コア視聴率とは?測り方や特徴をわかりやすく解説

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どれくらいの世帯が番組を見ているか、どのような年代からの支持率が高いかなど、テレビ業界においては視聴率が番組制作の指標となります。

しかし、一口に視聴率といっても個人視聴率や世帯視聴率など、様々な種類に分類されることをご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか。

本記事では、コア視聴率について解説しますので参考にしてください。

コア視聴率とは?

コア視聴率とは、コア層と呼ばれる13歳〜49歳までの男女の個人視聴率のことを指します。

テレビ業界における視聴者区分で言うところのT層とM1~M2層、F1~F2層に該当しています。

コア層は、CM経由による商品購入意欲の高い視聴者層であるため、TV業界では、CM出稿のためにも、このコア層に響く番組を作ることが重要となります。

コア層は、ファミリー層が多いため、家族で楽しめる番組を作ること、話題となるCMを出稿することが意識されています。

コア視聴率の測り方

コア視聴率は個人視聴率に含まれます。

個人視聴率の測り方は、テレビに「ピープルメーター」という専用機器を取り付けることで計測できます。

ピープルメーターに個人データを登録しておくことで、視聴者の様々な属性を把握することができ、視聴率だけでなく、視聴者層の年代や職業などのデータを把握することが可能となります。

ピープルメーターを設置しておくことで、リアルタイムの視聴率だけでなく、録画番組の7日以内の再生率を表す「タイムシフト視聴率」を計測することも可能です。

コア視聴率はCM出稿にも有効

コア視聴率について解説しました。

これまでは、テレビCMはターゲティングや、出稿後の効果検証がしづらい点が難点でした。

しかし、個人視聴率によって様々な情報が把握できるようになったことで、多角的に分析、ターゲットを絞ったCMを作成、出稿することが可能となっています。

コア視聴率は今後のテレビ業界において、重要な指標といえます。

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