目次
カスタマーサービスやお問い合わせ窓口など、企業のコールセンターでは多くのオペレーターが日々対応を行っています。
スムーズな運用や顧客とのトラブルを軽減するため、多くの企業ではコールセンターシステムを導入しているのが基本です。
近年ではクラウドやAIの活用など、従来型のシステムとは異なるサービスも増えてきました。
その1つとしてCT-e1の特徴や強み、料金プランなどを分析していきます。
CT-e1とは
CT-e1は独自開発のクラウド型CTIで、コールセンターに必要な機能を標準搭載するとともに、低コストでオプションの追加も可能です。
既存のシステムを活用して導入ができるため、初期費用も抑えてスムーズな運用に結びつけることができます。
おすすめの類似CTIシステム
類似サービス: Mostable
(4.5)

月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
クラウド型のCTIのため、複雑な設定をすることなく導入ができ、ネット環境が整備されていれば、場所を選ばずすぐにコールセンターを開設することができます。直感的に操作することができるインターフェースで設計されているため、初めてCTIシステムを導入するという方にもおすすめのサービスとなっております。
誰でも使いこなせる操作性
Mostableは、PCの操作が苦手という方でも最低限の学習期間ですぐに扱える操作性で設計されています。そのため、CTIシステムの利用経験がない方や高齢の方でも使いこなすことができます。年齢や経験に捉われることなく、人材を拡充することができるため、人材確保のコスト削減にもつながります。
オペレーターの状態をリアルタイムに把握
Mostableには、モニタリング機能が搭載されているため、リアルタイムにオペレーターの状態を把握することができます。また、ささやき機能によって、電話中のオペレーターに対して的確なアドバイスを通話相手に聞かれずにすることが可能となります。リアルタイムの指導ができることで、顧客対応の品質向上やクレーム防止が実現できます。
場所を選ばずコールセンターが運営できる
Mostableは、ネット環境とPC、ヘッドセットがあれば、すぐに利用開始することができます。場所を選ばず利用できるため、テレワークを導入している企業、複数の拠点を持っている場合にも適しています。また、リストの共有や発行したユーザーアカウントに権限を設定したり、架電効率の集計を自動化することも可能です。
電話営業が劇的に効率アップ: List Navigator
(4.5)

基本料金 | 150円〜/1ブースあたり | 無料お試し | あり |
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初期費用 | 0円〜 | システム利用料金 | 30日間無料 |
トップアポインターやスーパーバイザーとしての経歴がある開発者の豊富な経験やノウハウが詰め込まれたCTIのため、電話営業の効率アップを実現する機能が豊富に搭載されています。
誰でも使えるUIを採用
List Navigatorは、直感的に操作できるユーザーインターフェースを採用しており、オペレーターの方が最小限の操作で業務を行うことができるように、細部までこだわって開発されているシステムです。
テレワークにも活用できる
List Navigatorは、クラウド型のシステムであるため、PCとインターネット環境が整っていれば、時間や場所を選ばずに利用することができます。
クリアな音質
CTIにおいて意外とトラブルになりがちなのが音質です。 いくら効率化につながる機能が搭載されていても、肝心の通話品質に問題があっては意味がありません。 List Navigatorは、どこよりもクリアな音声でストレスフリーな通話環境の実現にこだわっているため、効率的かつスムーズな電話業務が可能になります。
現場のプロによって開発されたCTI: CALLTREE
(4.5)

月額費用 | 5万円 | 無料お試し | あり |
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初期費用 | 10万円 | 最短導入期間 | 3日〜 |
コールセンター業務における課題を解消して業務効率化·コストカットを実現することができ、その使いやすいシステムと優れたサポート体制から利用継続率は93.8%という実績があります。
初めてでも使いこなせるインターフェース
CALLTREEは、シンプルなデザインと操作性で、初めてCTIシステムを扱うという方でも容易に使いこなすことができます。
全ての情報が共有できる
ALLTREEは、クラウド型のシステムのため、世界中どこにいてもリアルタイムでの情報共有が可能です。 一つのデータベースを全てのオペレーターが共有できるため、特定のオペレーターしか把握していないという属人化を防止し、顧客情報や更新状況などを一括で管理することができるようになります。
顧客情報の管理にも優れている
CALLTREEにはCRMとしての機能も搭載されており、リストデータベースの一括管理や顧客情報の編集機能、重複番号の自動判別機能などによって効率的な顧客情報の管理と架電数のアップを実現することができます。
CT-e1の特徴·機能
CT-e1の特徴や独自の機能をご紹介します。
自由度が高い
インターネットがあればどこでも開設ができ、スピーディーに運用をスタートできます。
既設のPBXをはじめ、IP電話やスマートフォンなど、自由な組み合わせで利用でき、柔軟性も高く、導入コストも抑えられるのがメリットです。
企業のニーズに合わせてカスタマイズができ、カスタマイズ費用も基本的にかかりません。
AIによる通話録音のテキスト化
充実した標準機能に加えて、最新の技術を使ったオプションも用意されています。
録音した通話内容をAIが音声認識してテキスト化してくれます。
従来なら録音した内容を聞くか、何度も聞きながら手書きで書き起こしをしなくてはなりませんでしたが、CT-e1であれば自動でテキスト化が可能です。
セキュリティ対策も万全
東日本センターだけでなく、西日本にも分散拠点を設置しているため、万が一、大規模災害が起こっても、事業継続が可能となります。
ネットワーク経路などの冗長化を形成することで、ビジネスに欠かせないコールセンター業務が止まらない仕組みが構築されています。
CT-e1の強み
CT-e1は開発から提案、導入から運用に至るまで、すべて自社完結できるワンストップサービスです。
そのため、企業ごとに異なるニーズに素早く、柔軟に対応できるのが強みです。
追加費用なしでの自在なカスタマイズをはじめ、オプションや保守サービスも含めて、低コスト運用が実現できます。
CT-e1の価格·料金プラン
CT-e1の料金は初期導入設定費が300,000円、月額利用料は1ライセンスあたり、外線ライセンス(同時通話可能数)5,000円、シートライセンス(同時ログイン席数)5,000円、管理機能ライセンス(管理機能利用席数)5,000円です。
2020年12月現在/詳細は公式サイトを確認
CT-e1の注意点
CT-e1は多様な機能が搭載されたコールセンターシステムであり、カスタマイズも自在ですが、自社に合ったシステムを構築するためには自社の課題やニーズをしっかり明確化することが必要です。
もっとも、運用開始後でも改善点などが見つかれば、オプション以外は無料でカスタマイズに応じてもらえますのでそこまでデメリットとは言えずおすすめのサービスと言えます。
CT-e1の口コミ·利用企業からの評判
初期導入コストが抑制でき使いやすい
“既存のビジネスフォンとインターネット環境をそのまま流用できたので、導入コストを大幅に抑えられました。既存の内線網も変更の必要がなく、クラウドCTIの導入ができたので、コンタクトセンターで受けた問い合わせをそのまま他部署に転送ができるなど、使い勝手も抜群です。”(東京海上日動あんしんコンサルティング株式会社様)
通話録音によるオペレーター育成や顧客とのトラブル軽減
“標準で発着信のすべての通話を自動録音できるとともに、オプションを使えば自動で書き起こしも可能です。録音の再生やテキストを確認することで聞き間違いや勘違いによるミスを減らすなど、顧客とのトラブル軽減につなげられました。”(株式会社エアトリ様)
類似サービスとの比較
類似サービスであるMediaCallsは、メディアリンク株式会社が独自開発したオールインワン型コールセンターシステムです。
スキルルーティングや待ち呼など自動最適呼分配機能であるACDをはじめ、CTI、IVRなど中~大規模なインバウンド型コールセンターにおける、業務効率化に役立つ多彩な機能を標準搭載しています。
IPネットワークにつながる環境があれば、どこでもすぐにコールセンターの構築が可能です。
利用形態はニーズに合わせてオンプレミス型とクラウド型から選べます。
フルクラウド型の場合、初期費用は電話機などの機器の購入費用とクラウドサービス契約料がかかります。
基本使用料はサーバライセンスとして月50,000円、シートライセンスは1ユーザー(内線)ライセンス月1,500円、エージェントライセンスは1ユーザーライセンス月2,000円です。
CT-e1は既存の電話機の流用が可能で、機器の購入費用を抑えながら、インターネットさえ繋がれば、スピーディーに導入が可能です。
CT-e1を含むおすすめのCTIシステム比較
CTIシステムについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
CT-e1でコールセンター運営をスムーズに
CT-e1はコールセンターで求められる機能を標準機能として搭載するとともに、オプションを除き、必要な機能を、追加料金を気にせずに、自在にカスタマイズして利用することが可能です。
初期費用と月額サービス基本料金のみで利用でき、既存のビジネスフォンシステムも活用できるため、イニシャルコストもランニングコストも抑えられるのがメリットなので導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像·データ出典:CT-e1公式サイト