大学や専門学校などの教育機関では、コロナ禍をきっかけにオンライン授業を取り入れるケースが増えており、効率的に運営をサポートできるツールの需要が高まっています。
Phollyは、様々な授業支援機能によって業務負荷を大きく低減することができるサービスとして注目されています。
本記事では、Phollyの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
Phollyとは
Phollyとは、Mogic株式会社が運営しているコミュニケーション型授業支援システムです。
学生側・管理側双方が利用できる利便性の高い機能が搭載されており、学習のオンライン化や管理業務の効率化を実現することができます。
「どんな人でも、いつでも、どこでも、どんな端末でも、利用できる」をコンセプトに開発されており、学生はパソコン以外に、スマートフォンやタブレットのアプリから利用することが可能です。
Phollyのおすすめポイント
利便性の高い機能でオンライン授業を実現
Phollyには、多数の動画配信サービスオプションがあり、オンデマンド配信された教材を使って学生が時間や場所を選ばず効率的に学習することができます。
LMS組込型の動画配信サービスとなっており、視聴できる学生を限定した配信が可能です。
端末ごとに応じた画質で配信することができ、様々な動画フォーマットに対応しています。
様々な端末でいつでもアクセスが可能
Phollyは、PCはもちろん、スマートフォンやタブレットの専用アプリを利用して、いつでもアクセスすることができます。
下記のような活用をすることで、学習の回数と時間を増やすことが可能となります。
- 通学中にスマートフォンから講義資料を確認
- 配信された動画で授業内容の確認
- 出席回答
- アンケート回答
- 発表者資料の閲覧
- 授業の振り返り
- 課題・レポート/グループワークへの取り組み
- 取り組んだ学習の記録
学習到達度を見える化
Phollyでは、学習の到達度を表を用いて測定するルーブリック型の観点別評価を取り入れており、学習到達度の見える化を実現することができます。
自己目標欄で選択した科目において、何を習得したいかを明示し、教員と目標を共有することが可能となっています。
教員と学生双方が事前・中間・最終のタイミングで評価し、履修前と履修後の比較や成果を可視化することができます。
学生側の画面でもレーダーチャートと教員につけてもらった評価やコメントが表示されます。
専用チャットルームで相談も可能
Phollyには、チャット機能が搭載されており、テキストチャットで離れた場所にいるメンバーともリアルタイムにコミュニケーションを取ることができます。
LINEなどのチャットツールを使わずとも、セキュアな環境でコミュニケーションを取ることができる点は魅力的です。
チャット機能は、Web版/スマホアプリ版どちらでも利用でき、チャットでファイルを共有することもできます。
Phollyのセキュリティ体制について
Phollyを運営しているMogicでは、2013年にプライバシーマーク、2022年にISMSを取得しており、これまで一度もセキュリティ関連の事故を起こしたことはありません。
日本国内にサーバーを設置し、1日1回のバックアップを実施しています。
通信の暗号化TLSによって常時SSL化を実施しており、シングルサインオン(有料オプション)にも対応しています。
また、管理画面からユーザーの行動ログを取得することも可能です。
Phollyの主な機能
Phollyに搭載されている主な機能を紹介します。
- 動画配信:教材動画の配信、視聴動画の確認など
- レポート課題:レポートの提出、提出状況の管理など
- アンケート:講義単位でのアンケートの作成、回答、集計など
- 評価・振り返り:講義単位で評価項目と基準を作成、登録
- コミュニケーション:グループを作成し、システム上でコメントやファイルを交換
- テスト:テストの作成、採点、提出状況の確認など
- 出席管理:出席の登録、集計、管理など
Phollyの料金·価格
Phollyの料金体系は、以下の通りです。
- 初期費用:150,000円〜
- 月額料金:20,000円〜
- 無料トライアル:あり
- 最短利用期間:1ヶ月〜
教育目的に沿って選べる複数のプランを用意しています。
※価格情報は、2024年4月時点のもの
よくある質問
導入時、導入後のサポートはありますか?
導入時には、機能の説明や希望のLMS運用に合わせたマスタデータの作成方法などを提案させていただきます。導入後は、サポートデスクによるメール、または電話でのお問い合わせ対応や障害対応、バージョンアップなどのサポートを実施しております。
教育機関でないと利用できませんか?
教育機関以外でもご利用いただけます。実際に、医療従事者向けの教育でご利用される病院様や各種資格運営団体などでご利用いただいております。
同時ログイン可能数はどのくらいですか?
ご契約いただいたアカウント数に応じてサーバー基盤の構成を設計しますので、特にログインによる負荷を注意する必要はございません。
生徒がアップロードできるファイルの形式はどんなものがありますか?
Pholly上でマイファイルに保存、レポートの添付ファイルとして添付できるファイルの形式に制限はありません。
テストはどのような形式で作成できますか?
現時点では単数選択式、複数選択式の2種類となっています。
Phollyの詳細について
Phollyについて、おすすめのポイントや機能などを紹介させていただきました。
Phollyは、サポート体制にも優れており、初めて授業支援システムを導入するという方にもおすすめです。
Phollyのサービス詳細については、ぜひ資料ダウンロードをお願いします。