ブレーンストーミングとは?押さえるべきルールと4原則について

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    ブレーンストーミングとはさまざまな角度から数多くのアイデアを出す会議手法です。アメリカの実業家が社内会議で取り入れていた方法だとされており、優れた発想法として活用されています。

    今回はブレーンストーミングのルールや原則について解説します。実際にブレーンストーミングを活用できるようにやり方や流れについても紹介していますので、最後までお読みください。

    ブレーンストーミングとは

    ブレーンストーミングとは集団でアイデアを出し合う会議手法のことです。さまざまなアイデアを複数人で出し合うため、1人では思いつかないような新しい視点や発想を得ることができます。新商品の開発や、今までにない新しいサービスを生み出したいとき、課題を解決したいときにも活用できる手法です。

    ブレーンストーミングを行う際の4原則

    ブレーンストーミングには守るべき4つのルールがあります。複数人がやみくもに発言するだけの場ではないからです。参加者全員がルールを守るからこそ、新しいアイデアを生み出すことができます。

    以下の4原則を押さえてブレーンストーミングを実施しましょう。

    批判はしない、結論を出さない
    自由な発想を受け入れる
    質より量を重視する
    アイデアを発展させる

    原則1:批判はしない、結論を出さない

    出てきたアイデアに対して批判をしてはいけません。結論を出すこともNGです。批判は発言を萎縮させますし、結論を出してしまっては会話が終わってしまいます。ブレーンストーミングでは、さまざまなアイデアを出すことが重要なため、批判はもちろん判断や結論は行いません。

    原則2:自由な発想を受け入れる

    今までの常識では考えられないようなアイデアが出てきた場合も受け入れる必要があります。斬新なアイデアから解決の糸口へとつながる場合もあるからです。既成概念に囚われず、自由な発想から得られるアイデアを大切にしましょう。

    原則3:質より量を重視する

    質の高いアイデアを1つ出すより、数多くアイデアを出すことが重要です。質の高さを求めると、頭の中でアイデアの取捨選択が行われます。その結果、今までと似たようなアイデアになる可能性が高くなってしまいます。質にこだわらず、多くのアイデアを出すことを心がけましょう。

    原則4:アイデアを発展させる

    数多く出てきたアイデア同士を組み合わせて、別のアイデアを考えていきます。1人でアイデアを出すだけでなく、他人の考えに便乗し、さらに新しいアイデアを生み出せないか考えていきましょう。集団でアイデアを出し合っている利点を活かしたルールといえます。

    ブレーンストーミングのやり方・流れについて

    ブレーンストーミングを効果的に行うために、基本となるやり方や流れを解説します。

    ブレーンストーミングのやり方

    ブレーンストーミングを行う際には3つのポイントを意識すると効果的です。

    参加人数は10名以下に
    参加メンバーは立場の違う人を集める
    制限時間を決める

    まずは参加人数についてです。人数に制限はないのですが、5名から7名もしくは10名以下が望ましいとされています。参加人数が多い場合は、3名ごとなどのグループで話し合い、その成果を発表するやり方もあります。

    参加メンバーは立場が違う人を集めると効果的です。立場の違いによって多角的なアイデアが期待できます。年齢や役職、性格などから参加メンバーを決めるとよいでしょう。

    最後に制限時間についてです。アイデアを出す時間に制限を設けることが重要です。時間に制限がないとダラダラと考えてしまう可能性があります。これでは多くのアイデアは出せません。制限時間を設け、時間内でアイデアを出し切ることを意識しましょう。

    ブレーンストーミングの流れについて

    ブレーンストーミングをスムーズに行うためには、目的と参加者の役割分担を明確にすることが重要です。ポイントを以下にまとめます。

    会議を行う目的を明確にする
    司会進行役を決める
    書記を決める
    大きめの紙や付箋、カードなどを準備し、全員がアイデアを目に見える形にする
    参加者もアイデアをメモし、新しいアイデアを生み出せないか考える

    ブレーンストーミングは自由な発想で多くの意見を出すことが重要ですが、実施する目的は明確にしておきましょう。目的を明確にしておくことで、参加者が同じ方向に進みやすくなります。

    複数人で行うブレーンストーミングでは司会進行役の存在は欠かせません。参加者に多くの意見を出してもらうための問いかけや雰囲気作りが重要です。

    書記は出てきた発言をそのまま書くことがポイントです。書き方としては単語をそのまま書いていきます。出てきたアイデアをあとで並べ替えやすいように、カードや付箋を準備すると便利です。

    参加者は司会進行役や書記に協力的な気持ちでいることが重要です。積極的に発言することや、わかりやすい言葉で話すことを心がけましょう。

    ブレーンストーミングのメリット・デメリット

    ブレーンストーミングの最大のメリットは、多角的な視点から見たアイデアが、短時間で数多く得られることです。1人で考えていると自分の思考のクセなどで意見が偏る可能性があります。1人で多くのアイデアを出すためには時間もかかることでしょう。

    アイデアの数が多ければ多いほど、最良のアイデアが出る確率が上がります。アイデアを短時間で数多く出せることは最大のメリットといえるでしょう。

    ブレーンストーミングのデメリットは、雑談の場となってしまう可能性があることです。目的に沿って発言することが前提ですが、自由な発想でアイデアを出していいため、目的にはそぐわない話題も出てくるでしょう。

    他にも発言することが得意な人ばかりがアイデアを出す場合や、まったく発言できない人も出てきます。ブレーンストーミングを行う目的を参加者に周知させる必要があるでしょう。

    ブレーンストーミングはアイデア出しに優れた手法

    ブレーンストーミングは新しい発想を得るための優れた会議手法です。効果を最大限に活かすためには、参加者全員がブレーンストーミングを行う目的を理解し、ルールに基づいてアイデアを出していくことが求められます。まずは少ない人数でブレーンストーミングを実施し、雰囲気をつかんでみるとよいでしょう。

        執筆者  STRATE[ストラテ]編集部

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