- 月額費用
- 500円〜
- 初期費用
- 0円
- 無料お試し
- 30日間
- 導入社数
- 5,000チーム以上
会社組織として避けなければならないものの一つが仕事の属人化です。ある仕事に対し担当者しか理解していないと業務がブラックボックス化し、トラブルが発生したとしてもリカバリーが難しくなってしまいます。属人化を防ぐためには第一に社内での情報共有が必要であり、そのためのツールは各社からリリースされているのです。
今回は多くの企業で既に導入されているQiita Team(キータチーム)の特徴や料金プランについて分析していきます。
Qiita Teamとは
Qiita Teamは社内で情報を共有するためのサービスです。
テンプレートを用いての日報や議事録作成、メンバー会員への知識共有、そして社員同士のコミュニケーションなどあらゆる作業をQiita Team内で行えます。
国内では株式会社NTTデータCSSや株式会社リクルートホールディングス、株式会社DeNAなど有名企業からの導入も多く、類型で5,000以上ものチームで導入されている実績があります。
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類似サービス: MarketWatcher NEO
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月額費用 | 30,000円〜 | 無料お試し | 10名まで体験無料 |
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初期費用 | 要問い合わせ | 導入会社 | 要問い合わせ |
MarketWatcher NEOとは、インパクトフィールド株式会社が運営しているラウンダー向けのグループウェア・業務支援ツールです。 スケジュール管理やタスク管理、活動報告・日報など、豊富な機能を搭載しており、いずれもシンプルで使いやすい操作性で利用することができます。
シンプルで使いやすい機能を搭載
MarketWatcher NEOには、メッセージ配信、チャット、活動報告といった生産性向上や業務効率化につながるシンプルな機能が搭載されています。 現場の様々なデータをリアルタイムに収集し、分析することで、店舗運営の課題を明確にし、課題改善につなげることができます。
スピード導入が可能
導入に1ヶ月〜2ヶ月程度の期間を要するサービスが多い中で、MarketWatcher NEOは、発注から最短1週間で導入することができます。 クラウド型のサービスであるため、短期間での導入が可能となっており、ハードウェアの設置やシステム構築などの手間もありません。
店舗巡回の状況をリアルタイムに把握
MarketWatcher NEOには、チャット機能や活動報告機能、タスク機能といったリアルタイムに情報を共有できる機能が搭載されています。
類似サービス: Shachihata Cloud
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月額費用 | 110円〜/ユーザー | 無料お試し | あり |
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初期費用 | 0円 | 最短導入期間 | 即日〜 |
Shachihata Cloudとは、シヤチハタ株式会社が運営している電子印鑑サービスです。 紙のワークフローをそのまま電子化することができる手軽さが魅力的で、マニュアル不要で導入できます。
紙の決裁業務をそのまま電子化
Shachihata Cloudは、今まで紙で行っていた申請から承認までのプロセスを、そのままデジタル化することが可能です。 現在利用している印鑑をセキュアな環境でそのまま電子化でき、電子化の再現度が非常に高いため、紙と電子で使用する印鑑を変える必要がありません。
運用に合わせて柔軟な設定が可能
Shachihata Cloudは、ワークフローを変えずに捺印した文書をそのままPC・スマホアプリから回覧、承認することができます。 電子化しても、現在のワークフローを変えることなく決裁ができる柔軟性が魅力的で、オフィスにいなくてもスマートフォンなどから手軽に確認、承認ができるため、決裁者が忙しく、なかなか承認がおりないという課題の解消につながります。
電子帳簿保存法対策に有効
Shachihata Cloudは、2022年に電子取引ソフトのJIIMA認証を取得しており、電子帳簿保存法の要件を満たしていることがわかります。 文書に対してインデックスを付与し、電子帳簿保存法の要件を満たした形式での文書保管、検索が可能です。
Qiita Teamの機能・特徴
ではここからQiita Teamの特徴や機能を紹介していきます。
記事を楽に書ける
業務の属人化、つまり知識の独占状態を是正するためにはまず情報共有のためのテキストを作成する必要があります。
しかし日常的に文章を書いている方でないと、わかりやすい記事を執筆することはなかなかに難しいです。しかしQiita Teamはマークダウン記法を導入しているので、プレーンテキストを書くだけで事足ります。マークダウン記法とはHTMLタグの代わりにシャープや半角スペースなどを使った記法であり、全体のレイアウトを気にせずに書いていけることが利点です。
なお、日報や議事録と言ったフォーマットがある記事の場合はテンプレートが使えます。文章作成が得意でない方も、フォーマットが用意されていれば気軽に記事を投稿できるので安心です。
情報の共有も手軽
投稿された記事はフィードという空間で共有されます。階層構造やカテゴリー分けといった管理を行う必要もないため、非常に手軽です。
なお、フィードには検索機能もあるため、後から記事が必要になった際もすぐに見つけられます。
コメント欄が使用できる
投稿された記事にはそれぞれにコメント欄が設けられます。記事の内容についてフィードバックを行ったり注釈を加えたり、コメント欄の使い道は多種多様です。
また記事を軸としたコミュニケーションや議論の場としても使えるでしょう。
なお、Qiita Teamにはメンション機能もあります。メンションを使えば確実に読んでほしい方へ記事を届けることが可能です。
Qiita Teamの強み
さまざまな記事を投稿できるQiita Teamは言わば社内情報の倉庫ですので、第三者が悪意を持って覗くことがないようにしっかりと対策しなくてはなりません。
Qiita TeamはIPアドレスによるアクセス制限や二段階認証など、重要な情報を守るための機能がいくつも揃っています。
また、Qiita Teamではアップロードした画像のアクセス制御も可能です。IP制限や二段階認証を備えたサービスは数多くありますが、画像のアクセス制御まで用意しているものとなると非常に限られます。情報を確実に守りたい方はQiita Teamを選ぶと良いでしょう。
Qiita Teamの価格・料金プラン
Qiita Teamでは用途に合わせて5種類の料金プランが設けられています。
一番安い月額1,520円のMicroはメンバー上限こそ3人ですが、ファイル容量やユーザーあたりのメールサポートは上位のプランと同じ内容です。
Small・Medium・LargeといったMicroより上位のプランはそれぞれメンバー上限が7人・10人・17人です。
Smallプランは月額4,900円、Mediumプランは月額7,050円、Largeプランは月額15,300円です。
それぞれの機能に違いはないので、利用する人数によって選びましょう。
最も高額な月額15,300円のExtraは17人以上で利用でき、さらに請求書払いが可能です。
Qiita Teamの注意点
メンバー数に合わせてプランが選べるものの、Qiita Teamはほかのサービスと比べると割高な傾向があります。特にMicroやSmallといった少人数プランは一人あたりの単価が高めです。その代わりサービス内容は充実しているので、どのように活用していくかをしっかり検討してから導入しましょう。
セキュリティ体制について
Qiita Teamでは社内の機密情報を保護するために万全のセキュリティ体制を整えています。
- IPアドレスによるアクセス制限
- アップロード画像のアクセス制御
- チームメンバー除外時のデータ
- 2段階認証の採用
- SSLによる情報の暗号化
上記のようなセキュリティ対策を行っており、内外からの不正なアクセス・利用を防ぐことができます。
IPアドレスによるアクセス制限機能はExtraプランで利用しているチームのみが対象なので注意が必要ですが、それ以外のセキュリティ対策は標準装備されています。
API連携について
Qiita TeamはビジネスチャットツールのSlackや、タスク管理ツールのTrello、ダイアグラム作成用のテキストベースの言語であるPlantUMLと連携させることができます。
特に、Slackとの連携によってSlackのメッセージをQiita Teamの記事として作成できるようになり、メッセージ内のQiita Teamのリンク内容を展開させることも可能になります。SlackからQiita Teamの投稿一覧が確認できるようになるので利便性を向上させることが可能になります。Qiita Teamへの最新投稿もSlackで表示されるので見逃すことがありません。
Qiita Teamの導入事例・評判
多彩な機能に満足しています
“組織変更に合わせて社内の情報共有システムも刷新しようと考えQiita Teamを導入してみました。社内Wikiや議事録などさまざまな形で使うことができるため非常に便利です。”(アドビシステム株式会社様)
使いやすくてマニュアル作成が効率化できました
“導入以前は社内Wikiを使っていましたが、書きづらいという意見が多くあまり浸透しませんでした。Qiita Teamは非常に使い勝手が良く、導入して5年が経った今では4,000記事以上がアップされています。”(クローバーラボ株式会社)
SNSでの口コミ・評判
qiita teamsに1万行ぐらい突っ込んだら502で投稿できぬ。うーむ。
— connvoi 🌚🦑YK (@connvoi_tyou) June 8, 2020
Qiita:teamを今のチームで導入しているけど、なんか書き味がよい。コンフルの3億倍良い。左側のペインでフォルダ階層を強く意識してしまうことで、格納場所を意識せざるを得ない時点で、やっぱりコンフルってきついなぁと改めて思うなど。
— 濱田孝治(ハマコー) (@hamako9999) May 1, 2020
類似サービスとの比較
Qiita Teamと同じ情報共有ツールであるConfluenceは海外で人気を集めています。リリースから15年以上以上経っており、チュートリアルも十分に整備されていることが長所です。また、その歴史の長さからConfluenceはユーザー作成のプラグインも充実しており、中には無料であることが信じられないほどに高性能なプラグインもあります。
はじめから高性能なQiita Teamと自分でカスタマイズできるConfluence、どちらを選ぶかはしっかり検討することが重要です。なお、Confluenceも複数の料金プランがあります。
Qiita Teamを含むおすすめのグループウェアツール比較
グループウェアツールについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
Qiita Teamはこんな企業におすすめ
連絡事項が多い会社
大小含めて会議が多い企業や一日の中で連絡業務が多いという企業にQiita Teamはおすすめです。
Qiita Teamであれば議事録を簡単に作成することができるので連絡事項を容易に全体へ伝えることが可能になります。また、テンプレートがあるので作成にかかる時間も非常に短時間で澄みます。
ナレッジ共有ができていない会社
Qiita Teamは情報共有を通じてナレッジマネジメントを取り入れることが可能です。
優秀な社員が保有しているスキルや経験情報を記事にして公開することで、新人社員はもちろん、同じ部署の同期社員にもスキル伝承ができるようになり、優秀な人材の育成が短期間で実現できるようになります。
この製品に関連する動画を紹介
Qiita Teamで社内の情報共有を
どれほど高性能なシステムであったとしても、それが使いにくかったら活用されません。
しかしながらQiita Teamは気軽に記事を作成するための工夫が凝らされています。
Qiita Teamを駆使し、社内の情報共有を進めていってください。
画像・データ出典:Qiita Team公式サイト