コロナ禍の中で働き方に大きな変化がありました。
その中でも、今まで対面で行っていた会議がWeb会議に置き換わったことは、ビジネスシーンでも大きなパラダイムシフトと言えるのではないでしょうか。
そのWeb会議によく使用されるアプリケーションが【Zoom】です。
会議や打ち合わせ、プレゼンテーションから面接まで、用途は多岐にわたります。
Zoomの画面共有機能にはさまざまな機能があります。
この記事では、画面共有機能を紹介します。
Web会議を快適に行えるような環境作りの一助になると幸いです。
Zoomの画面共有でできること一覧
Zoomでは、自分のパソコンのデスクトップ画面を共有することはもちろん、会議資料を写してプレゼンテーションを行うことも可能です。
画面共有機能でできることは主に5つあります。
1.デスクトップの共有
2.表示しているアプリケーションの共有
3.ホワイトボードの共有
4.スマートフォン画面の共有
5.iPhone、iPadの共有
詳しく見ていきましょう。
共有方法
共有操作はミーティング画面の下部に表示されている「画面共有」のアイコンをクリックするだけです。
デスクトップ画面の共有
そのままですが、自分のパソコンのデスクトップ画面を共有し、映し出します。
画面の共有中はデスクトップの外枠が緑色でかこまれ、「You are screen sharing」と表示されるので切り替わったか確認できます。
画面共有を停止したい場合は、「Stop Share」の赤いボタンを押すと、画面共有が停止されます。
表示しているアプリケーションの共有
デスクトップ画面を共有するのではなく、特定のアプリケーション画面のみを共有できます。
「画面共有」のボタンを押すのは同じですが、事前に共有したいアプリケーションを開いておく必要があります。
デスクトップでアプリケーションを開き、「デスクトップ画面の共有」でも良いのですが、アプリケーション共有だとフルスクリーンで映し出されるので、プレゼンテーション時はこちらがおすすめです。
ホワイトボードの共有
ホワイトボードを仮想として表示させ、画面共有することが可能です。
こちらはフリーハンドで書くことができるので、追加で図や絵を書き、説明する際に便利です。
このホワイトボードは画面共有している全員が書き込めますし、参加者ごとに色分けされたペンを使うので、誰が書いたかもわかりやすく、ブレインストーミングなどではとても重宝します。
スマートフォン画面の共有
画面共有はパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末でも可能となっています。
スマホなどで撮影した写真を見せたりと活躍する場は多そうです。
iPhone、iPadの共有
iPhone、iPadは、「スマートフォンの画面共有」とは違う部分があり、画面をミラーリングさせた状態の画面を共有することができます。
こちらの画面共有の方法は、「Airplay」を使うやり方と、「ケーブル」を使って物理的に接続する方法があります。
音声や動画をZoomの画面共有で映す方法
動画や音声を画面共有で映すには、共有したい動画や音声を自分のパソコンで再生して、再生するアプリケーションの画面共有するとできます。
共有方法
共有する際に、画面の下部にある「コンピューターの音声を共有」をチェックします。
チェックを入れないと、相手側でうまく再生されなかったりします。
参加者からの共有の許可方法
ミーティングルームをセッティングした人(ホスト)もしくは「管理者」のみ画面共有することができます。
ホスト側が「複数の参加者に画面共有を有効にする」の項目にチェックをしていれば可能になります。
そのため、主催したミーティングではないときに画面共有したい場合はホストか管理者に画面共有の許可をもらい、設定してもらいましょう。
複数画面を共有する方法
複数の画面を共有することも可能になっています。
これもホスト側の設定で「複数の参加者が同時に共有可能」にチェックを入れておけばできます。
同じタイミングで比較する際に用いると効果的な使い方になります。
デュアルディスプレイの場合
デュアルディスプレイの環境がある場合はZoomの設定画面から「デュアルモニターの使用」にチェックを入れると、モニターの数だけ映し出すことができます。
まとめ
Zoomの画面共有機能は豊富な設定やオプションがあります。
画面共有をうまく活用することでWeb会議がスムーズにいきますので、ぜひお試しください。
また、スマートに画面共有の操作を行えば、パソコンに強い印象を与えられるでしょう。
社内の評価も上がること間違いなしです。
Zoomを使ったプレゼンテーションの前に再度操作方法を復習しておきましょう。