目次
会社の規模が大きくなると、社内業務も増えてしまい、仕事が煩雑になってしまいがちです。
そのような問題を解決して業務を効率化させるために、ワークフローシステムを積極的に活用する大企業が増えてきました。
そこで、本記事では、大手企業の間で導入率が高いAgileWorks(アジャイルワークス)について取り上げて、特徴や料金などをご紹介していきます。
AgileWorksとは
AgileWorksは、株式会社エイトレッドが提供しているワークフローシステムです。
大企業を想定して設計されており、複雑な業務にも活用できることから、航空会社、テレビ局などの有名企業のほかに、大学などでも利用されています。
おすすめの類似ワークフローシステム
クラウドでワークフローを構築: バクラク申請
(4.5)

月額料金 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最低契約期間 | 要問い合わせ |
AIによる正確な請求書の電子化によって、紙による稟議申請からデータでのワークフロー化を実現します。
申請側の手間を効率化
稟議システムにおける課題として挙げられることが多いのが、申請に必要な稟議書の作成・入力作業における手間です。 また、請求書の回収作業や、その後の支払い申請も、ついつい後回しになってしまうということも少なくありません。 バクラク申請は、AI-OCRによる精度の高い読み取りによって、申請内容を自動で入力することができるため、これまで入力作業にかけていた手間を効率化することができます。 どんなフォーマットの請求書でも認識することができ、複数枚の同時アップロードにも正確かつ高速で対応することが可能です。 さらに、請求書回収機能が搭載されているため、回収漏れをなくし、支払い申請も自動で作成できるため、手入力する必要がなくなります。
システムにアクセスしなくても承認が可能
申請が楽になっても、それを承認する側が忙しかったり外出することが多く、なかなか承認時間が確保できないと不安に思う方でも、バクラク申請であれば安心です。 バクラク申請では、毎回システムにアクセスすることなくチャットアプリのslackやスマートフォンから手軽に申請・却下ができるため、外出先や在宅勤務中でも申請から承認完了までを加速させることができます。 また、承認や却下するために稟議情報を遡るのが手間という方には、予算超過や期日超過情報を自動でアラートしてくれるため、瞬時の判断が可能となります。
システム連携で経理の課題を解消
これまで経理部門が抱えていた課題としては「現場で請求書が止まっていて支払いが遅れている」、「支払う請求書の判断がつきにくい」ことなどが挙げられていました。 バクラク申請は、バクラク請求書とのシームレスな連携によって、これらの課題を解消します。 支払い申請をすると、仕訳と振込データを自動で作成、経理部門へデータ連携してくれるため、稟議システムと会計システムの分断を解消することができます。 承認ステータスもリアルタイムで反映して連携されるため、承認状況を都度確認する手間も省け、支払うべき請求書を把握できるようになります。
類似サービス: コラボフロー
(4.5)

月額料金 | 500円〜/人(クラウド版) | 無料お試し | 30日間無料 |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最低利用人数 | 5ユーザー〜 |
継続利用率は99.55%のワークフローシステムで専門的な知識がなくてもExcelなどで作成したフォームを活用できるため、導入が簡単で操作も直感的に扱うことができるため属人化が起きる心配もありません。
簡単操作でワークフローを作成
コラボフローは3ステップでワークフローを作成することができます。 普段から利用しているExcelで柔軟に申請フォームをデザインすることが可能なため、難しい専門知識やツールを用いる必要がありません。
Webからも申請フォームが作成できる
Excelを利用していないという場合でもコラボフローであれば問題ありません。 直接Webから申請フォームを作成することができ、作成方法も必要なパーツを並べていくだけなので非常に手軽となっています。 フォームの編集画面は見やすく、直感的に操作することができるため一部の人しか使いこなせないということもありません。
運用をしながら改善が可能
更新時に設定済みの入力項目情報は、更新した後でもそのまま引き継がれるため運用しながら業務改善をしていくことが可能です。 更新バージョンは管理され、運用反映のタイミングを管理することもできます。
類似サービス: HUEワークフロー
(4.5)

月額料金 | 300円(税抜き)/ユーザー | 無料お試し | 30日間無料 |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 1週間程度 |
HUEワークフローとは、株式会社ワークスアプリケーションズが提供しているワークフローシステムです。 現場の社員が直感的に利用することができ、申請フォームがスプレッドシート形式のため、普段から利用しているツールに近い感覚で操作することができます。
導入がかんたん、最短10分で設定が完了
HUEワークフローでは、普段お使いのExcelで作成した申請書を取り込むことで、承認フローも含めて最短10分で設定が完了します。
使いやすく、問い合わせゼロを実現
先進的なデザインと視覚的な画面で、使いやすさを追及。Excel同様の操作感と、メール・チャット通知からのワンクリック承認により、マニュアルいらずで誰でも迷わず利用できます。
圧倒的な機能で、申請にとどまらない業務全体を効率化
文書管理や電子契約、ファイル共有など、外部システムとの連携で申請・承認後の関連作業までを自動化できます。 さらに、申請データの自動集計・レポート作成により、集計作業や報告に費やしていた時間を削減することが可能です。
AgileWorksの特徴·機能
ここからAgileWorksの特徴や機能について紹介していきます。
詳細な組織設定が可能
AgileWorksの特徴は、組織図、役職、部署別など、細かなグループ作成や設定が可能となっていることです。
大規模な組織の設定についてもカスタマイズ不要で利用できるので、従業員数が多い大企業での利用に最適なシステムとなっています。
紙の書類を入力フォームとして使用できる
これまで使用してきた紙の書類を入力フォームとして、そのまま活用できることも、AgileWorksの特徴です。
専用のフォーム作成ソフトの「X-WebForm for Agile」は、プログラミング知識不要でプレビュー機能も搭載されているので、直感的に扱うことができます。
英語や中国語など多言語対応
AgileWorksは、多言語対応となっており、日本語のほかに、英語や中国語なども利用可能です。
ユーザー個別に表示言語の切り替えができるので、外国人従業員が多い企業でも利用しやすいシステムです。
AgileWorksの強み
AgileWorksの強みは、システム連携が可能となっている点です。
会計システム、人事システム、契約管理システムなどとも連携できるので、業務の効率化や仕事のミスも減らせるようになります。
また、無料のセミナーやデモサイトが用意されていることも、AgileWorksの強みです。
事前にワークフォローに関する基礎知識や運用コストの削減方法などを学ぶことやデモが試せるので安心して導入することができます。
AgileWorksの価格·料金プラン
AgileWorksの基本パックの標準価格は、Standardが2,400,000円、Enterpriseが3,600,000円です。
Standardはライセンスサービス価格として360,000円の費用も発生します。同時接続数は5ユーザーライセンスとなっています。
Standardはライセンスサービス価格として540,000円かかり、同時接続数は5ユーザーライセンスです。
どちらもフォーム作成ソフトの「X-WebForm for Agile」の1ユーザー分のライセンスが含まれています。
詳細な料金については、ライセンス数やオプションの有無によっても異なるため、お問い合わせが必要となります。
2020年11月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
AgileWorksでは事前に操作感や機能性について知りたいという方に向けて無料のデモサイトを提供しています。
公式サイトから会社名や氏名、メールアドレスや電話番号といった基本情報を入力して申し込むことでデモサイトの利用が可能となります。
AgileWorksの注意点
AgileWorksの注意点は大企業向けのシステムであるため、中小企業が利用するには機能が多すぎて使いきれない可能性があることです。
また、価格も高めとなっていますので、初期投資がかかってしまう点にも、注意が必要です。
AgileWorksの口コミ·利用企業からの評判
ExcelやWordよりも作業効率があがりました
“今まではExcelやWordで二重入力が必要で非効率だったが、基幹システムとの連携によって作業効率がアップしました。また、AgileWorksによって状況が可視化されたことで、コンプライアンスや監査上も有効的になりました。”(富士ゼロックス株式会社様)
帳票作成がスピーディーになりました
“ホワイトカラーの働き方改革の一環としてAgileWorksを導入しました。以前の申請フローは個々の負担が大きく時間がかかっていたのですが、AgileWorksを導入してからは200種類の帳票をワークフロー化してスピーディーな申請業務を実現できています。”(清水建設株式会社様)
類似サービスとの比較
AgileWorksと類似したサービスとしては、サイボウズ株式会社のサイボウズ Officeがあります。
サイボウズ Officeは、稟議や経費処理の申請手続き、決裁や承認などの処理を行うことができるグループウェアです。
AgileWorksと同様に、申請書フォーム作成機能も搭載されていますし、マルチデバイス対応なので、スマートフォンでも利用可能です。
サイボウズ Officeの1ユーザーあたりの料金は、スタンダードコースが500円、プレミアムコースが800円となっており、AgileWorksと比較すると安価で導入できます。
機能や価格を比較すると、サイボウズ Officeは中小企業向け、AgileWorksは大企業向けにおすすめのシステムと言えます。
AgileWorksで煩雑な社内業務の効率化を
稟議や経費処理が効率化できるワークフォローシステムのAgileWorksの導入で業務の効率化を目指せます。
申請書フォーム作成機能も搭載で直感的に操作可能です。
画像·データ出典:AgileWorks公式サイト