アンケートの作り方について|調査の進め方、注意点

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    アンケートは同じ質問を多くの人に回答してもらい、人々の意見を調査するという意味で行われます。
    アンケートは、作り方によって回答率が大きく変わってくるので、作成時にはポイントを押さえることが必要です。
    今回は、アンケートの作り方や調査の進め方、注意点について解説します。

    アンケートの作り方のポイント

    失敗しないアンケートを作成するためにはポイントが7つあります。
    アンケートは「サンプル数」が多いほど今後に活かせるので、ポイントを参考に回答しやすいアンケートを作成しましょう。

    1.わかりやすく簡単な文章・内容にする

    アンケートに専門用語が入っていると、それだけで回答しない人がでてきます。
    また、長文になると読むのが面倒くさくなり、回答されない場合も。
    アンケートの内容は、ターゲットに合わせた「わかりやすい」「簡単」な内容にして、回答しやすいよう工夫しましょう。

    2.設問数は少なめに

    設問数は少ないほど、回答数が上がりサンプルも集めやすくなります。
    多くの人に回答して欲しい場合は、設問数は少なめに設定しましょう。

    3.個人情報の記載がない方が回答しやすい

    アンケートに回答する際、個人情報を入力するとなると抵抗感が生まれ、ハードルが上がってしまいます。
    数多く集めたい場合は、個人の特定に繋がるような情報は設問に入れない方が良いでしょう。

    4.1つの質問に入れる要素は1つに絞る

    アンケートの質問は、1つの質問に1つに絞りましょう。

    悪い例:
    ・今日のお昼は何時頃に何を食べましたか?

    1つの質問で複数のことを聞くと回答するのが面倒くさくなってしまいます。

    良い例:
    ・今日、お昼ごはんは食べましたか
    ・(はいの方)お昼ごはんは何を食べましたか

    1つの質問に1つの要素に絞ると回答がしやすくなります。

    5.代表的な選択肢は網羅する

    選択タイプのアンケートで選択する項目が少ないと「その他」に回答が集中します。
    「その他」への回答を減らすためには、代表的な選択肢は考えられるだけ網羅するのが得策です。
    「その他」を選択した場合は、具体的な回答を記述できるように、「その他」の近くに記述式の回答欄を設けることを忘れないようにしましょう。

    6.似ている選択肢が入らないようにする

    似ている選択肢は、回答する際に混乱を招いてしまいます。
    そうなると回答するのをやめてしまう可能性が出てくるので、回答欄には似ている回答選択肢が入らないようにしましょう。

    7.深掘りする場合は、流れがいい質問にする

    例えば、1日の行動パターンを調査する場合は、起床時から就寝時までの流れを頭の中でイメージできた方が回答しやすくなります。
    アンケートも、そのような流れを意識して作成していくのがセオリーです。
    満足度を集計するアンケートの場合は、先に総合的な設問を置き、その後に詳細を聞くようにしましょう。

    アンケート作成時の注意点

    アンケートを作成する際には、以下のことに気をつけましょう。
    ポイントは4つあります。

    1.選択肢に「ふつう/どちらでもない」は入れない

    顧客が「満足」か「不満足」かを把握するためにアンケートを採ることがあります。
    その際に「ふつう/どちらでもない」の選択肢があると、そこに回答が集中する傾向があり、アンケートの結果を見ても改善点が見つからない場合があります。
    そのため、満足度の選択肢は「満足」「やや満足」「やや不満」「不満足」の4段階にすると良いでしょう。

    2.偏見や先入観が入らないようにする

    質問に偏見や先入観が含まれていると、正しい結果が得られなくなってしまいます。
    アンケート作成時に、以下のような要素が入らないように気をつけましょう。

    (1)誘導的な質問

    「近頃、スキルアップやマネーリテラシーを学ぶためにFP検定を受験する人が多いですが、FP検定についてどの程度興味がありますか?」
    このような聞き方は、FP検定が必要だと刷り込みが生じてしまうため、正確な回答が得られなくなります。

    (2)同意を誘う質問

    「英語を学んでスキルアップしたいと思いませんか?」と聞かれると、「はい」と回答する人が多くなります。
    こうなると、正確なサンプルが得られないアンケートになってしまうので注意が必要です。

    (3)記憶が曖昧な質問

    「当社の製品を使おうと思ったきっかけは?」という質問では、記憶が曖昧になっているため「適当に答えればいいや」となり、曖昧な回答を導いてしまいます。

    3.アンケートの媒体によって属性と結果が変化する

    アンケートを紙媒体で行った場合とネットで行った場合では、結果が変化してきます。
    さらに、PCやスマホでも結果が違ってくるので、回答者の年代や使用している媒体によって結果が変化してくることを意識しなければなりません。
    アンケートの結果は、客観的に見極めることが重要です。

    4.個人情報の取り扱いは適切に行う

    アンケートに個人情報を記入してもらう場合、個人情報の取り扱いに十分な注意が必要です。
    個人情報保護法の対象になることもあるので、事前に個人情報の正しい取り扱いを理解しましょう。
    アンケート結果に記載された情報をどのように扱うのか、記載しておくのが賢明です。

    アンケート調査を行う際の便利なサービス

    アンケートフォーム作成ツールはとても便利なサービスです。
    この記事では、その中から3つご紹介します。

    1.モバイルウェブ : NTTコムオンライン

    Web上でアンケートフォーム作成から収集、集計までワンストップでできます。
    回答率も高く、アンケート開始まで手厚いサポートがあるのも特徴です。

    2.Cuenote Survey : ユミルリンク株式会社

    レスポンシブ対応でPCやスマホなどデバイスを問わずに利用可能で、回答状況もWeb上でリアルタイムに確認できるサービスです。
    オープン・クローズド両方のアンケートに対応でき、幅広い用途で利用できるのが特徴です。

    3.WEBCAS formulator : 株式会社WOW WORLD

    誰でも簡単に、思ったようにアンケートを作成できるシステムです。
    送信されたデータはセキュリティの高いデータベースに保管され、リアルタイムに集計・分析ができます。

    アンケート調査を行うメリット

    アンケート調査を行うと、少ないコストで多くの人からの回答を得ることが可能です。
    そのため、大規模な案件に適していて、結果から傾向もわかります。

    ポイントを押さえて失敗しないアンケートを作ろう

    アンケートは短時間で多くのサンプルを得られる、とても有効な調査方法です。
    自分で作るのが難しい場合は、アンケート作成サービスを利用する手段もあります。
    アンケート作成時には、ポイントを押さえないと曖昧な結果になるので注意が必要です。
    効率のいいアンケートを作成し、改善に役立てていきましょう。

        執筆者  STRATE[ストラテ]編集部

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