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社内で蓄積されたナレッジを効果的に活用するには、マニュアルの作成やFAQを作成することが効果的と言われていますが、紙でのマニュアル作成の場合、探したい情報がすぐにみつからず保管スペースも必要になってしまうというデメリットが発生します。
そこで昨今注目されているのがAI搭載型のチャットボットの設置です。
今回紹介するhitTO(ヒット)は社内情報の共有に関する課題をチャットボットによって解決できることから注目されています。
料金面や機能面などを紹介しますのでサービス選定の参考にしてみてください。
hitTOとは
hitTOとは株式会社ジェナが運営するチャットボットサービスです。
チームで蓄積したナレッジをAI搭載型のチャットを活用して共有することができるという点から多くの企業で導入されており、導入実績としては業務自動化ツール市場において33.2%という数字を達成しています。
おすすめの類似チャットボットサービス
専門的な知識は不要: hachidori(ハチドリ)
(4.5)

基本料金 | 5万円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 10万円〜 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
直感的な操作画面で、チャットボット開発における専門的な知識がなくても、5分程度で作成できる手軽さが魅力的で、hachidoriを使用して7,000を超えるチャットボットが作られた実績があります。
幅広い用途のチャットボットが開発できる
hachidoriでは、マーケティングから業務効率化まで幅広いチャットボットの開発が可能です。 リード獲得や顧客関係構築、カスタマーサポートなどの用途でチャットボットを開発することができ、LINE·Facebook·LINE WORKS·WEBなど、豊富なプラットフォームに対応しているため、幅広いシーンでの運用が実現できます。
簡単なシナリオ設定
hachidoriは、直観的に操作ができる管理画面から簡単にシナリオ設定することができ、ノンプログラミングでの運用が可能です。 7,000を超えるチャットボットの開発実績をもとにした、成果につながる初期構築が実現できます。
LINE統合が可能
hachidoriでは、LINEの公式アカウント発行からチャットボットの作成までを一気通貫して行うことができる統合ソリューションを提供しています。 LINE公式パートナーだから取り扱うことができるソリューションと、7,000件以上のチャットボット開発から培ったノウハウを掛け合わせたhachidoriだけのサービスを提供することが可能です。
PDCAを回してより良い顧客体験を提供: anybot
(4.5)

月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 導入社数 | 要問い合わせ |
自動接客だけでなく、データを活用したCRM(顧客関係管理)としての機能も有しており、直接ビジネスにインパクトする予約やEC、その他集計分析機能も搭載されているため、PDCAを回しながら、より良い顧客体験を提供することができるようになります。
開発不要で自社に合ったチャットボット/データ活用を実現
anybotのチャットボットは、開発不要で自社に合った内容を構築することができます。高度なカスタマイズ機能も搭載されており、WebのUIやチャット用のアイコンを自由自在にカスタマイズすることができます。 公開方法も1行のコードを貼り付けるだけと非常に手軽に、自社の問い合わせ対応にチャットボットを導入することができます。
高度なCRM(顧客関係管理)機能
anybotは、顧客管理機能にも優れており、ユーザーが選択した内容やアップロードしたファイルを自動的にユーザーデータとして保存することが可能です。
優れた集計分析機能
多くの導線やKPIなどの情報を自動で集計して分析、可視化することが可能です。 業務別·アンケート別の集計のほか、ユーザーの操作やキーワード別の分析がスマートフォンからでも簡単に確認できるため、より効率化された改善、PDCAサイクルの実行を可能とします。
企業DXを実現するAIチャットボット: OfficeBot
(4.5)

月額費用 | 100,000円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 50,000円〜 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
実際にOfficeBotを導入した企業からは、「社員の自己解決力が80%以上に向上した」、「回答到達率が80%になった」、「店舗サポートの事務工数が84%削減された」といった声が挙げられており、確かな導入効果が期待できるサービスと言えるでしょう。
自動化で企業DXを促進
OfficeBotは、幅広い業務で自動化を実現することができ、カスタマーサポートやバックオフィス、セールスなど、その範囲は多岐にわたります。 上記のような業務にチャットボットを導入することで、業務スピードの加速を実現し、生産性や顧客満足度の向上につなげることが可能となります。 特にバックオフィス向けのAIチャットボットとしては先駆けで、多くの企業に導入されており実績豊富なところが特徴です。
AIチャットボットが顧客の自己解決力を改善
OfficeBotのAIチャットボットは、導入企業側でFAQを登録した瞬間から即戦力として活躍することができます。 これは一つのFAQからAIが質問パターンを自動拡張する独自のAI技術によって実現しており、通常のAI運用で発生する学習作業や検索語句設定など一切不要となっています。
他言語に対応
OfficeBotは日本語だけでなく、簡体中国語、繁体中国語、英語、韓国語と多言語に対応しています。 特徴的なのは、日本語でFAQを登録するだけで、これらの外国語に自動対応してくれるという点です。
類似サービス: Penglue(ペングル)
(4.5)

月額費用 | 0円 | 無料お試し | なし |
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初期費用 | 0円 | 月の請求上限額 | 50万円 |
Penglueはポップアップ・バナーでユーザーをLINEへ誘導し自動接客を行うことができる成果報酬型マーケティングチャットボットです。
ポップアップでユーザー離脱を防止
サイトを離脱しようとするユーザーにはLINEへ誘導するポップアップ·バナーを表示。AIが標準搭載されているので行動解析を行い最適なタイミングで表示させることが可能です。
LINEで自動接客
LINE誘導後はチャットボットが自動接客。20年以上の広告運用経験を活かしたシナリオ設計も好評です。
追客もお任せ
コンバージョンに至らなかったユーザーに対してはプッシュ通知を活用した追客が可能です。コンバージョン済みユーザーの除外もできるので不要な通知を送ってしまう心配もありません。
hitTOの機能·特徴
2つのAIを搭載
hitTOは2つのAIを搭載していることで、利用すればするほどに高い回答精度を発揮してくれます。
多くのチャットボットではIBM Watsonを搭載していますが、hitTOではこの他に自社で独自に開発した「hitTO AI」も搭載し、2つのAIをハイブリッドに活用しているので他のチャットボットでは実現できない自動学習が可能となります。
利用環境に合わせたユーザー画面
hitTOでは一問一答形式やシナリオ形式など様々なチャット形式を利用することができます。
すぐに答えることが可能な簡単質問には一問一答形式を利用することで無駄な手間なく最短で欲しい情報を取得することができますし、コメント機能もあるので適宜フィードバックを受けてナレッジをブラッシュアップすることもできるようになります。
PCだけでなく、スマホやタブレットからも利用できるので外出先からでも必要な情報をすぐに共有できます。
ビジネスチャットと連携可能
hitTOではビジネスチャットツールと無料で連携させることができるので、情報の共有や更新があった際にも普段から使っているチャットツールで通知を受け取ることができるようになります。
連携可能なツールとしては以下のものが挙げられます。Microsoft Teams / LINE WORKS /Chatwork / Hangouts chat / Slack
- Microsoft Teams
- LINE WORKS
- Chatwork
- Hangouts chat
- Slack
また、Office 365やG Suiteと連携させることでそれぞれのアカウントでログインすることが可能となります。
hitTOの料金·価格
hitTOの料金体系は初期費用と固定の月額費用によって構成されていますが、詳細な料金については公式サイトでは記載がありません。
必要であれば資料請求をすることで料金表の確認ができます。
2020年11月現在/詳細は公式サイトを確認
hitTO導入のメリット
hitTOを導入することで生まれるメリットは導入前と導入後の手厚いサポートを受けることができるという点です。
チャットボットの導入はタグの設置など不安な要素が発生しますが、hitTOであれば導入時に精度の検証やチューニング、運用段階のヒアリングや社内プロモーションを行ってくれるのでスムーズにチャットボットを浸透させることができるようになります。
また、導入後は専任のサポート担当が活用方法などを支援してくれるので操作面や運用方法に不安があるという方でも安心です。
この確実に成功に導くサポート体制を利用することができるというのは大きなメリットと言えます。
hitTOの導入事例·評判
テレワークにも活用できました
“テレワークや時差出勤などを導入して、離れた拠点にいる社員間での情報共有をどうやって効率化しようと考えていた時にチャットボットの存在を知りhitTOを導入することにしました。同じことを何度も人に聞くのは消極的になってしまうけれどチャットボットであれば何回でも聞くことができるのでいいですね。”(パシフィックコンサルタンツ株式会社様)
月間入電数30%削減を達成
“社内ITヘルプデスクへの問い合わせが多く、この部分を効率化するためにITリテラシーが低い人でも利用することができるチャットボットとしてhitTOを導入することにしました。オペレーターのノウハウをチャットボットに蓄積していき、精度を高めていったことで月の入電数30%削減という目標が達成できました。”(株式会社大京様)
類似サービスとの比較
hitTOの類似サービスとしてはAI Messengerやsincloが挙げられます。これらのサービスを料金面や機能面で比較すると以下の通りです。
サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 無料お試し | 特徴 |
hitTO | 要問い合わせ | 要問い合わせ | デモあり | ·独自AIを搭載 ·チャットツールとの連携 |
AI Messenger | 要問い合わせ | 要問い合わせ | なし | ·独自機能を搭載 ·強固なセキュリティ |
sinclo | 9,440円〜 | 0円 | 14日間無料 | ·低コストで導入可能 ·シンプルな操作性 |
料金面の比較としては、sincloが月額9,440円から導入でき、無料体験もできるのでおすすめです。
機能面の比較としては、複数のチャット形式を利用することができ、連携できるビジネスチャットツールも豊富なhitTOが直感的操作で利用することができるので、PC操作などに不慣れな方が多いという場合にも適しています。
hitTOを含むおすすめのチャットボット比較
チャットボットについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
hitTOでナレッジ共有の効率化を
IT化が進んだ現代においてナレッジの共有化が可能になるチャットボットを導入することで得られるメリットは非常に大きいと言えます。
社内ノウハウが属人化している、一部の部署に問い合わせが集中して業務を圧迫してしまっている、紙でのマニュアル管理に課題を感じているという方はチャットボットの導入で解決できる部分が大きいので是非導入を検討してみてください。
画像·データ出典:hitTO公式サイト