請求書関連の業務は取り扱う帳票が増えるほどに煩雑化し、経理担当者の悩みの種となっています。
多くの業務でITツールを取り入れ、業務効率化に成功している事例が増えていますが請求書関連の業務においても有益なツールが登場しています。
今回紹介するsweeepは、AIによる仕訳•振込の自動化によって請求書関連の業務を効率化できることから注目されているサービスです。
本記事ではsweeepの料金や特徴などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
sweeepとは
sweeepとはsweeep株式会社が運営している請求書データ化サービスです。
請求書の処理プロセスに関するあらゆる業務を効率化することができ、経理のプロが作ったシステムのため使いやすさと利便性の高さに優れています。
連携できる会計システムは50種類以上という柔軟さのため、既に利用している会計ソフトから変えることなく導入から運用までをスムーズに実現することができます。
おすすめの類似請求管理システム
類似サービス: 楽楽明細
(4.5)

月額費用 | 要問合わせ | 無料お試し | トライアル環境あり |
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初期費用 | 要問合わせ | 導入会社 | 4,000社超 |
請求書処理の完全ペーパーレス化を実現する請求書の代行受領・データ化サービス。紙・メール・PDF等形式を問わず、取引先から届くすべての請求書を一律で代行受領してくれます。
あらゆる帳票発行の自動化が可能
楽楽明細は、請求書や納品書、支払い明細、領収書といったあらゆる帳票の電子化、自動発行が可能です。 帳票データを楽楽明細へ取り込むだけでWebか郵送、メール添付、FAXのいずれかの方法の中から、顧客に応じて自動で割り振り発行してくれるため、書類発行における印刷や封入作業などの手間が大きく効率化されます。
とにかく簡単&シンプル
新しいシステムを導入すると、操作を覚えるために学習期間が必要となることがネックですが、楽楽明細は初めてシステムを利用する方でも直感的に理解できる操作性のため、実際に操作しながら覚えることができます。 請求書発行業務に特化した機能が搭載されており、余計な機能がないため、「機能が多すぎて使いこなせない」という課題は発生しません。
契約継続率99%を実現するサポート体制
楽楽明細では、導入から実際の運用までを懇切丁寧にサポートしてくれます。無理に契約するようなことはなく、他社比較をした上で納得して契約することが可能です。 幅広い業界の帳票電子化をサポートしてきた経験があるため、業界特有の課題にも対応することができます。
類似サービス: TOKIUMインボイス
(4.5)

月額費用 | 5万円~ | 無料お試し | 要お問合せ |
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初期費用 | 30万円 | 導入会社 | 660社 |
請求書処理の完全ペーパーレス化を実現する請求書の代行受領・データ化サービス。紙・メール・PDF等形式を問わず、取引先から届くすべての請求書を一律で代行受領してくれます。
完全ペーパーレス化を実現
TOKIUMインボイスは、請求書の受け取りからデータ化、保管までを完全ペーパーレスで実現することが可能です。 請求書の形式は問わずに利用できるため、多様な業界で導入することが可能で、ペーパーレス化によるコストカットにもつながります。
99.9%の入力精度
スマホやスキャナで撮影された領収書は、オペレーター二人体制で入力し、入力内容をシステムでマッチング·検証した正確なデータとして返却します。 その入力精度は、99.9%と非常に高く、OCR(光学文字認識)だけでは実現できなかった正確なデータ化が可能になるため、経理担当者は金額·日付などの入力不備を修正する手間が軽減されます。
承認作業もオンラインで完結
TOKIUMインボイスには、ワークフロー機能が搭載されており、これによって紙への捺印、回覧業務からの脱却が可能になります。 部署情報と金額を条件に、自動でワークフローを提案してくれるため、ワークフロー設定にかかる手間もかからず、承認者の追加や削除がマニュアルで簡単に設定でき、誰がいつ申請·承認したかが、一つの画面で簡単に確認可能です。
正確かつ短時間で請求書をデータ化: バクラク請求書
(4.5)

月額料金 | 3万円〜 | 無料お試し | デモあり |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
AI搭載型のOCRで請求書を短時間でデータ化、機械学習による業務自動化などが実現できるとして、多くの企業から導入されています。
OCRで請求書を高速でデータ化
バクラク請求書には、AIを搭載したOCRが機能が実装されており、これによって最短5秒で請求書のデータ化が可能となっています。 様々なフォーマットの請求書に対応しており、読み取りの精度も高いため、手入力による修正の手間もかかりません。 一度に10枚以上の請求書を同時にアップロードしても、瞬時に各項目を読み取ることができます。 また、バクラク請求書のサービスページからOCR機能を無料で試すことができるので、読み取り精度を確かめてからトライアルを利用するのもおすすめです。
仕訳データの自動学習で手入力の手間を効率化
バクラク請求書では、一度登録されたデータを学習して自動で仕訳を生成できる機能が搭載されており、源泉税のレポートや月次の支払いレポートなど、様々な仕訳を作成することが可能です。 様々な会計システムのフォーマットに対応しているため、すでに利用している会計システムから乗り換えることなく、スムーズな業務効率化を実現します。 請求書データを手入力で転記しており、入力ミスが問題だったという方には、バクラク請求書は強い味方と言えるでしょう。
請求書の回収状況が可視化できる
請求書管理において、「現場による請求書の上げ忘れ」や「取引先が請求書を送ってこない」などは、課題となりがちです。 バクラク請求書では、請求書の回収状況をレポートで確認することができ、回収漏れを防ぐことができます。 また、回収催促機能が搭載されているため、請求書をURLで回収することが可能です。 請求書の回収状況が可視化できることで、抜け漏れを防いで請求書管理を効率化につなげることができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

sweeepの機能·特徴
請求書の回収から保管までを効率化
sweeepは請求書の回収、仕訳、振込、保管、検索までもを1つのシステムで効率化することができます。
請求書の受け取りはatenaというサービスを利用することで受け取り代行からスキャン、電子化までを任せることも可能です。
取引先から郵送やオンラインで請求書を受け取ったあとは承認ワークフローを通じて経理へ回覧されるため払い漏れなどの心配もありません。
AIによる自動仕訳を実現
sweeepはOCR技術(光学文字認識技術)を活用して請求書の内容を解析することが可能です。
AI搭載型のOCRによってスキャンした請求情報は98.53%という高い認識率で解析され、正確なデータ化ができます。
仕訳学習AIが搭載されているため、一度読み取った請求書は学習して、次回以降さらに高い精度での読み取りを実現します。
また、一般のOCRツールで必要とされている帳票定義は自動帳票定義機能が備わっており、AIが自動で読み取り箇所を認識してくれるため不要です。
sweeepの料金·価格
sweeepでは3つの料金プランを提供しています。
- スターター:月額2万円〜
- スタンダード:月額3万円〜
- プロフェッショナル:月額4万円〜
請求書の回収から支払いまでの効率化を希望する場合はスタータープラン、スターターの内容に加えて仕訳業務も効率化したい場合にはスタンダードプランが良いでしょう。
より柔軟に運用、セキュリティを強化して利用したい場合にはプロフェッショナルプランがおすすめです。
保守費用もかからず利用できるため、最低限のコストで運用することが可能です。
導入は即日から可能となっています。
2022年1月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
sweeepでは、無料トライアルについて明記がないため問い合わせが必要となります。
sweeepの導入事例·評判
手作業から解放されました
“sweeepを導入する前は請求書の受け取りから振り込みまでほとんどの作業を手作業で行っていたため、手間と時間がかかっていることが課題でした。sweeepを導入したことで指定のメールアドレスに請求書ファイルを送ってもらうだけで保管できるようになったので非常に助かっています。6ヶ月の利用で読み取りミスも2回程度と非常に少なく手作業で行っていた作業から解放されて満足しています。”(ZaPASS JAPAN株式会社様)
sweeepで請求書のペーパーレスを
sweeepについてご紹介させていただきました。
- 回収から保管までを業務効率化
- AIによる精度の高い文字認識
- 豊富な会計ソフトと連携が可能
上記の点から、既に使っている会計ソフトを変えずに請求管理における業務フローの改善、効率化を図りたいという方には特におすすめのサービスと言えるでしょう。
本記事を読まれて気になった方は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。