- 月額費用
- 870円~
- 初期費用
- 0円
- 無料お試し
- あり
- 導入社数
- 要お問合せ
企業としては組織内のコミュニーケーションが活発になることは従業員のモチベーションアップだけでなく、積極的な情報共有から生産性の向上も見込めるので積極的に活性化を促したいところです。そんな企業の強い味方となるのがビジネスチャットツールです。
今回はそんなビジネスチャットツールの中からSNSのように社内のコミュニケーションを活発化させることができるYammer(ヤマー)についてご紹介させていただきます。
Yammerとは
Yammerとはマイクロソフト社が開発・販売をしているビジネスチャットツールです。ビジネスチャットツールでありながらまるでTwitterのように気軽に社内でコミュニケーションをとるためのツールとして利用することができるため、世界中の多くの企業から導入されており、米フォーチュン誌が選んだフォーチュン500に選ばれた企業の85%がYammerを導入しています。
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初期費用 | 要問い合わせ | 導入会社 | 要問い合わせ |
MarketWatcher NEOとは、インパクトフィールド株式会社が運営しているラウンダー向けのグループウェア・業務支援ツールです。 スケジュール管理やタスク管理、活動報告・日報など、豊富な機能を搭載しており、いずれもシンプルで使いやすい操作性で利用することができます。
シンプルで使いやすい機能を搭載
MarketWatcher NEOには、メッセージ配信、チャット、活動報告といった生産性向上や業務効率化につながるシンプルな機能が搭載されています。 現場の様々なデータをリアルタイムに収集し、分析することで、店舗運営の課題を明確にし、課題改善につなげることができます。
スピード導入が可能
導入に1ヶ月〜2ヶ月程度の期間を要するサービスが多い中で、MarketWatcher NEOは、発注から最短1週間で導入することができます。 クラウド型のサービスであるため、短期間での導入が可能となっており、ハードウェアの設置やシステム構築などの手間もありません。
店舗巡回の状況をリアルタイムに把握
MarketWatcher NEOには、チャット機能や活動報告機能、タスク機能といったリアルタイムに情報を共有できる機能が搭載されています。
類似サービス: Shachihata Cloud
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初期費用 | 0円 | 最短導入期間 | 即日〜 |
Shachihata Cloudとは、シヤチハタ株式会社が運営している電子印鑑サービスです。 紙のワークフローをそのまま電子化することができる手軽さが魅力的で、マニュアル不要で導入できます。
紙の決裁業務をそのまま電子化
Shachihata Cloudは、今まで紙で行っていた申請から承認までのプロセスを、そのままデジタル化することが可能です。 現在利用している印鑑をセキュアな環境でそのまま電子化でき、電子化の再現度が非常に高いため、紙と電子で使用する印鑑を変える必要がありません。
運用に合わせて柔軟な設定が可能
Shachihata Cloudは、ワークフローを変えずに捺印した文書をそのままPC・スマホアプリから回覧、承認することができます。 電子化しても、現在のワークフローを変えることなく決裁ができる柔軟性が魅力的で、オフィスにいなくてもスマートフォンなどから手軽に確認、承認ができるため、決裁者が忙しく、なかなか承認がおりないという課題の解消につながります。
電子帳簿保存法対策に有効
Shachihata Cloudは、2022年に電子取引ソフトのJIIMA認証を取得しており、電子帳簿保存法の要件を満たしていることがわかります。 文書に対してインデックスを付与し、電子帳簿保存法の要件を満たした形式での文書保管、検索が可能です。
Yammerの機能・特徴
社内SNSとして活用できる
Yammerの大きな特徴としてはビジネスチャットツールでありながらオープンにコミュニケーションを交わすことが可能な点です。感覚としてはFacebookやTwitterなどのツールと似ているUIで非常に使いやすい設計になっています。
活発なコミュニケーションを実現するためには従業員が使いやすいツールであることが大前提です。使用に際しても従業員一人あたりの容量が大きく設定されているので容量不足でチャットが送れないということはありません。
内部・外部グループを作成できる
Yammerではチャットを行うチームメンバーだけの内部グループを作成することができるので外部メンバーにチャット内容を閲覧されることはなく、安心して交流をすることができます。メンバーを追加したい場合も招待を送ることで簡単にメンバー追加が実現できます。
もちろんプロジェクトメンバーだけでなく、従業員全員が参加できるチャットや招待者だけの非公開グループを作成することもできます。
高いセキュリティ
マイクロソフト社が提供しているサービスなのでセキュリティ対策も万全です。Microsoft365と同じセキュリティレベルを実現しているので外部からチャット内容が流出するような事態を防ぐことができます。高い分析力でアクティビティを理解することでシステムへの影響を測定することが可能です。
YammerとTeamsはどう使い分ける?
Yammer | Microsoft Teams | |
カテゴリー | 社内SNSツール | ビジネスチャット |
コミュニケーションの種類 | 社内全体 | 個別、グループ |
メリット | 情報共有が容易 | 素早い情報共有 |
デメリット | 情報共有のスピードが遅い | 情報発信の幅が狭い |
使い分け | 固定的 | 流動的 |
同じマイクロソフトのコミュニケーションツールであるYammerとMicrosoft Teamsはどのように使い分ければ良いのでしょうか?
Teamsはビジネスチャットという位置づけで、組織内での業務連絡やコミュニケーション、少人数でのチャットに利用する時に使うと効果的です。
Yammerは逆にビジネスSNSとして利用するのがおすすめです。一般のSNSと違い社内でだけ利用するSNSといった形で手軽に全体向けに情報を発信することができます。Teamsと違い、特定の個人に情報を発信するのには適していませんが、社内でのナレッジ共有には全体発信が手軽にできるYammerがおすすめです。
Yammerの料金・価格
Yammerは単体でのプラン提供は終了しており、Microsoft 365の機能として含まれる形で利用することができます。Yammerを利用することができるプランは下記の通りで、全て年間契約での料金となります。
・Office 365 E1/月額870円/ユーザー
・Office 365 E3/月額2,170円/ユーザー
・Office 365 E5/月額3,810円/ユーザー
E3以上のプランは無料で試すこともできるので気になった場合はまずは試験的に運用してみることをオススメします。
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Yammerの強み
Yammerの強みは部署間を超えたコミュニケーションを生み出せるという点にあります。通常のビジネスチャットは個々でのやりとり、または少人数グループでの会話を目的に作られており社内全体での情報共有・発信には優れていません。しかし社内SNSとして利用することができるYammerであれば気軽に情報を発信し社内でナレッジの蓄積が可能になります。
また、社内に向けての発信なので普段関わりがなかった部署とも気軽に情報を交換・交流できるようになるという二次的なメリットも生まれるというのは大きな強みになります。
Yammerデスクトップアプリについて
YammerにはWindows用とMac用のデスクトップアプリが提供されています。
デスクトップアプリではYammerの全機能を利用することができます。
デスクトップアプリの利用環境は
Windows 7 以降
- Mac OS 10.9 以降
- Microsoft 365 id を使用した Yammer アカウント
が必要です。サインインするためにはMicrosoft 365のアカウントが必要になるので注意が必要です。
モバイルアプリについて
YammerにはiOSとAndroidに対応したモバイルアプリもリリースされています。
時間や場所を選ばずにYammerを利用することができるようになるので組織としてのコミュニケーションの活性化に役立てることができます。
モバイルアプリを利用することでリーダーは積極的に情報の発信ができるようになり、従業員も質問することで知識やフィードバックの共有が可能になります。
また、組織全体でコミュニケーションをとるだけでなく、チームや共通の興味を持つメンバーでコミュニティを作成することで今まで交流のなかった同僚と繋がることができるようになるのです。
モバイルからでも直感的に操作することができるため、写真やビデオを送って組織で共有することでより効率的に情報の共有が可能となります。
利用企業からの評判・口コミ
効率的なコミュニケーションを実現することができました
“働き方改革の実現のため、Microsoft365を導入しました。その中で、社員間のコミュニケーション改善のためにYammerを利用することにしました。会議で結論がでなかったり、会議のための会議が行われている問題を、Yammerで社員からの率直な意見を聞けるようになったことで解決することができました。”(大成建設株式会社様)
コミュニケーションが活性化されました
“働き方改革に合わせ、Office365を導入したのですが、様々な機能を利用する中で若手社員が中心となってYammerを利用することで社内コミュニケーションの活性化が実現できました。Yammerを利用することで組織の枠を超えた交流が行われるようになり、テーマを持ったサークルが発足したり、経営への意見を発信するための場が生まれたりと嬉しい効果が実感できています。”(株式会社山口フィナンシャルグループ様)
SNSでの口コミ・評判
Yammerは一般ユーザーの立場からはユーザーのブロックはできないのよね。
— りくちゃ🐌 (@riku_cha) June 26, 2020
管理者の立場からブロックはできるけど、それは「Yammerのネットワークに参加できなくなる」ことを意味するから、システム運用担当の仕事だしな。
個人的な都合で見えなくする、みたいなことができない。
Yammer のおかげなのかどうかは分からないが、社内で o365 や Power Apps でこんなことできないの?的な質問がダイレクトに届き始めた。
— dai3 (@dai3_blog) January 26, 2020
正直、 う れ し い
類似サービスとの比較
Yammerとの類似サービスではSlackやChatworkなどが挙げられます。これらのサービスを料金面や特徴で比較すると以下の通りです。
サービス名 | 料金(月額) | 初期費用 | お試し利用 | 特徴 |
Yammer | ・Office 365 E1/870円/ユーザー ・Office 365 E3/2,170円/ユーザー ・Office 365 E5/3,810円/ユーザー | 0円 | あり | ・チームメンバーだけでチャットができる ・Office365との連携で幅広い運用ができる |
Slack | ・スタンダード/850円/ユーザー ・プラス/1,600円/ユーザー ・Enterprise Grid/要問い合わせ | 0円 | フリープランあり | ・多数のチャネルを作成可能 ・スタンプなど多彩なコミュニケーションが可能 |
Chatwork | ・パーソナル/400円/ユーザー ・ビジネス/500円/ユーザー(年間契約の場合) ・エンタープライズ/800円/ユーザー(年間契約の場合) | 0円 | フリープランあり | ・低コストで導入可能 ・シンプルな機能性 |
料金面ではChatworkが低コストから始めることが可能です。機能面ではOffice365の機能も利用できることで幅広い運用が可能なYammerがおすすめです。
Yammerを含むおすすめのグループウェアツール比較
グループウェアツールについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
この製品に関連する動画を紹介
Yammerの導入で社内交流の活性化を
今回はビジネスチャットツールのYammerをご紹介させていただきました。社内のコミュニケーションを活性化させることで従業員のエンゲージメントを高める以外にも、経営における課題への従業員の意見を聞くことができるなど様々なメリットがあるのでぜひ積極的に導入を検討してみてください。
画像・データ出典:Yammer公式サイト