• 配膳ロボットの導入事例は?月額99,800円でレンタルできる?

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    レストランチェーン店を中心に配膳ロボットが活躍しています。目にされた方もいるのではないでしょうか。注文すると接客のスタッフではなくロボットが配膳してくれて自立で戻っていくというものです。

    配膳ロボットは数年前から導入されていますが、価格が高額でさらには天井に工事も必要でした。しかし、この度、ソフトバンクロボティクスが工事いらずでスムーズに導入できる配膳ロボットの販売を発表。

    本記事では配膳ロボットの導入を検討されている方に向けて配膳ロボットの現状をご紹介します。

    ソフトバンクロボティクスが月額99,800円でレンタルできる配膳ロボットを販売

    これまで日本国内での配膳ロボットの導入事例は、日本システムプロジェクトが販売している「Peanut(ピーナッツ)」が主流でした。ピーナッツは焼肉チェーン店やラーメンチェーン店などに導入されており、これまでに大きなコスト削減に貢献。

     

    参考価格として海外ロボット販売サイトでは150万円〜180万円程度で販売されており、大手のチェーン店では手が届いても小さな飲食店では導入するのが難しいと思われます。

    ピーナッツは性能が優れているものの、導入するには天井に目印を設置する必要があり、導入までのハードルはやや高いと言えます。

    しかし、この度ソフトバンクロボティクスが発表した配膳ロボット「Servi(サービィ)」なら3年間のレンタルで月額99,800円で導入が可能。

     

    保守費用も込みの料金です。その上工事などの手間なく単体ですぐに導入できるという優れもの。小さな飲食店でもこれなら導入できるのでは?と期待が高まっています。

    サービィの特徴とスペック

    気になるサービィの特徴は、3DカメラとLiDARの機能で障害物を回避し、目的地に料理を配膳します。天井などにセンサーや位置情報は必要ありません。高性能のSLAMで位置情報も正確です。

    60センチの狭い通路でも安定して料理を運ぶことが可能。35Kgまでなら麺類などでも安定して配膳できます。

    配膳スタッフ側は目的地を選んでタップするだけの簡単オペレーションです。配膳が終わったら重量センサーで配膳終了を検知し自動で厨房などに戻ります。

    サービィの大きさは高さが約1mでトレーは直径40センチほど。3段での配膳が可能で大きさも大きすぎずに使いやすい設計です。

    ただし、サービィはフラットな床だけで走行可能ですので段差がある飲食店では導入ができません。連続稼働時間は12時間なので充分な稼動時間といっていいでしょう。

    サービィの販売開始は2021年1月を予定。販売開始に先立ち2020年9月28日から無料体験会を開始しています。気になった方は体験会に参加してサービィの魅力に触れてみてもいいでしょう。

    月額99,800円が安いと感じるのか高いと感じるかも実際に触れてみるとわかるかもしれません。

    ピーナッツとサービィの比較

    これまで主流だった日本システムプロジェクトのピーナッツとはどう違うのか?どっちの方がいいのか?と感じる方に向けて簡単に比較していきましょう。まずは表をご覧ください。

    サービィ

    ピーナッツ

    生産国

    日本製

    中国製

    導入実績

    デニーズ、とんでん、焼肉きんぐ、コスモポリタンを予定

    幸楽苑、焼肉のワタミ、土間土間など全世界で6,000店舗以上

    価格

    月額99,800円(税抜)

    買い取りで約150万円(リースにすると約3万円/月)ただし、利率を1.87%と仮定

    大きさ

    約486mm×462mm×1,051mm

    約500mm×500mm×1,200mm

    耐重量

    35kg

    30kg

    連続稼動時間

    12時間

    10時間

    最高移動速度

    約60センチ/秒

    約1m/秒

    導入条件

    フラットな床

    60センチ幅以上の通路

    天井に目印が必要

    傾斜5度以内のフラットな床

    まだサービィは販売開始していませんので実績はありません。ですので、仕様での比較になっています。

    価格は、単純計算ではサービィの方がやや割高です。3年間の支払総額は約360万円になってしまいます。ただし、月額10万円以下でレンタルできることは魅力になるでしょう。

    大きさはサービィの方がやや小さく小回りが利きそうです。移動速度はピーナッツに軍配が上がりますが、速度を求めるかはユーザー次第でしょう。

    大きな違いとしては、サービィは天井やテーブルなどに位置情報となる目印が必要ないということです。導入が楽なのはサービィと考えて間違いないでしょう。

    ただし、小さな店舗で月額約10万円もかけられるのか?という懸念があります。ピーナッツの販売価格は約150万円ですが、リースを利用すれば月額費用3万円程度で利用可能です。もっと安く配膳ロボットを導入したい場合には、リース契約も検討していくといいでしょう。

    配膳ロボットを導入する効果

    これからも続々導入が見込まれる配膳ロボット。一体どのような効果が見込まれているのでしょうか?

    人件費削減

    配膳をロボットが行うわけですから当然人件費削減につながります。

    1日8時間労働のパート勤務が月に20日間出勤していたとして、時給900円を払っていた場合の給料は144,000円です。例えサービィをレンタルしたとしても、約45,000円の人件費削減につながるでしょう。

    非接触で感染症対策も

    配膳ロボットの利用で接客を非接触で行なえることも魅力。お店としても来店客にしても安心できるでしょう。コロナウィルスの感染予防にもつながります。

    顧客満足度の向上

    これまで配膳にかけていた時間をお客様へのサービスに充当することも可能。お客様からの要望を聞いたり、密にコミュニケーションを図ることで得意客確保にもつながるかもしれません。

    ロボットとのコミュニケーションで顧客満足度のアップ

    来店客はロボットがいることで楽しみや癒し効果を得られる可能性もあるでしょう。「あの店には配膳ロボットがいるから子どもが喜ぶし行ってみよう」と言う客が増えるかもしれません。

    まとめ

    配膳ロボットの普及は2020年を境に日本でもどんどん増えていく見込みです。この度のサービィの導入によってこれまで導入を見送っていた小型店舗にも配膳ロボットが導入しやすくなるでしょう。

    人件費削減を考えるなら人間よりもロボットを利用した方がコストが安く上がる時代です。コロナ禍で少しでも来店客を増やす手段の一つとして配膳ロボットの導入を検討してはいかがでしょうか?

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    執筆者  STRATE編集部