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従業員の雇用保険や社会保険の管理、年末調整などの業務効率化のために、人事労務向けの管理システムを導入する企業が多くなりました。
そこで、本記事では、クラウド型システムのDirectHRについて取り上げて、主な機能、特徴、料金プランなどをご紹介いたします。
DirectHRとは
DirectHRは、株式会社エムケイシステムが提供しているクラウド型の人事労務管理システムです。
従業員の入退社手続き、労務管理、マイナンバー管理など、人事労務業務に役立つ機能がいろいろと揃っています。
Web上で書類の閲覧もできるため、ペーパーレス化も実現できます。
DirectHRの特徴・機能
では実際にDirectHRにはどのような特徴や機能があるのでしょうか。
いくつか見ていきましょう。
電子申請ができる
DirectHRの特徴は、入社退社、転勤、介護休業などさまざまな申請手続きを電子化できることです。
簡単ナビゲート搭載でわかりやすいシステムとなっているため、ややこしい手続きもストレスなく進めることができます。
マイナンバー収集ができる
マイナンバー収集が可能なことも、DirectHRの特徴です。
社員へ招待メールを送信すると、本人が直接入力が行えるため、マイナンバーの収集・管理が効率化できます。
マイナンバーの閲覧や利用は、監査ログが残るシステムとなっているため、セキュリティ面での心配もありません。
公文書の管理ができる
DirectHRを使って、離職票、労災通知書などの公文書管理も行えます。
必要な書類を該当社員のmyboxへ入れておけば、社員はWeb上で閲覧可能となり、書類のファイリングや保管、郵送代や印刷代などの手間が省けるようになります。
外部連携
DirectHRには、外部連携機能も搭載されており、e-Govにも対応しています。
外部システムと連携させることで、より便利に活用できるようになります。
DirectHR導入のメリット
DirectHRの強みは、スマートフォンでも利用できることです。
iPhoneとAndroidの両方に対応しており、従業員は自分のスマートフォンから情報閲覧や操作を行うことができます。
また、DirectHRは、セキュリティがしっかりしているという強みもあるのです。
二段階認証やSSL暗号化通信などを採用しているため、社員の個人情報、社外秘などの重要な情報も安心して取り扱えます。
DirectHR上には操作ログも残るシステムとなっていますので、定期的に操作履歴を確認することで、不正操作も防ぎやすくなります。
DirectHRの価格・料金プラン
DirectHRの1ユーザーあたりの月額料金は400円です。
初期費用、更新費用はかかりません。
501名様以上で利用する場合には別途見積もりが必要です。
公式サイトのフォームから、無料トライアル版のお申し込みもできます。
詳細な料金については、要問い合わせです。
2021年3月現在/詳細はDirectHRの公式サイトを確認
DirectHRの注意点
DirectHRの注意点としては、マイナンバーの一括登録ができない点が挙げられます。
1名ずつ登録しなければいけないのでその分の手間はどうしてもかかってしまうでしょう。
ですが、労務管理における基本的な機能は揃っているので担当者の負担を軽減してくれるサービスであることは変わりません。
DirectHRの導入事例・評判
現在、調査中です。
類似サービスとの比較
DirectHRと類似したサービスとしては、株式会社Donutsが提供しているジョブカン労務管理があります。
ジョブカン労務管理の月額料金は、1ユーザーあたり400円です。
サポートや初期費用などはかかりません。
機能としては、帳票作成、電子申請、進捗管理、マイナンバー収集・管理などを搭載しています。
ジョブカン採用管理などほかのシリーズと連携できることも、ジョブカン労務管理の特徴です。
労務管理システムについては以下記事でも紹介していますので是非参考にしてみてください。
DirectHRで人事労務業務の効率化と社内のペーパーレス化を
DirectHRは、さまざまな書類の電子申請、マイナンバー収集、スマートフォン対応などを搭載した人事労務管理システムです。
無料トライアル版もありますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
画像・データ出典:DirectHR公式サイト