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Pardot(パードット)とは?
Pardotとは、Salesforce.comによるマーケティング・オートメーション(MA)ツールです。Salesforce CRM・Salesforce SFAとの連携により、リード作出から、商談・カスタマーサポートまで、顧客体験を一気通貫に効率的に管理できます。
マーケティング・オートメーションによる効率化を強力に推進できると同時に、マーケティング活動のために必要な機能はすべて備えているツールです。
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(4.5)
月額費用 | 100,000円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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SHANON MARKETING PLATFORMとは、株式会社シャノンが運営している国産MAツールです。 日本の商習慣に合わせた名刺管理、集客、リード創出・リードナーチャリングの機能には定評があり、特にオンライン・オフライン接点を統合的に管理したアプローチイベント管理機能(トリ)に強みがあります。
多様かつ複雑なマーケティングチャネルに対応
SHANON MARKETING PLATFORMでは、リード管理やシナリオ、スコアリング、メール配信、LINE連携、SMS、動画視聴履歴といった豊富な機能を開発・改善しています。 そのため、日々複雑化していくマーケティングチャネルに対して柔軟に対応することが可能です。
リード情報をもとに細かな細分化が可能
SHANON MARKETING PLATFORMは、リードの属性だけでなく、デジタル・アナログ両面での行動履歴を蓄積することができるため、一人ひとりに最適化されたアプローチを実現します。
充実したサポート体制
MAツールをどのように活用すれば良いのかわからないという方でも、SHANON MARKETING PLATFORMであれば安心です。 導入前からの手厚いサポートを用意しており、導入企業専任のカスタマーサクセス担当者がアサインし、伴走したサポート体制を構築しています。
Pardotの特徴は?
Pardotの特徴として、次の3点が挙げられます。
1. オートメーションが強力。早い。
分析・レポートがリアルタイムのうえ、直感的操作可能でレポート作成まで時間がかからない。
2. 広い施策をカバー可能
多機能で、リードナーチャリングはメール・Webコンテンツ・SNSをカバーして行うことができるので、思い通りの施策が打てる。マーケティングのROI(Return On Investment)を測定するレポートも多彩で見やすい。
3. 営業連携に優れる
Salesforce SFAとCRMとのリアルタイム連携が可能。スコアリング機能もあることから、ぱっと見で情報共有が簡単。アカウントベースドマーケティング・インサイドセールスの一気通貫プラットフォームとして使える。
これらの優れた特徴のため、特にBtoBビジネスでは中小から大企業まで規模にかかわらず多くの利用を獲得してきた実績があります。
ユーザーの傾向として、Pardot単体で利用するユーザーはそれほど多くなく、SFA/CRM連携機能を大半のユーザー企業が活かしています。このことから、マーケティングの数字と、営業の数字双方の改善に有効なMAツールといえるでしょう。
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Pardotの機能
既にみたように、Pardotの魅力的な特徴により、世界中のユーザーの導入実績があるPardotですが、多彩で優れた機能に人気は支えられています。そこで、もう少し細かく機能を見て、魅力の神髄に迫りましょう。
リード獲得
・各種フォームによるリード情報管理
・WebとCookie 情報との紐づけ
リード獲得機能の主なものとして、フォームによるフィードバックと、Web訪問者のCookie情報と、各種のリード情報との紐づけが図れる機能があります。これらの機能により、特定のセグメントをすばやくリードに変える力があります。Cookie情報10年の保管が可能で、プロダクトライフサイクルが長い業種での利用にも不便がありません。
リード育成
コンテンツ作成および連携
・ランディングページ作成
・SNS連携
・オウンドメディア・ブログ作成
リードとのコミュニケーションを通して、リードを育成する機能も多彩です。Webのランディングページで、キャンペーンページを作成する・SNS連携を行うといったことはもちろん、ブログの作成と管理・運用もすべてPardotの画面を通して行うことができます。マーケティングの最もクリエイティブで手間がかかる部分も、直感的操作によりストレスなく、効率的に行うことができます。
ターゲティング・キャンペーン管理
・スコアリング設定
・シナリオ作成
Pardotの機能的特徴の一つに、スコアリング設定機能があります。スコアリング機能が特に役に立つ場面は、マーケティングにとってはキャンペーンのターゲットを設定する場面であり、また、営業にとってはフォローを行う場面です。
ダッシュボードでの情報共有を確実にし、双方の部署が同じ前提に立ってアクションを起こすことを可能にするのがスコアリングによる評価、ということができます。
また、エンゲージメントスタジオによるシナリオ設定も、マーケティングから案件クローズまでを想定して行うことができます。ドラッグアンドドロップでほぼ完結し、操作性も優れています。
メールマーケティング
・メール作成・配信
・ステップメール
基本の機能ですが、ステップメールに対応していますので、この機能を重視する場合Pardotは最良の選択肢の一つとなるでしょう。
分析・レポート
・クローズドループレポート機能
・ライフサイクルレポート機能
・検索連動型広告レポート機能(Google Adwords連携)
・ダッシュボード
レポート機能に優れたPardotですが、クローズドループレポート機能で、キャンペーン等の打った施策の効果測定とコストが簡単にわかることは強みです。また、SFAとの連携が必要ですが、ライフサイクルレポート機能によれば売り上げ情報とも合わせて施策の効果が認識できます。
営業連携
・リアルタイムアラート
・SFA/CRM連携
リアルタイムアラートで、見込み客の動きをマーケティング・営業双方のサイドから追跡できること、SFA/CRMで双方のコミュニケーションがシームレスに取れることで、営業連携機能が十分に利用できます。
注意点
非常に多機能で、なんでもできるPardotですが、若干スコアリングの設定やレポートの自社に合わせたカスタマイズ設定には慣れが必要です。すでにスキルを持っているメンバーが行うのは問題がないですが、そんなにこれらの機能に習熟しているメンバーが多くはいないことから、100%完全稼働までには時間がかかるケースもあるようです。前提として、CRMとして少なくともSalesforceを利用していることが導入から本格稼働までの時間を短縮する要因と見られます。
Salesforceとの連携でさらに効率化
PardotはSalesforceとの連携でさらに効率的に利用することができます。
- Salesforce側にPardotのアプリケーションをインストール
- SalesforceでPardot連携用ユーザーに権限付与
- リード項目と取引先責任者の項目をマッピング
以上の3ステップで簡単に連携が可能になります。
Salesforce側からPardot AppExchangeをインストールし、ユーザーに権限を付与するのですが、この際に注意が必要なのは権限を付与されるユーザーが「API の有効化」、「プロファイルと権限セットの管理」、「すべてのユーザーの参照」、「設定・定義を参照する」権限を有していなければいけません。
Pardotを導入するメリット
見込み客が発見しやすくなる
Pardotは見込み顧客発見のための機能が多数搭載されています。
Webトラッキング、スコアリング機能、グレーディング機能によって顧客に合わせた営業活動が可能になります。PardotはBtoBマーケティングやBtoB営業に強みを持っていますので、Pardotを使用することで成約確度の高いリードを選んで的確に営業をすることでコンバージョン率も向上すること間違いなしです。
Salesforceユーザーなら大きなメリット
もともとSalesforceを利用しているというユーザーであれば、Pardotと連携させることでさらに効率的に活用することができます。
SalesforceからPardotに顧客情報を連携させれば営業活動に効果的に活用することができます。
連携ができないCRMとMAツールを使っている場合は管理に手間がかかりストレスになってしまいますがSalesforceとPardotであればスムーズに営業活動にデータを活かせる環境が構築できます。
Pardotの価格
Pardotの料金プランは3つに分かれており、それぞれで使用できる機能が異なります。一番人気は、スタンダードなPlusプランのようです。
Growthプラン:150,000円(税抜)・年間契約
Plusプラン:300,000円(税抜)・年間契約
Advancedプラン:480,000円(税抜)・年間契約
それぞれの詳細な機能については、公式サイトよりお問い合わせください。
2020年11月現在/詳細は公式サイトを確認
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口コミ/利用企業の評判
世界中で好評のPardotですが、日本の企業ではどのように受け止められているのでしょうか。Pardotの評判をご紹介します。
「リードの管理が非常に優秀。マーケティング活動の数字がよく見える。」
リードの管理は、e-mailアドレス一つから多くの情報を1つのページに集約・統合できるところが素晴らしいと思う。
アカウントベースドマーケティングを徹底しておこなうことができる。Salesforce CRMとそのAI機能もPardotのおかげで使いやすくなり、効率化も図ることができたと思える。
マーケティングの数字がROI・リード当たりまたは施策当たりのコストとして比較的に容易に把握できることから、マネジメント層に説得材料を十分に提供できるのもいい。
(ITサービス/ディレクター)
「コンテンツ作成の効率性が前評判以上によい。さすが世界レベル。」
使いこなすのには国産ではないからか、自分の目からは随所に時間がかかる面があった。でも使いこなすと手放せない。営業との連携強化のためにCRMに続き導入したが、コンテンツ作成の効率性が上がったのはあまり予想していなかった。
早いだけでなく、ダッシュボードのカスタマイズも非常に便利で、多くの切り口から分析が可能。質的にもこれが世界レベルなのだろうと、感心した。
(製造業/マーケティング)
Pardotの使用感レビュー
では、実際にPardotを利用して、その使用感や効果を実感したポイントはなにか、マーケティング部員であるユーザーの使用感レビューをご紹介しましょう。
導入の前提条件はやはりSalesforceを利用することか?
CRMとしてSalesforceを使っていると、このPardotの機能のすごさがわかるのではないでしょうか。
連携は簡単な設定ですぐできるので、初日から利用が可能です。リード創出もクイックでよいのですが、まず使い始めてすぐにやったことは既存のOpportunity に対する施策の整理です。ここで関係者一同「導入してよかった」との感想を持ちました。
他のサードパーティSFA/CRMとの連携は別に費用が掛かりますし、拡張性の高いSalesforceシリーズでプラットフォームごと導入しておくのがベストと思います。
オートメーション機能は強力。セミナー直後から営業が動き出す。
あらかじめイベントはスケジュール化しており、キャンペーンやセミナーの前後に、WebコンテンツやSNSの強化を行うことにしています。
「できるだけ営業の起動を早くする」課題に対して、効果が導入から早い段階で出たことにも満足しています。セミナー準備から、ターゲットの絞り込み・商談開始日数平均日数を4分の3にまで短縮できたのが導入から2か月目でした。コストの面もセミナーのコストの比較ではかなり効果はあったのですが、まずはスピード面に効果を実感しました。
PardotのUIはシンプルで美しい
UIについて、CRMのほうはカスタマイズが過ぎたのか、あまり好意的な見方をしていませんでしたが、Pardotはより直感的・よりシンプルでわかりやすいUIを持っています。欲を言えば、数字がもう少し目立つように見せてくれてもいいかもしれない、と思いますが、アカウント情報の見やすさと、マーケティングサイドで行う操作はシンプルで画面上わかりやすいのも大変良いと思います。
Pardot導入で得られる効果
1つのプラットフォームで複数サービスが使える
PardotはSalesforceとの連携を前提した使い方が考えられており、Salesforce社が提供しているCRMやBIを利用する際にもSSO(シングルサインオン)ができるようになるので何度もログイン入力をする必要がなくなります。
MA以外のサービスも利用しやすくなる
Salesforceと連携して複数のサービスが管理画面から簡単に使えるようになることで、それまでCRMの活用に消極的だった社員も自然と活用できる環境が構築されていくので、社内でSaaSツールに対する利用が積極的になるというメリットがあります。
類似サービスとの比較
Pardotとの類似サービスとしてはMarketoやBowNowなどが挙げられます。これらのサービスを料金面や機能面で比較すると以下の通りです。
サービス名 | 料金(月額) | 初期費用 | 最低利用期間 | 特徴 |
Pardot | 150,000円〜 | 0円 | 1年〜 | ・Salesforceとの連携に強み ・高い確度のリード獲得 |
Martketo | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・リード育成の自動化が可能 ・リードのステージ管理が可能 |
BowNow | 5,000円〜(フリープランあり) | 0円 | 1年〜 | ・国産MAツール ・期間無制限のフリープランあり |
料金面の比較としては国産MAツールであるBowNowが期間無制限のフリープランを提供しているのでおすすめです。
機能面の比較としては、すでにCRMツールとしてSalesforceを利用している企業であれば顧客管理と営業活動を効率的に連携できるPardotがおすすめです。
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まとめ
Pardotが各種レポート機能や、SFA/CRM連携で効果を出しやすいMAツールであることに定評があります。
口コミ・使用感レビューにおいても、効果を実感しているとの声を聴くことができました。自社の課題から最適なMAツールを選ぶために、Pardotの強力なオートメーション機能や、レポーティング・スコアリングの活用も検討対象に入れてみてはいかがでしょうか。
画像・データ出典:Pardot公式サイト