Z世代とは何歳からを指す?特徴や年齢について解説

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ひと昔前に「ゆとり世代」という言葉が多く聞かれたように、昨今では「Z世代」という言葉が多く使われるようになりました。

漠然と、若者世代のことを指す言葉だとはわかっていながらも、Z世代とは何歳からを指すのか、どのような特徴があるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

本記事ではZ世代について、概要や特徴などを解説しますので参考にしてください。

Z世代とは

Z世代とは、アメリカ発祥の世代分類を表す言葉で、ZとはジェネレーションZというアメリカの言葉から来ています。

Z世代は、明確に定義されているわけではありませんが、1990年代後半から2012年頃までに生まれた世代を指すことが一般的です。2023年時点では10歳前後の人から25際以下の人が該当するでしょう。

Z世代の前の世代はミレニアル世代と呼ばれており、1980年〜1995年の間に生まれた世代のことを指し、このことからZ世代は「ポストミレニアル世代」と呼ばれることもあります。

Z世代は2022年時点で、世界の人口の25%を占めており、世界的にみると消費を担う世代と言えます。

このこともあり、Z世代を対象としたマーケティングを積極的に実施している企業も多い状況です。

Z世代の年齢

Z世代は、アメリカでは1990年代後半から2012年頃までに生まれた世代を指すと言われており、2023年時点では10代〜2歳以下の若者をZ世代と呼びます。

日本では、Z世代に含まれる20代の人口は減少している反面、世界的に見ると人口は増加している傾向にあります。全世界で見てもZ世代は人口の25%を占めており、今後の世界の中心となる世代と言えるでしょう。

Z世代の特徴

Z世代はデジタルネイティブ世代

Z世代は生まれながらにインターネットやパソコン・スマートフォンに囲まれている環境が当たり前のデジタルネイティブな世代です。

以前は、テレビや雑誌などから情報を収集するのが当たり前だった世代と違い、Z世代はYouTubeやSNSといったインターネットを介した情報収集、コミュニケーションに時間を割いている人が多く、その反面、TVの視聴時間は短いものとなっています。

テレビなどから与えられる情報を無差別に取得するのではなく、自分に有益な情報を取捨選択することが幼少期から当たり前となっている人も多く、限られた時間を如何に有効的に使うか、という価値観を持ち合わせている点に特徴があります。

価値観の変化

Z世代は、コスパよりもタイパを選ぶ傾向にあります。

タイパとは、タイムパフォーマンスの意味で、コスパを意味するコストパフォーマンスとは対比的な言葉です。

限られた時間の中でどれだけ効率的に情報を取得するか、どれだけ満足感が得られたか、といった時間における成果に価値を見出します。

また、ファストファッションやSNSでの多様性が溢れていることもあり、ハイブランドや有名ブランドに対するこだわりが低い点もZ世代の特徴です。

自分の価値観に合うものや、商品・サービスに込められた想いを重視、インフルエンサーがおすすめしているものを選ぶなど、多様性の中から自分で取捨選択する人が多い傾向にあります。

社会問題に興味関心が高い

Z世代は多様性を受け入れ、人種やセクシャリティ、性別といった他社との違いに対して排除する傾向が低い傾向にあります。

また、環境問題や人種差別などの社会問題に対する関心が強く、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む人が多いのもZ世代の特徴と言えます。

Z世代はリーマンショックや終身雇用制度の崩壊といった不安定な社会情勢をみてきたため、現実主義的な傾向が強く、夢よりも安定を求める傾向があるとも言われています。

なぜZ世代が注目されている?

消費の中心となりうるから

Z世代はまだ若く、消費の中心とは言えませんが、今後、社会人になった時を考えると、2031年頃には世界の収入の25%以上を占めるとも言われています。

そのため、消費者として、今後世界の中心を担うことになる観点から、注目している企業も多い状況です。

これまでとは違う価値観を持っている点

デジタルネイティブなZ世代は、これまでとは違う価値観を持っている傾向が強く、従来のマーケティングが通用しない場合があります。

そのため、企業は早くからZ世代の傾向について分析し、理解を深めようと注目しているのです。

Z世代は今後世界の中心になる世代

Z世代について、概要や特徴を解説しました。

Z世代は、価値観や育ってきた環境がこれまでとは違うため、マーケティングや広告においても今後注目されています。

今後、消費の中心となるZ世代を、今のうちから意識しておき、マーケティングに取り組みましょう。

50代から60代以上の6割以上の方がZ世代という言葉を知っていると回答【Z世代に関するアンケート】

株式会社SheepDog(東京都品川区)が運営する、ITツール比較サイト・STRATE[ストラテ]は、2023年2月に『Z世代に関するアンケート』を行いました。

調査概要

対象者:全国の59歳〜69歳の男女

サンプル数:300人

居住地:宮城県,東京都,愛知県,大阪府,福岡県

調査方法:ネットリサーチ

アンケート実施日:2023年2月8日

調査メディア: STRATE[ストラテ]:https://strate.biz/

【質問:Z世代という言葉を知っていますか?】

質問に対しての回答選択肢は以下

1.知らない
2.知っている

50代~60代以上の男女を対象とした「Z世代という言葉を知っていますか?」というアンケートで最も多かった回答は「知っている」で68%でした。

次いで多かったのが知らない」の32%で、全体の68%の方がZ世代という言葉を知っていることが分かりました。

【50代から60代以上の6割以上の方がZ世代という言葉を知っていると回答】

50代から60代以上の男女のZ世代という言葉を知っていると回答した割合を男女別でみてみますと、男性が68%、女性が68%という結果になりました。

50代から60代以上の男女が同率で68%の方は、知っているということが分かりました。

【60代以上の男女の36%の方はZ世代という言葉を知らないと回答】

Z世代という言葉を知らないと回答した割合を年代別でみてみますと、50代男性が28%、50代女性が28%、60代以上男性が36%、60代以上女性が36%という結果になりました。

60代以上の男女が同率の36%で、Z世代という言葉を知らないことが分かりました。

 

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