会社の規模が大きくなると、社内業務も増えてしまい、仕事が煩雑になってしまいがちです。
そのような問題を解決して業務を効率化させるために、ワークフローシステムを積極的に活用する大企業が増えてきました。
そこで、本記事では、大手企業の間で導入率が高いAgile Works(アジャイルワークス)について取り上げて、特徴や料金などをご紹介していきます。
Agile Worksとは
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Agile Worksは、株式会社エイトレッドが提供しているワークフローシステムです。
大企業を想定して設計されており、複雑な業務にも活用できることから、航空会社、テレビ局などの有名企業のほかに、大学などでも利用されています。
Agile Worksの特徴·機能
ここからAgile Worksの特徴や機能について紹介していきます。
詳細な組織設定が可能
Agile Worksの特徴は、組織図、役職、部署別など、細かなグループ作成や設定が可能となっていることです。
大規模な組織の設定についてもカスタマイズ不要で利用できるので、従業員数が多い大企業での利用に最適なシステムとなっています。
紙の書類を入力フォームとして使用できる
これまで使用してきた紙の書類を入力フォームとして、そのまま活用できることも、Agile Worksの特徴です。
専用のフォーム作成ソフトの「X-WebForm for Agile」は、プログラミング知識不要でプレビュー機能も搭載されているので、直感的に扱うことができます。
英語や中国語など多言語対応
Agile Worksは、多言語対応となっており、日本語のほかに、英語や中国語なども利用可能です。
ユーザー個別に表示言語の切り替えができるので、外国人従業員が多い企業でも利用しやすいシステムです。
Agile Worksの強み
Agile Worksの強みは、システム連携が可能となっている点です。
会計システム、人事システム、契約管理システムなどとも連携できるので、業務の効率化や仕事のミスも減らせるようになります。
また、無料のセミナーやデモサイトが用意されていることも、Agile Worksの強みです。
事前にワークフォローに関する基礎知識や運用コストの削減方法などを学ぶことやデモが試せるので安心して導入することができます。
Agile Worksの価格·料金プラン
Agile Worksの基本パックの標準価格は、Standardが2,400,000円、Enterpriseが3,600,000円です。
詳細な料金については、ライセンス数やオプションの有無によっても異なるため、お問い合わせが必要です。
2020年11月現在/詳細は公式サイトを確認
Agile Worksの注意点
Agile Worksの注意点は大企業向けのシステムであるため、中小企業が利用するには機能が多すぎて使いきれない可能性があることです。
また、価格も高めとなっていますので、初期投資がかかってしまう点にも、注意が必要です。
Agile Worksの口コミ·利用企業からの評判
ExcelやWordよりも作業効率があがりました
“今まではExcelやWordで二重入力が必要で非効率だったが、基幹システムとの連携によって作業効率がアップしました。また、Agile Worksによって状況が可視化されたことで、コンプライアンスや監査上も有効的になりました。”(富士ゼロックス株式会社様)
類似サービスとの比較
Agile Worksと類似したサービスとしては、サイボウズ株式会社のサイボウズ Officeがあります。
サイボウズ Officeは、稟議や経費処理の申請手続き、決裁や承認などの処理を行うことができるグループウェアです。
Agile Worksと同様に、申請書フォーム作成機能も搭載されていますし、マルチデバイス対応なので、スマートフォンでも利用可能です。
サイボウズ Officeの1ユーザーあたりの料金は、スタンダードコースが500円、プレミアムコースが800円となっており、Agile Worksと比較すると安価で導入できます。
機能や価格を比較すると、サイボウズ Officeは中小企業向け、Agile Worksは大企業向けにおすすめのシステムと言えます。
Agile Worksで煩雑な社内業務の効率化を!
稟議や経費処理が効率化できるワークフォローシステムのAgile Worksの導入で業務の効率化を目指せます。
申請書フォーム作成機能も搭載で直感的に操作可能です。
画像·データ出典:Agile Works公式サイト