MVPとは?意味や実践するメリットについて

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MVPと聞くと、野球などのスポーツにおいて最も活躍した選手に贈られる称号のことを想像する方も多いかもしれません。

今回解説するMVPとは、ビジネスシーンにおいて用いられる言葉で、知らないと思わぬ誤解を招いてしまう可能性もあります。

本記事では、MVPについて解説しますので、参考にしてください。

MVPとは?

MVPとは、「Minimum Viable Product」の略で、顧客に提供することができる最小限のプロダクトのことを指します。

完成された製品やサービスではなく、顧客が抱える課題の解消に必要な最低限の数量や状態のプロダクトを提供し、顧客からのフィードバックなどを受け、新機能の追加や改善に取り組みます。

なぜMVPを活用するのか、最大の目的はプロダクトの仮説検証にあります。

MVPを作り、一度市場にリリースし、顧客からの反響を収集することで、必要な機能や改善点を見出し、仮説検証を行うことで顧客のニーズにあったプロダクトの完成につなげることができます。

MVPを作成するメリット

なぜ完成度の高いプロダクトではなく、MVPを作成して市場にリリースするのか、その主たるメリットは、理想的なプロダクトの作成にかかる時間やコストを削減できる点にあります。

完成度の高いプロダクトを作成するためには、企画段階から市場にリリースするまで、多くの時間とコストが必要となります。

しかし、プロダクトリリース後に、重大な欠点が見つかり、大幅な修正が必要となってしまうと、これまでに費やしたコストが無駄になってしまいます。

MVPを作成することで、必要最小限の状態でプロダクトを市場にリリースすることができるため、時間とコストを削減した上で、顧客の反応を見ることができ、万が一重大な問題があった際にも、早期に発見することが可能となります。

MVPを活用してより優れたプロダクトを開発しよう

MVPについて、解説しました。

MVPを活用することで、より優れたプロダクト開発を、時間とコストを抑えて実現することができるため、商品・サービス開発について、課題を感じている方は、MVPを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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