顧客からの問い合わせなどの対応を効率化させるために、チャットボットサービスを利用する企業が増えてきました。
そこで、本記事では、大手企業や銀行なども導入しているAI Messenger(AIメッセンジャー)について取り上げて、主な機能、特徴、利用者からの評判などもご紹介していきます。
AI Messengerとは
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AI Messengerは、株式会社AI Shiftが提供しているチャットボットサービスです。
さまざまな機能を搭載しており、回答精度が非常に優れていることから、Yahoo!JAPANショッピング、東急ハンズなどの有名企業でも導入されています。
AI Messengerの特徴·機能
AI Messengerは、自社開発のAIエンジンを搭載しているのが特徴です。
主な機能、特徴については以下の通りです。
AI Compassを搭載
AI Messengerの特徴は、AI Compassが搭載されていることです。
AI Compassは、100社以上の運用実績をベースにして開発された独自機能です。
AIが回答できなかった質問を自動で抽出して、わかりやすく表示してくれるため、チューニングの時間を短縮することができ、より回答精度を上げられるようになります。
フィードバック機能
AI Messengerには、フィードバック機能も搭載されています。
この機能を使うことで、すぐにユーザーからフィードバックが得られるようになるので、顧客対応の見直しなどにも役立てることができます。
フィードバック取得は、質問ごとに切り替えることや質問ごとに取得のONやOFFを切り替えることも可能です。
レポーティング機能
レポーティング機能も付いているのもAI Messengerの特徴です。
チャットボットの正解率や解決率の把握、利用状況などの分析にも役立てることができます。
シナリオ型と一問一答型を組み合わせることも可能
AI Messengerのチャットボットは、AIが自動で最適と判断した回答を行う「シナリオ型」のほかに、決められたルールで回答する「一問一答型」があります。
これらを2つのチャットボットを組み合わせることで、より適切な回答ができるようになります。
AI Messengerの強み
AI Messengerの強みは、チャットボットだけでなく、有人チャットも併用できることです。
沖縄にチャットセンターを開設しており、専属のオペレーターが24時間365日が対応してくれます。
AI Messengerが提供している有人チャットツール以外のサービスとも連携可能です。
チャットボットと有人チャットのハイブリッドによって、より顧客満足度を高めることや業務の効率化が目指せるようになります。
また、セキュリティ性が高いことも、AI Messengerの強みです。
国際規格のISO27001/ISMSを取得していますので、重要なやり取りでも安心して、チャットボットにお任せできます。
AI Messengerの価格·料金プラン
AI Messengerの価格については、公式サイトでは公表されていません。
詳しい料金については、問い合わせが必要です。
詳細はAI Messenger公式サイトで確認できます。
2020年10月現在/詳細は公式サイトを確認
AI Messengerの注意点
AI Messengerの注意点は、無料プランやデモ版などが用意されていないので、導入前に気軽にお試しができないことです。
また、問い合わせデータの分析、初期設計代行などを導入前のサポートが受けられる反面、導入時時間がかかってしまうというデメリットもあります。
AI Messengerの導入事例·評判
AI Messengerの導入でユーザーの離脱が軽減
“ユーザーの疑問点の即時解決を実現するために導入したところ、ユーザーの離脱が軽減されました。今後もチャットボットの利用率を上げて、サポートの充実と解決率を高めていきたいです。”(株式会社 WinTicket様)
問い合わせ数が90%削減できた
“自社オペレーターだけでは対応が追い付かないためAI Messengerを導入。90%近く問い合わせ数が削減し、INE経由での予約数が増えるなど、顧客満足度向上へつなげることができました。”(株式会社IDEA様)
類似サービスとの比較
AI Messengerと似たようなサービスとしては、KARAKURI chatbotがあります。
KARAKURI chatbotは、カラクリ株式会社が提供しているAIチャットボットサービスです。
東大大学院人工知能研究チーム開発の深層学習アルゴリズムを活用しており、カスタマーサポートに特化しているのが特徴です。
AI Messengerと同じように高い解答制度となっており、正答率95%を保証してくれます。
AI MessengerとKARAKURI chatbotのどちらも公式サイトでは料金を公表していないため比較はできませんが、両者とも導入前から導入後まで手厚いサポートを行っていますので、安心して導入しやすいサービスと言えます。
AI Messengerで問い合わせ業務の効率化を
自社開発の高性能AIエンジン搭載のAI Messenger。
解答精度が高く、フィードバックや レポーティングなど多彩な機能も搭載で業務の効率化が目指せます。
画像·データ出典:AI Messenger公式サイト