請求書を書く際は、振込先口座を記載する必要があります。
振込に最も重要な情報なので、正しい書き方を知っておきましょう。
3つの注意点も確認し、スムーズなやりとりを実現してください。
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請求書の振込先口座の書き方
請求書の振込口座の書き方において、抑えたい点は次の4つです。
・金融機関名と支店名
・口座番号
・口座の種類
・口座名義
それぞれ詳しく解説します。
金融機関名と支店名
金融機関名と支店名は、それぞれ以下を指します。
・○○銀行:金融機関名
・○○支店:支店名
金融機関名には、普段使っている銀行を記入しましょう。
支店名は、インターネットバンキングのホームページや通帳から確認できます。
口座番号
口座番号には、振込先の口座番号を7桁で記入します。
しかし、振込先がゆうちょ銀行だと、8桁のケースもあります。
・7桁未満:最初に0を付けて記入
・8桁未満:最後の1を除いて記入
桁に応じて、それぞれ上記の方法で対応してください。
口座の種類
口座は、主に「普通預金」と「当座預金」の2種類があります。
振込先の口座の種類を確認し、正しい方を記載してください。
・普通:(ここに口座番号)
・口座種類:普通預金
普通預金の例では、上記のように入力するのが基本です。
口座名義
口座名義には、振込先の口座名義をカタカナで記載します。
例えば、口座名義が「山田太郎」なら「ヤマダタロウ」と入力します。
相手の口座が法人なら、最初に「カ)」などの表記も入力しましょう。
請求書の振込先を記載する際の3つの注意点
請求書の振込先を記載する際は、以下3つの点に注意してください。
・口座名義はカタカナで記入
・振込先の情報をすべて記載する
・振込手数料についても記載する
それぞれ詳しく解説します。
口座名義をカタカナで書く
口座名義は、必ずカタカナで書いてください。
カタカナ以外の書き方は一般的ではなく、相手が振込手続きをする際に「振り込んでもいいのか」と困惑してしまいます。
手続きをスムーズに進めるためにも、口座名義はカタカナで書きましょう。
振込先の情報を漏れなく記載する
振込先には、以下すべての情報を記載してください。
・金融機関名
・支店名
・口座種類
・口座番号
1つでも欠けてしまうと、情報を確認する手間が発生してしまいます。
滞りなく手続きするためにも、先述した4つは正確に記入してください。
振込手数料の扱いについて明記する
振込先口座に契約金などを振り込む際は、振込手数料が発生します。
振込手数料は、請求書を発行した人、振り込む人のどちらが負担しても問題ありません。
しかし、振込手数料をどちらが負担するか書かないと、確認する手間が掛かってしまいます。
・振込手数料は弊社が負担致します。
・お手数をお掛けしますが、振込手数料は御社がご負担頂くようお願い致します。
請求書の備考欄にて、上記の文言を記載すると手続きがスムーズになります。
請求書の振込手数料は誰が負担すべきか
請求書の振込手数料はどちらが負担しても問題ありませんが、基本的には債務者に当てはまる発注側が負担します。
しかし、契約時の取り決めなどによっては、請求書を発行した側が支払うべき状況になるケースも。
「基本的には債務者が負担、状況によっては相手が負担」というように、臨機応変に対応しましょう。
請求書の振込先口座は正しく記載しよう
請求書の振込先口座は、正しく記載するのが重要です。
振込先口座の記載が不十分だと、相手が確認する手間が発生し、スムーズな振込が難しくなります。
相手の手間を無くすためにも、請求先口座は正確に記載してください。