新型コロナウイルスの影響により、テレワークのような在宅環境やオフィス外での勤務が増えた現代においては従来の対面型の会議ではなく、Web会議システムを利用したオンライン会議をする機会が増えてきました。
しかし、海外との取引が多い企業では時間の感覚も違い、スケジュールを調整するのは大変です。
今回紹介するCalendlyはリモートワークにおけるスケジュール調整を効率化してくれるサービスとして注目されています。
機能面や料金面などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
Calendlyとは
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Calendlyとはスケジュール調整アプリとして世界中で利用されており、直感的操作でミーティングを予約できることから多くのユーザから高評価を受けているサービスです。
Calendlyの機能·特徴
直感的に操作できる
Calendlyは非常に簡単な操作でミーティングの予定を調整することができます。
ミーティングの招待を受けた側は、提案された日にちから自分の都合の良い日にちと時間帯をクリックするだけで予定の調整は完了します。
予定のリクエストはCalendlyのアカウントを持っていなくても送ることができるので利便性の高いサービスと言えます。
カレンダーツールと連携できる
CalendlyはGoogleカレンダーやOutlook、iCloudカレンダーなどのカレンダーツールと連携させることが可能です。
従来は、スケジュール調整をしてもカレンダーに登録するのを忘れてしまうというトラブルも起こりがちでしたが、Calendlyと既存のカレンダーツールを連携させることで、調整した予定をカレンダーツールに自動的に反映させることができます。
海外との予定調整も可能
海外企業や海外在住のフリーランスとやりとりをする際にネックとなるのが時差です。
こちらでは昼間でも先方では夜中ということもあり、なかなか予定を調整することが難しいという場合もありますが、Calendlyでは自動的に時差を調整してくれる機能が搭載されているので、お互いの地域から相手の時間帯に合わせた日程調整を行うことができるようになります。
Calendlyの料金·価格
Calendlyの料金は3プラン提供されています。
無料で利用することができるBasicプランは1ユーザー限定という制限はありますがコスパに優れているプランです。
Premiumプランは1ユーザーにつき月額8ドル、Proプランは1ユーザーにつき月額12ドルで利用することができます。
2021年1月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
Calendlyでは全ての機能を14日間無料で利用することが可能です。
公式サイトからメールアドレスを登録することで無料トライアルの利用を開始することができます。
Calendly導入のメリット
既存のカレンダーツールと連携できる
CalendlyにはGoogleカレンダーやOutlook、iCloudカレンダーなど既存のカレンダーツールと連携させることができるというメリットがあります。
普段から使っているカレンダーツールとCalendlyを連携させれば、調整したスケジュールが自動的にカレンダーツールに反映されるようになるのでスケジュール登録の漏れが起きることはありません。
社内に浸透しやすい
Calendlyは直感的に操作することができるので、ITリテラシーの低い方でも使いこなすことができ、社内に浸透させやすいというメリットがあります。
新しいツールやシステムを導入する場合、機能が多すぎて使いこなすことができなかったり、そもそも操作性が複雑で社内に浸透しなかったというケースも少なくはありません。
スケジュールを提案された側は、自分の都合がいい日にちを選ぶだけで予定の調整が完了します。
Calendlyの導入事例·評判
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類似サービスとの比較
Calendlyとの類似サービスとしては、Bizer teamやTime Crowdなどが挙げられます。
Bizer teamは業務におけるプロセスを可視化して進捗を共有することができるタスク管理ツールです。
タスク管理を行うことで企業の生産性を向上させることを目的に設計されており、リアルタイムで進捗を進捗を共有して効率的なマネジメントを実現します。
料金は、最安プランで月額1,980円から利用することが可能です。
Time Crowdはテレワーク対応の時間管理ツールで、従業員のタスクにかかった時間を共有することができるので業務改善点の発見やチーム管理を効率化することができます。
業務に関する時間の使い方が可視化できることで、優秀な従業員の働き方を参考にして人材育成を行うこともできるという特徴があります。
料金は1ユーザーにつき月額500円から利用することができるスタンダードプランが最安で、個人向けに無料のプランも提供されています。
Calendlyで効率的なスケジュール調整を
テレワークなど離れた拠点で仕事をする機会が増えた現代だからこそ、スケジュール調整の重要性が大きくなりました。
スケジュール調整を効率化することで、業務をスムーズに進めることができるので本記事を読まれた方は、是非導入を検討してみてください。
画像·データ出典:Calendly公式サイト