IT化による業務効率化ツールが様々な分野で登場していますが、効率化したい業務ごとにツールを導入していては、コストも手間もかかってしまいます。
monday.comは、プロジェクト管理や顧客管理、社内ナレッジ管理、ヘルプデスクなど、あらゆる業務を一元管理することができるサービスとして注目されています。
特徴や料金、導入メリットなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
monday.comとは
- 直感的操作でタスク管理を効率化
- テレワークにおける管理にも活用できる
- 様々なアプリと連携可能
- 世界190カ国、150,000社の導入実績
monday.comとは、イスラエル発のクラウドツールです。
2020年の「Forbes Cloud 100」にも選ばれている優れたツールで、世界190カ国、150,000社以上に利用されている実績があります。
タスクの見える化を実現することで、チーム・個人がどのようなタスクを抱えているのか、加重タスクを抱えていないかが把握でき、プロジェクト管理を効率化させることが可能となります。
カラフルな画面で直感的に利用できるため、初めてタスク管理ツール、プロジェクト管理ツールを導入する企業にもおすすめです。
monday.comの特に優れている点
- タスク管理の煩雑さが解消できる
- リモートワークの管理ができる
- あらゆるアプリと連携できる
- リアルタイムでタスク管理を行える
タスク管理の煩雑さを解消
monday.comは、Excelライクな見た目でタスク管理をすることが可能です。
ドラッグ&ドロップの直感的操作でタスクを入れ替えることができ、タスクの期限が迫った場合は、自動でアラートを送ることができるため、利便性に優れています。
メンバーそれぞれの作業方法に適したワークフローのカスタマイズも可能です。
タスクは、チームメンバーで共有することができるため、タスク漏れの心配もなく、リアルタイムでタスクの更新も可能なため、チームメンバーがいつでも最新のタスクを確認できるようになります。
タスクは、レビュー待ち状態になれば自動的にマネージャーに通知され、上位の課題が解決しない場合は、下位課題の期限も後ろに自動的にずれていくため、手動で管理していた部分が大きく効率化されます。
1つのツールで業務を管理することで、組織全体の生産性を向上させることができます。
リモートワークの管理にも最適
リモートワークにおける課題として多く挙げられるのが、メンバーの稼働状況がわからず、業務負荷が大きいメンバーの存在に気づくことができないという点です。
monday.comは、ブラウザベースで利用できるため、場所を選ばずアクセスすることが可能で、タスクごとにチャットをすることで、出社時と変わらないパフォーマンスを実現します。
豊富なアプリとシームレスな連携が可能
monday.comは、日常的に使っているアプリと連携して、すべての作業を一元管理することが可能です。
- Slack
- Teams
- Jira
- Salesforce
- NetSuite
- Adobe Creative Cloud
上記のようなアプリをはじめ、50以上の外部ツールとの連携が可能で、割り当てられたタスクについてSlackやTeamsに通知させるなど、タスク管理をより効率化することができるようになります。
リアルタイムでのタスク管理が可能
チーム内でいつでも最新のタスク共有ができるため、リアルタイムでのタスク管理が可能となります。
管理者は、誰が今どんなタスクを処理しているのか、タスクの抱えすぎになっていないかがリアルタイムで確認でき、適切なプロジェクト管理が可能となり、チームメンバーは自分以外のメンバーがどのようなタスクを抱えているのかが把握できることでタスクの依頼や協働作業がしやすくなります。
monday.comの主な機能
- ファイルストレージ機能で資料を一元管理
- 使いやすいWEBフォームの作成
- Webブラウザを利用しているため、どこからでもアクセスできる
- 自社に最適な豊富な表示方法に対応できる
- チームの状態把握や管理に最適なダッシュボード機能
- 万全なセキュリティ対策
- 多くのブラウザに対応
ファイルストレージ
monday.comのファイルストレージ機能は、あらゆる資料を一元管理することが可能です。まとめたファイルは、一覧で表示して検索することも可能なため、必要なファイルを迅速に探すことができます。
また、社内のナレッジベースとして活用することも可能です。
WEBフォーム作成
問い合わせに必要な情報を一度に入手することが可能で、回答履歴を検索できるようにすれば、FAQとして活用することもできるため、ユーザー自身が不明点を自己解決できるようになります。
どこからでもアクセスすることが可能
monday.comはWebブラウザから操作することができるため、時間や場所を選ばずに利用することが可能です。
また、スマートフォン専用のアプリも提供されているため、外出先やテレワークなどの在宅勤務にも適しています。
豊富な表示方法に対応
カレンダービューやガントチャートビュー、チャートビュー、ワークロードビューなど、豊富な表示方法を利用することができます。
自社の運用方法に適した表示方法が選べるため、プロジェクトの進捗状況の可視化が可能となります。
ダッシュボード機能
豊富な表示方法の中から自分が見たい情報だけを表示することが可能です。
また、チームメンバーの状態把握、プロジェクト管理にも活用することが可能で、ダッシュボードをPDF化することで、報告用の資料として提出することもできます。
また、個人用の非公開ダッシュボードを作成することもできます。
セキュリティ機能
以下の機能が搭載されています。
・二要素認証とGoogle認証
・SSO(Single sign-on)
・監査ログ
・セッション制限
・99.9% 稼働時間 SLA
・HIPAAコンプライアンス
・コンプライアンスと法的強制力のためのデジタル監査証跡
・コンテンツを安全に保つためのユーザー権限制御
対応OS ブラウザ情報
以下のブラウザの最新版に対応しています。
・Google Chrome(推奨)
・Firefox
・Safari
・Microsoft Edge
※2022年12月時点
monday.comの導入メリット
直感的に操作できる
monday.comは、カラフルな画面で直感的に操作することが可能です。
専門的な知識やトレーニング期間も不要で、すぐに使いこなすことが可能なため、ITリテラシーの低い方が多い場合でも、安心して導入することができます。
ExcelライクなUIなため、シンプルにタスクの作成ができ、カレンダービューやカンバンビュー、ガントチャートなど、好きな見た目にワンクリックで変更することが可能です。
社内外のヘルプデスクが構築可能に
monday.comでは、問い合わせWebフォームの作成が可能なため、社内外のヘルプデスクとして活用することができます。
回収した回答は、自動的にアイテム化され、担当者や期限の設定も簡単にツール上で行うことが可能です。
反復業務の自動化で効率化ができる
monday.comでは、コードフリーの自動化機能が搭載されており、数分で設定、日常的なルーティーンワークを自動化することができます。
業務の自動化による業務効率化はもちろんのこと、ヒューマンエラーの防止にもつながります。
monday.comのデメリットは?
複数人で使用する際は有料になる
monday.comは、1人で利用する場合は無料ですが、複数人で利用する場合、有料となります。
まずはお試し版を試してみて、よく検討したのち、有料版に切り替えることをおすすめします。
UIの配置が独特
monday.comは、海外のサービスであることから、色のアピールが強く個性的な面があります。
UIの配置も独特なため、慣れるまで時間を要することもあるでしょう。
機能が豊富なのが仇にある場合も
monday.comは同ジャンルのサービスと比較しても、機能性がトップクラスです。
したがって、全容を把握し使いこなすのに時間がかかる場合もあります。
monday.comの料金・価格
monday.comの1年契約における月あたりの料金は以下の通りです。
- 個人:0円(最大2ユーザー)
- ベーシック:月額1,100円/ユーザー
- スタンダード:月額1,400円/ユーザー
- プロ:月額2,700円/ユーザー
- エンタープライズ:要問い合わせ
プランごとに利用できる機能の詳細などは資料でご確認ください。
※価格情報は2023年5月時点のもの
monday.comのセキュリティ体制
企業や組織の機密情報を取り扱うツールだからこそ、セキュリティには細心の注意が必要です。
monday.comでは、以下のセキュリティ対策に取り組んでおり、その堅牢性は抜群と言えるでしょう。
- マルチレベルの権限管理
- SSO(シングルサインオン)※
- セッション管理
- パニックモード※
- 99.9%アップタイム SLA
- SCIMプロビジョニング※
- アクティビティ・監査ログ※
- IP制限※
- 2要素認証
- Google認証
※エンタープライズ限定機能
monday.com導入の流れ
monday.com導入の流れは以下の通りです。
- キックオフ:カスタマーサクセスチームの紹介
- ディスカバリー:実施計画の策定
- 実行:アカウント・ユースケースの設定
- 展開:ユーザーへの導入、フィードバック収集
- 導入:ワークフローのレビュー、最適化
- 継続サポート:継続的なコンサルテーション
専任のカスタマーサクセスチームのスタッフによる、現状課題の理解、最適なワークフローの提案を実現するために、オンボーディングセッションを行なっています。
monday.comとapiで連携できるサービスは?
monday.comは「kintone」とAPI連携することができます。
kintoneによって顧客管理や案件管理を行っており、さらにmonday.comを取り入れ、分析などに役立てたい方におすすめです。
monday.comの口コミ·利用企業からの評判
業務効率化を実現
“流入が急激に増えたことによる要望に対応できるようなコラボレーションツールが必要だと感じ、monday.comを導入しました。monday.comを導入したことで、より柔軟な広告分析やリクエストの進捗管理などができるようになりました。コミュニケーションの一元管理やマニュアル化作業の自動化が可能となったことで、大きく業務効率化ができました。”(Hulu様)
使いやすく、カスタマイズ性にも優れている
“以前はGoogleドキュメントやスプレッドシートを活用してすべて手作業で管理していましたが、非常に時間がかかっていました。monday.comは、直感的で使いやすいインターフェースのため、すぐに利用を開始することができ、カスタマイズ性にも優れている点が導入の決め手です。すべてのワークフローとプロセスが1つに集約でき、既存の仕事の進め方の見直しにもつながっています。”(FARFETCH Limited様)
monday.comのいい評判・口コミ
monday.comでは、以下のような良い口コミ・評判がありました。
monday.comの良い口コミ・評判
・デザイン自由度がとても高く、直感的に操作が可能。タスク以外にも使える。
・Excelで表管理するよりも楽。共有も簡単で同僚との進捗管理がしやすい
・カスタマイズ性が高く、緊急度を色分けできるたりコメント利用できる
インターフェイスの評価が全体的に高いようです。デザインの自由度、直感的な操作、カスタマイズ性の高さなど、画面上で作業する際の使用感に触れるコメントが多数挙がっています。
その他には人員、在庫、プロジェクトなど様々な業務管理に対応している点の評価も高いです。
ITに強くない従業員でも簡単に操作可能だったり、他のWEBサービスとの連携の良さを指摘する声もあります。
monday.comのより詳しい内容を知りたい方はこちら
monday.comのその他評判・口コミ
monday.comでは、その他に、以下のような口コミ・評判がありました。
monday.comのその他口コミ・評判
・使い方が直感的にわからないことがあるため、ある程度慣れが必要
・自動化機能が限られている。ミラーリングやサブアイテム自動化など機能が少ない
・急いで確認したいタスクがある時、動作が重いことがある
良い口コミで評価が高かったインターフェイスについて「直感的に分からない」という正反対の声も。この点は普段親しんでいるサービスに左右される部分かもしれません。多機能ではあるものの説明不足だと感じるケースがあったり、人によっては逆に機能が少ないと感じることも。
機能の多さに伴う動作の重さを指摘する声もあります。
monday.comを導入した結果は?
monday.comを導入した結果に関しては、以下のような評判・口コミがありました。
monday.comを導入した結果に関する評判・口コミ
・ミスが無くなった。担当者変更の際、名前部分の変更だけで引継ぎができる
・タスク管理がしやすい。進捗と情報管理が簡単で業務効率がアップした
・メンバー同士のやり取りがオフィスと在宅問わず簡単になった
従業員間の連携改善に言及する口コミが多く見られます。従来では難しかった、部署を超えた連携が容易になったという声が聞かれます。
また、複数人でExcel編集する際の煩雑さが解消されて、見える化しやすくなったとの意見も。タスク規模に言及する口コミもあり、小プロジェクトでの案件共有や進捗管理もbacklogやTeamsより容易という声が聞かれます。
monday.comの改善希望ポイントは?
monday.comに関しては以下のような、改善希望ポイントがあるようです。
monday.comで改善して欲しいポイント
・工程チェックするためタスク登録すると横長表示となり使いづらい
・機能名称がわかりづらく、どれを指しているのかわからない。
・英語表記が多くて苦手な人には辛い。リマインダーを土日はオフにしたい
評価の高いインターフェイスや機能面に対して改善要望が多く寄せられています。これは逆にmonday.comに対する期待の表れとも感じます。
高機能ゆえの動作の重さを指摘する声は多く、時に動作が安定しないとの声も。その他、海外発のサービスのため英語表記が多めだったり、国内認知度が低くて敬遠されがちとの意見も聞かれます。高機能だからこそ使用方法についての丁寧な説明が必要とも。
monday.comのより詳しい内容を知りたい方はこちら
この製品に関連する動画を紹介
monday.comの詳細について
- 直感的な操作が可能
- タスク管理の煩雑さを解消
- リモートワークにも活用できる
monday.comは、タスク管理における煩雑さを解消し、チームの生産性を向上させることができるサービスです。
ガントチャートやカレンダービューなど豊富な表示方法でリアルタイムに更新されるデータを視覚化することができるため、プロジェクトの進捗状況などが把握しやすくなります。
直感的な操作でWebブラウザ上、またはスマートフォンから利用できるためリモートワークにもおすすめです。
詳細な機能や料金については、資料ダウンロードをお願いします。