データの収集、分析などの作業は大変な手間がかかることから、近年は便利なツールを導入して、一元管理を行う企業が増えて来ました。
そこで、本記事では、マーケティングに特化したツールのDatorama(デートラマ)を取り上げて、特徴、機能、価格などについてもご紹介いたします。
Datoramaとは
index
Datoramaは、Datorama Japan株式会社が提供しているマーケティング インテリジェンス·プラットフォームです。
多彩な機能を搭載し、データ統合や可視化もしやすいことから、世界中の企業やマーケターたちが利用しています。
Datoramaの特徴·機能
ではここからDatoramaの特徴や機能を紹介していきます。
マーケティングデータを自動で統合できる
Datoramaの特徴は、さまざまなマーケティングデータを自動で統合やアップデートができることです。
膨大なデータも一元管理が可能となるので、作業の手間が省けるようになります。
データベース系、クラウドストレージ、ビッグデータなどいろいろなマーケティング系APIも用意されていますので、操作も非常に簡単です。
AIによるデータファイル分析
AIによるデータファイル分析ができる点も、Datoramaの特徴です。
TotalConnectによって、データクレンジング、マッピングなどの作業を自動化する機能を搭載しており、あらかじめ更新時間を設定しておくことで、EメールやSFTPを経由した自動更新も可能となります。
Datorama Genius
Datoramaには、KPIを分析してくれるDatorama Geniusもあります。
マーケターの代わりに、統計などさまざまな分析を行い、相関性の高いデータを表示することや最適化したパスの提案もしてくれます。
Datorama Advanced Analytics
マーケターに合わせて指標やデータモデル作成をサポートすることや予測モデルの提案などを行ってくれるDatorama Advanced Analytics機能も搭載されています。
Datoramaの強み
Datoramaの強みは、操作性です。
クリック操作だけでデータを統合したり、紐付けしたりなどの作業を行うことができるため、直感的に取り扱うことができます。
また、スタッフ同士でデータの共有がしやすいことも、Datoramaの強みとなっています。
ダッシュボードやレポートなどの情報をPDF形式、安全なリンクの作成など、いろいろな方法でシェア可能です。
Webサイトのほかに、モバイル端末からもデータへアクセスできるので、出張、リモートワークなどでも活用できます。
Datoramaの価格·料金プラン
Datoramaの価格や料金プランなどは、公式サイトには掲載されていません。
詳細な料金については、直接お問い合わせが必要です。
2020年12月現在/詳細は公式サイトを確認
Datoramaの注意点
Datoramaの注意点は、本社がアメリカを拠点にしている外国企業であるため、公式サイトが若干わかりにくいことです。
一応、日本語の公式サイトも用意されていますが、会社概要ページは英語サイトへリンクされています。
日本国内にもオフィスがあるので、日本語で問い合わせたい場合にはそちらへ連絡してみてください。
Datoramaの導入事例·利用企業からの評判
Datoramaの導入でCPAが1/10まで削減できました
“マーケティングを一元管理できる仕組みが必要だったので、Datoramaを導入しました。PDCAサイクルが高速化されてCPAが1/10まで削減しました。また、広告宣伝グループのメンバーたちの間で、「データを見る」という意識が浸透するようになったので良かったです。”(ダイキン工業株式会社様)
事例参考:MarkeZine公式サイト
付加価値の高い作業に多くの時間を使えるようになりました
“Datoramaはマーケティングチームに対して良い影響をもたらし、付加価値の高い作業に多くの時間を使えるようになりました。”(デジタルマーケティング·リーダー ニック·ワディラ様 )
類似サービスとの比較
Datoramaと似たようなツールとしては、株式会社シャノンのSHANON MARKETING PLATFORMがあります。
SHANON MARKETING PLATFORMは、見込客管理、リード管理などさまざまな機能を搭載したクラウドアプリケーションです。
データの統合管理の自動化機能など、Datoramaと類似した機能も備わっており、API連携も可能です。
Datoramaでマーケティングデータの一元管理を
データの自動統合やAI分析などマーケティングに役立つ機能が搭載されているDatorama。
操作が簡単なDatoramaの導入でデータ一元管理や作業効率化を図ることができるので、本記事を読まれた方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像·データ出典:Datorama公式サイト