注目を集めている福利厚生が、企業が宅配弁当を注文し、オフィスに届いた弁当を従業員に提供する弁当支給です。
企業がある一定数の弁当を注文する以外に、従業員各自が弁当を注文し、後日経費精算を行う方法もあります。
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福利厚生で弁当を支給するメリット
福利厚生で弁当を支給するメリットとして、次の5つが挙げられます。
福利厚生の導入や維持費用は企業負担となるため、必ずメリットについて把握しておきましょう。
従業員満足度が向上する
食事補助を通じて従業員の満足度を向上させることで、企業への愛着や仕事への意欲が高まる効果が期待されます。
満足度が高まると生産性の向上につながり、企業の利益増加や業績向上を促します。
さらに、業績向上は従業員への還元を可能にし、さらなるやる気やモチベーション向上という好循環を生む点がメリットです。
従業員の定着率が高まる
食関連の福利厚生を整えることで、企業の魅力が向上し、就職希望者や転職者が増加する効果が期待できます。
そして、優秀な人材を採用しやすくなるだけでなく、従業員満足度が高まることで離職率も低下し、安定した人材確保につながります。
特に中小企業では、こうした福利厚生が他社との差別化ポイントとして有効です。
従業員の健康を支援できる
バランスの取れた食事を提供することで、従業員の健康管理をサポートできます。
毎日健康的な弁当を食べられる環境は、食事を抜く習慣の改善やストレス軽減に良い影響をもたらします。
特に、カロリーや栄養を考慮したメニューの導入は、心身の健康を維持し、生産性向上にも役立つでしょう。
福利厚生を公平に利用してもらえる
弁当支給は、すべての従業員が平等に受けられる福利厚生です。
住宅手当や家族手当のように対象が限定される制度とは異なり、不平等感が生じにくい特徴があります。
従業員全員が同じ条件でメリットを享受できるため、導入時の不満も少なく、企業と従業員双方にとって利点のある施策といえます。
低コストで導入できる
社員食堂の整備と比べて宅配弁当は低コストで導入でき、外食と比べても経済的です。
また、社員食堂を設ける場合、設備費や人件費がかかりますが、弁当提供では契約費と弁当代だけで運営可能です。
さらに、企業が一部費用を負担すれば福利厚生費として計上可能で節税効果も得られるため、企業と従業員双方にメリットがあります。
従業員同士のコミュニケーションが活性化する
弁当を支給する福利厚生には、従業員同士のコミュニケーションを活性化させる効果があります。
昼食を一緒に楽しむことで情報交換や意見交換の機会が生まれ、普段交流が少ない他部署のメンバーともつながりができます。
また、外出せずに昼食をとれるため時間と手間が省け、休憩時間を有効活用できるでしょう。
このような環境を整えることで、職場の連携強化やプロジェクトの円滑な進行にもメリットがあります。
福利厚生で弁当を支給する際の目安コスト
福利厚生で弁当を支給する際のコストの目安は、1食100〜150円程度が相場です。
また、従業員への弁当支給で発生したコストを福利厚生費として経費計上する場合、以下の条件を満たす必要があります。
- 実際にかかった弁当代から従業員が負担している費用を引いた金額が、1ヶ月あたり3,500円(税抜)以下であること
- 弁当代の半分以上を従業員が負担していること
例えば、月額5,000円の弁当で従業員が2,500円、企業が2,500円を負担する場合は非課税です。
一方、企業が4,000円を負担する場合、負担額が半分を超えているため、差額が課税対象となります。
課税・非課税の判定は支給金額によって異なるため、正確な運用には税理士からのアドバイスをもらいましょう。
