モチベーションとは?仕事へのモチベーションを上げる方法

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    モチベーションという言葉はよく使うものの、明確な意味まで理解している人は少ないです。モチベーションは「やる気」や「意欲」と同じ意味で使われますが、仕事におけるモチベーションは働く意欲のことを指しています。

    今回はモチベーションが下がる原因を踏まえ、仕事へのモチベーションを上げる方法を紹介します。心理学を活用した方法や、参考になる調査データも紹介していますので最後までご覧ください。

    モチベーションとは?

    モチベーションとは人が行動を起こす際の意欲のことです。日本語では「やる気」「動機」「意欲」と同じ意味で使われます。やる気や意欲がわかない場合は「モチベーションがない」「モチベーションが上がらない」などと表現され、やる気や意欲に満ちているときは「モチベーションが高い」「モチベーションが上がる」などと表現されます。

    モチベーションは心理学用語で「動機付け」と表されます。動機付けとは目標に向かって行動し、維持するための心理的な機能のことです。「やる気」や「意欲」という単語としての側面だけでなく、心の動きを表す総称としてモチベーションという言葉が使われます。

    仕事におけるモチベーションとは?

    仕事におけるモチベーションとは、働く意欲のことです。業務に対して自分自身で目標を設定し、意欲的に行動を起こしていきます。組織に対して自ら貢献し、自分自身を成長させたい、高めたいと思う状態は、仕事に対するモチベーションが高いといえるでしょう。

    2つの構成要素

    仕事におけるモチベーションは心理学における2つの構成要素を理解するとわかりやすいです。2つの構成要素とは外発的動機付けと内発的動機付けです。1つずつ解説していきます。

    外発的動機付けとは外部からの影響で行動することです。評価や賞与を目標として業務に取り組む場合が、おもな外発的動機付けになります。内発的動機付けは自分自身の内面が影響して行動することです。自身の成長のために行動することや、仕事を楽しめる環境である場合が、おもな内発的動機付けになります。

    社員のモチベーションが下がる原因

    社員のモチベーションが下がる原因を具体的に見ていきましょう。人によってさまざまですが、社員が思い描く理想と現状とのギャップが大きくなるほど、モチベーションが下がっていきます。具体的には、正当に評価をされなかった場合や、仕事内容が適切でない場合、職場の人間関係に問題がある場合は、社員のモチベーションは下がる傾向にあります。

    参考までに養命酒製造株式会社が2022年3月10日に発表した調査データをご紹介します。全国1,000名のビジネスパーソンに調査した仕事のモチベーションの低下を加速させる春の出来事の結果です。

    ・行きたくない部署への異動
    ・仕事量の増加に伴う隠れ残業
    ・パワハラ上司が自分の部署に異動してくる
    ・人事面談での低評価
    ・賞与が出ない
    ・急な経営方針の転換
    ・目標の未達成

    参考:養命酒製造株式会社プレスリリース 春のなんとなく不調に関する調査2022(p7)

    モチベーション低下に伴う会社への影響

    社員のモチベーション低下は業務に直接影響します。自ら目標達成しようとする意欲が低下するため生産性が下がります。そのまま放置すると離職につながる可能性もあるため会社にとってもデメリットは大きいです。

    仕事へのモチベーションを上げる方法

    心理学の理論を活用することで、仕事へのモチベーションを上げることが期待できます。アメリカの臨床心理学者ハーズバーグの二要因理論を活用すると、モチベーションの2つの構成要素である外発的動機付けと内発的動機付けの両面からアプローチできます。

    二要因理論を活用する

    二要因理論とは従業員の仕事に対する満足・不満足の指標は2つあるという理論のことです。満足となる要因と不満足を引き起こす原因は別にあるため、切り分けて考える必要があると唱えています。

    二要因理論では満足を「動機付け要因」、不満足を「衛生要因」と分類しています。満足に分類される「動機付け要因」が満たされるとモチベーションの向上につながります。つまり承認や評価、仕事へのやりがい、成長が感じられるとモチベーションを上げることができます。

    不満足に分類される「衛生要因」を満たした場合は、不満が解消されただけなのでモチベーションの向上にはつながりません。会社での人間関係や職場環境への不満が「衛生要因」に分類されます。まずは人間関係や職場環境が良好かを確認したうえで、モチベーションを上げる施策に取り組むといいでしょう。

    参考までに大和ネクスト銀行が2022年3月29日に発表した調査データをご紹介します。全国1,000名のビジネスパーソンに調査した仕事に対するモチベーションが上がることの回答結果です。

    ・感謝される
    ・適正な評価を受ける
    ・頼りにされる
    ・褒められる
    ・やりたい仕事に取り組める
    ・快適な環境で仕事ができる
    ・円滑にコミュニケーションが取れる

    参考:大和ネクスト銀行 調査結果ニュースリリース ビジネスパーソンの健康作りに関する関する調査2022(p11)

    モチベーションとは働く意欲

    仕事におけるモチベーションとは働く意欲のことです。評価や賞与などでモチベーションを上げることもできますが、土台となるのは良好な職場環境です。評価制度の整備はもちろん、円滑なコミュニケーションの実施、オンオフの切り替えを行うなど、モチベーションを上げるための働きやすい環境作りを目指すとよいでしょう。

        執筆者  STRATE[ストラテ]編集部

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