決算期をまたぐ請求書の形状と3つの注意点を徹底解説

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請求書を作成する際に、決算期をまたぐケースも少なくありません。

決算期をまたぐ請求書は、通常の請求書よりも注意して作成する必要があります。

決算期をまたぐ請求書を作成する際は注意点を頭に入れ、ミスのないように作成しましょう。

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決算期をまたぐ売り上げ計上の概要を説明

決算期をまたぐ請求書は、締め日に注意して作成しましょう。

決算と月の締め日が月末なら問題ありません。

しかし、月中と月末など、それぞれの締め日が異なる場合は請求書を2度作成する必要があります。

・決算が4月末
・月の締め日が20日

上記のケースでは、3月21日~3月20日までの請求書を作成します。

同時に、決算期のために3月21日~3月31日までの請求書も作成しなければいけません。

決算期の売上計上の4つの基準

決算期の売上計上では、以下4つの基準が存在します。

・出荷基準
・検収基準
・使用収益開始基準
・検針日基準

それぞれ詳しく解説します。

出荷基準

出荷基準とは、商品を出荷した時点で計上する基準を指します。

売上計上の把握がしやすく、物販業などで採用されている基準です。

・顧客に商品を搬入した
・運搬車に商品を積んだ
・倉庫から出庫した

出荷のタイミングは、上記のように細分化します。

検収基準

検収基準とは、顧客側が搬入された商品の数量を検査、及び検収したタイミングで計上する基準を指します。

製造業では、顧客側で検収が完了しないと売り上げの計上ができず、製品の仕様変更や交換が起きやすいです。

そういった製造業などで採用されやすい基準でもあります。

使用収益開始基準

使用収益開始基準とは、顧客側が商品を利用できるようになった時点で計上する基準を指します。

建物や土地を販売する不動産業などで採用されやすい基準です。

例えば、商品が建物であれば、鍵を引き渡した日が売上計上日に該当します。

検針日基準

検針日基準とは、月末以外の日に実施する検針により判明する、顧客の使用量によって計上する基準を指します。

ガス事業や電気事業で採用される基準です。

決算期をまたぐ請求書の3つの注意点

決済日をまたぐ請求書を作成する際は、以下の3点に注意してください。

・期ズレに注意
・二重計上の重複計上に注意
・計上漏れの処理に注意

それぞれ詳しく解説します。

期ズレに注意する

期ズレとは、その年に計上するべき売り上げを、前年や翌年に計上することを指します。

期ズレが発生すると間違った売り上げが計上され、本来の所得を算出できないために納める税金が変わる可能性も。

すると、以下のデメリットが発生するケースがあります。

・社会的信用を失う
・重加算税や追加納税が課される
・修正申告の手間が発生する

上記すべてのデメリットが発生する場合もあるので、期ズレには十分に注意しましょう。

二重計上の重複計上に注意する

二重計上とは、売り上げを重複して計上する行為を指します。

間違った内容の請求書を破棄せず残す、納品書や発注書を請求書と間違えて計上する、などで発生しやすいです。

実際に二重計上が発生すると、本来よりも売り上げが高くなり、税金の過払いになります。

計上漏れの処理に注意する

計上漏れとは、計上するべき売り上げの処理が漏れる事態を指します。

売り上げだけでなく、在庫の計上漏れも発生しやすいトラブルです。

計上漏れが意図的でなくても、税務調査により売り上げを少なく見せていると判断され、追加徴税などが発生する可能性も。

売り上げを正確に確認したり、在庫管理のマニュアルを見直すなどして防止しましょう。

決算期をまたぐ請求書は締め日に注意して正しく計上しよう

決算期をまたぐ請求書は、締め日に注意して計上しないとさまざまなトラブルの元になります。

決算期の経理業務を正確かつ効率的に行うなら、会計システムの導入もおすすめです。

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