モチベーションクラウドとは?
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モチベーションクラウドは、株式会社リンクアンドモチベーションが販売している「人事評価システム」です。
国内ではソフトバンクやポーラ、JCBなど有名企業で導入されていて、6,620社以上、157万人以上のデータベースを利用した組織状態の数値化が実現できます。
5,020社、116万人の実績を持つ組織のモノサシ「エンゲージメントスコア」を利用することで、組織状態を定量化し、組織の問題解決をサポートします。
モチベーションクラウド導入のメリット
メリット①:組織状態を数値化できる
どの企業でも経営指標を掲げていますが、組織状態の指標を持つ企業は多くはありません。
指標がなければ、従業員への満足度調査や離職率を元に組織状態を把握することになります。
ですが、定量的な評価とはならない上に、対応が後手に回る危険があります。
モチベーションクラウドでは、「エンゲージメントスコア」で組織状態を定量化し、PDCAサイクルを回しながら組織状態の改善に役立てることができます。
メリット②:従業員の本音を収集できる
組織の問題解決を行うには、まずは問題を明確にする必要があります。
問題を明確にするためには、組織に対しての従業員からの率直な意見を集めることが欠かせません。
モチベーションクラウドでは、匿名でのアンケートが用意されていて、誰かには相談しにくい、従業員の本音を集められます。
アンケートの回答に必要な時間はたったの20分。
操作も簡単なので、業務に負荷をかけずに運用できます。
メリット③:組織状態を分析できる
アンケートを収集したデータは、AIが自動で解析し数値化します。
他社比較、項目比較、属性比較など、様々な角度から分析ができますので、「自社の組織状態における課題は何か?」客観的・定量的に把握することができます。
メリット④:改善が必要な部署を特定できる
部署ごとのエンゲージメントスコアの比較が可能です。組織状態を改善するために、注力すべき部署が明確になります。
無料セミナーを開催
モチベーションクラウドではモチベーションクラウドの紹介はもちろん、エンゲージメント向上のために何が有効なのか、組織診断を活用するポイントなど様々なアジェンダでセミナーを開催しています。
料金は無料なので、意欲さえあればどんどんナレッジを吸収できる機会があります。公式ホームページより氏名やメールアドレスといった基本情報を入力することで先着で予約することができます。オンライン開催しているものが多いので遠方の方でも気軽に参加ことができます。
料金プラン
モチベーションクラウドは利用人数に応じた料金になり、一般には公開されていません。詳しい料金は、公式サイトからお問合せください。
2020年11月現在/詳細は公式サイトを確認
無料デモ
モチベーションクラウドでは公式サイトから氏名やメールアドレスを入力することで無料のデモを体験することができます。デモを見ることで、自社での利用イメージを持ちやすくなるので導入前には一度デモを試してみることをおすすめします。
サポート体制
モチベーションクラウドでは大手企業での組織人事に関するコンサルティング経験が豊富なコンサルタントが多数在籍しています。企業ごとに違う組織の課題も多くの組織改革に携わってきたサポートなので適切なアドバイスを受けることが可能です。
また、エンゲージメントが高い企業を招いて講演をしてもらうカンパニーセッションや、モチベーションクラウド導入企業の経営者同士での交流を目的としたディナーの開催、ライセンス付与型の組織開発のプロからナレッジ共有が受けられるコースも開催しています。
利用企業からの評判·口コミ
組織課題の可視化が実現できました
“組織改革を進めるためにデジタル化を推進した結果、ミドル層からの反発が強くなってしまいました。モチベーションクラウドを導入したことで組織の状態を可視化することができ、事業戦略とは何かを改めて社員に理解してもらうことができました。”(オルビス株式会社様)
退職率が大幅に減りました
“モチベーションクラウドを導入するまでは採用しても早期に退職してしまい属人化に至ってしまう悪循環でした。モチベーションクラウドを導入してからは離職率の原因をしっかりと分析することができ、導入2年で2桁あった離職率を1桁まで減少することができました”(株式会社エイチームブライズ様)
SNSでの評判·口コミ
モチベーションクラウド凄い!数値結果しか見ていませんが課題と感じていること、売上、利益が全て連動していることが改めて理解できたような気がする!
時間はかかると思うけど様々な問題が明確になりこれから楽しみになってきました。#モチベーションクラウド #オールハウス— なーぼーCEO コーポレートスローガン「未来のくらし 楽しく シンプルに」 (@nabo0701) May 28, 2019
弊社ではモチベーションクラウドを立ち上げから開発させて頂いており、社内でも導入しています。マネジャーに対してこれまでは「なんでできないの?」と詰めるマネジメントをしていた。でもいろいろな人に指摘され、「一緒に考えよう」と寄り添う形に変えた。結果、スコアが20pt以上劇的に改善した。
— 京和将史@TeamTech社長/チームワークとテクノロジーで社会を変革する起業家 (@MKyowa_TeamTech) March 3, 2020
類似サービスとの比較
ここでは人事評価システム3サービスを簡単にご紹介し、モチベーションクラウドと比較します。
HRBrain
人事評価の目標や面談記録を一覧管理できるので、これまで学校の通信簿のように個別に人事評価を行っていた企業にとっては、大幅な効率アップが期待できます。
コンピテンシークラウド
人材評価は勿論のこと、評価データと連動させて、給与シミュレーションや賞与シミュレーションを行えます。人材コストを重視した人事評価を目指す企業におすすめです。
タレントパレット
タレント名鑑のような顔写真付きの人材一覧が特徴で、視覚的に操作することができます。また、個別に実施したアンケート結果を踏まえて、AIが組織に馴染めるかを自動的に判断する機能が搭載されています。
モチベーションクラウドと類似製品との比較
HRBrainなどの一般的な人事評価システムの価値は、「人材のスキルや経験を可視化して、人材評価を効率的に行える」ことです。
一方、モチベーションクラウドの価値は、「従業員の意見を取り入れて、組織の課題を明確にできる」ことです。
システム導入を検討する際、「エクセルで管理している人事評価をシステム化して効率化したい」ことが主な導入目的であれば、モチベーションクラウドを採用するメリットは少ないでしょう。
モチベーションクラウドはこんな企業におすすめ
- 働き方改革には、ノー残業などの表面的な施策だけではなく、エンゲージメント(愛社精神)が大切だと考えている企業
- 組織に定量的なモノサシが欲しい企業
- テクノロジーを活用して、組織を変化させていきたい企業
モチベーションクラウドは、他の人事評価システムとは設計思想が大きく異なります。
それは、「PDCAを回すのはあくまで人」だということ。
従業員へのアンケートで組織の課題を明確にしますが、人事評価基準の策定や従業員のランク付けなど、人事評価をシステムで代行する機能はありません。
モチベーションクラウドで明らかに出来るのは、名前の由来の通り、従業員のモチベーション(やる気)です。
そのため、「従業員のモチベーションを上げることが、活気のある組織運営に繋がる」と信じている企業におすすめしたいソフトウェアです。
画像・データ出典:モチベーションクラウド公式サイト