目次
企業の成長にとって営業は欠かすことができませんが、スタートアップ段階など営業にあてる人材が確保できない、人材育成が不十分な場合には営業代行を利用すると良いでしょう。
ですが、営業代行といってもどんな会社に依頼すれば良いかわからない、選ぶ際に注意した方がいい点を事前に知りたいという方もいると思います。
本記事では、営業代行の意味や営業代行会社を利用するメリット·デメリット、おすすめの営業代行会社などを紹介しますので参考にしてください。
営業代行とは?
営業代行とは、読んで字のごとく営業を代行してくれるサービスのことを指します。
ただし、単純に飛び込み営業やテレアポを行うのではなく、サービスによっては営業ノウハウのレクチャーや営業マネジメントといった多岐にわたる業務をサポートしてくれます。依頼する代行会社によって得意とする業務は様々です。
営業代行会社に依頼できる主な業務としては、新規顧客の開拓やテレマーケティング、DM·広告作成、マーケティング、営業コンサルティングなどが挙げられます。
営業代行会社との契約は、主に成果報酬に月額の固定費が発生するタイプと、成果に関わらず固定の費用が発生するタイプに分かれるのが一般的です。
営業代行を依頼する際は予算ももちろんですが、契約形態も重視してサービスを選ぶと良いでしょう。
おすすめの類似営業代行サービス
類似サービス: Inside Sales HACKER
(4.5)

月額料金 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
自社SaaS事業の成長を支えてきた、インサイドセールスの専門スタッフによる営業代行を提供しており、「リソースが不足している」「直近での商談が獲得できない」「営業に時間を取られコア業務に集中できない」といった課題を抱えている方におすすめのサービスとなっています。
リードジェネレーションから支援
Inside Sales HACKERでは、全ての起点となるリードジェネレーションから支援を行っています。面識のない相手へ架電するコールドコールでのアプローチを始め、企業名のみしかわからないリストがあっても代表番号に架電してくれるため、リード獲得につなげることができます。
保有リードに対するアプローチを担当
これまで自社の営業活動で獲得してきたリードに対しても、スピーディーかつタイムリーな架電によって商談機会の獲得を狙います。 日々発生するリードに対してのアプローチはもちろん、リード情報を整理して適正化も行ってくれるため、効果の高い商談を実現することが可能です。
休眠中の顧客へアプローチ
Inside Sales HACKERでは、取引が休止・停止している顧客に対してもアプローチを行ってくれるため、ホットリード獲得につなげることができます。
類似サービス: スケッターズ
(4.5)

月額料金 | 400,000円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 100,000円〜 | 最短導入期間 | 最短1ヶ月〜 |
スケッターズとは、LIFE STYLE株式会社が提供している“BtoB/SaaS事業”に特化したオンラインセールスのアウトソーシングサービスです。 ザ・モデル型のSaaSセールスにおけるインサイドセールス、フィールドセールスを支援し、商談獲得率の向上や契約件数の向上を実現します。 複数の国内大手SaaSベンダーへの支援実績もあり、いずれにおいても高いクオリティのリードを多数提供しています。
早期のSaaSビジネス立ち上げを実現
大手クライアントに対する支援経験に基づいて2020年より開始したスケッターズ FOR SALESにおけるBtoB/SaaSの新規事業立ち上げ支援実績は20社/30サービスにのぼります。 営業マン+営業マネージャーの組織体制で新規事業の営業活動をトータルサポート、最短ルートでの事業成功に貢献します。
必要な機能を必要な分だけご提供
営業活動のみならず、KPIの策定やリスト/トークスクリプトの作成、効果検証など)事業のフェーズに合わせてどんな業務でも柔軟に対応します。 また、複数人月の発注や半年以上の長期契約等の制約はございません。
「型化」されたノウハウとそれを裏付ける実績
スケッターズを運営しているLIFE STYLE株式会社は、創業から8年間、50以上のSaaS事業のインサイドセールスを担当、累計100万件を超えるコールを実行、10万件の商談を創出した実績があります。 スケッターズ IS FORMATIONは、これまで蓄積したノウハウで、デジタルサービスの複雑さをシンプルに伝えることができるスキルやインサイドセールスに必要な「戦略」「環境」「武器」の3つを提供することが可能となっています。
類似サービス: UKABU
(4.5)

月額料金 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 1年単位 |
UKABUとは、株式会社UKABUが運営している、営業トーク支援ツールです。 手間のかかる電話/営業スクリプトの作成をワンクリックで実現し、営業準備にかける時間を削減することができます。
商談準備にかける時間を短縮
UKABUには、顧客カルテの自動作成機能が搭載されており、「顧客名」「スクリプト種類」を入力するだけで、導入企業側で設定した顧客情報項目をWebから自動で収集してくれるため、顧客情報の収集にかける時間を大幅に効率化することができます。
商談時の確認漏れを防止
UKABUのヒアリングシート機能を利用することで、顧客情報と営業目的に合わせてヒアリングすべき項目を自動表示してくれるため、顧客との会話時における確認漏れを防止することができます。
想定外の質問にも柔軟に対応できるようになる
FAQを簡単に検索できる機能が搭載されており、商品の機能についてや、専門性が求められる質問に対しても、会話中にFAQを調べて柔軟に対応することが可能となります。
営業代行の料金
営業代行の費用相場は報酬体系によってことなります。
営業代行の報酬は、「固定報酬型」「成果報酬型」「複合型」に分類されます。
- 固定報酬型:営業1人あたり500,000円〜700,000円程度/営業1日あたり25,000円〜35,000円程度
- 成果報酬型:1アポイントメントあたり15,000円〜75,000円程度/1成約あたり売上の30%〜50%程度
- 複合型:固定報酬250,000円〜450,000円程度/成果報酬は企業ごとに様々
上記に加え、利用する代行会社によっては初期費用が発生する場合もあります。
固定報酬型は営業代行の成果に関係なく費用が発生するため売上を出せるほどにメリットがある料金体系となります。その一方で、成果が出せないとマイナス面が大きいため、実績がある代行会社を選ぶことが重要です。
成果報酬型は、営業代行によって成約を得られた場合に報酬が発生します。成果がない限りは料金が発生しないので、内容に見合った料金で利用できる点がメリットですが、成果が想定以上に出ている場合は固定報酬よりも料金が高くなってしまうこともあるため注意しましょう。
複合型は契約期間中の固定報酬と成果報酬の両者が適用されます。固定報酬の料金は低くなっている反面、成果報酬の料金は利用する代行会社によって異なるため、複数社での比較検討が重要となります。
営業代行を利用するメリット
短期間で即戦力の人材を確保して営業ができる
営業代行会社を利用する最大のメリットは採用や育成などの手間をかけずに即戦力の人材を活用できる点にあります。
営業にかける人材がいない場合、採用活動を行い人員を増やさなければいけませんし、研修や教育などの育成を行うにもコストがかかります。
育てた人材が現場で経験を積み、結果を出すようになるにはさらに時間がかかってしまうでしょう。
こういった手間やコストが営業代行を用いることで解消できます。契約をして詳細を打ち合わせすればすぐに営業活動がスタートされます。
人材育成にも活用できる
営業代行会社に所属している人材は、様々な業界での営業を経験しており豊富なノウハウやスキルを所持しています。
そういった人材と共に営業をすることで、まだ育っていない自社の営業部門のスキルアップを図ることが可能となります。
新規の営業先を開拓できる
営業代行会社に所属している営業マンは過去の営業経験で開拓した豊富な人脈を持っているケースがあり、営業代行を活用することで今まで自社の営業だけでは開拓することができなかった新規の見込み顧客へのアプローチが可能となります。
営業代行を利用するデメリット
成果によって支払うコストが高額になるケースがある
サービスによっては高い営業効果が見込める営業代行ですが、例えば成果報酬型のサービスを利用している場合に大きな成果を営業マンがあげた際には高額の費用が発生します。
自社で営業を行う場合や、月額固定型のサービスを利用した場合と比べて思わぬ支出が発生する可能性があるので注意が必要です。
営業代行会社を選ぶ際のポイント
製品名 | 参考価格 | 無料トライアル |
---|---|---|
プロセルトラクション | 要問い合わせ | – 要問い合わせ |
Inside Sales HACKER | 要問い合わせ | – 要問い合わせ |
ネオキャリア | 月10万円〜 | – 要問い合わせ |
セレブリックス | 要問い合わせ | – 要問い合わせ |
SORAプロジェクト | 要問い合わせ | – 要問い合わせ |
ウィルオブ·ワーク | 要問い合わせ | – 要問い合わせ |
アイランドブレイン | 16,500円~ | – 要問い合わせ |
代行可能な業務を確認する
営業代行会社を選ぶ際にまず確認するべきことは、どんな業務のアウトソーシングが可能かという点です。
自社で依頼したい業務に対応しているかは当然ですが、依頼する代行会社によって実績や得意な分野は様々なため、事前によく調べておきましょう。
料金体系をチェック
営業代行会社の多くは、成果報酬型、月額固定型、またはこれらを組み合わせた複合型の料金体系を採用しています。
自社が営業代行にどのくらい予算を割けるかを想定した上で、マッチした料金体系のサービスを選ぶようにしましょう。
実績をチェック
ホームページに掲載されている内容はもちろんのこと、問合せ窓口から直接担当者に確認することもできますので、類似商材の取り扱い実績を確認するとよいでしょう。
同業企業との取引歴があれば、自社の案件をその営業代行会社に安心して任せられる見込みが高いといえます。
セキュリティ体制を確認
自社の機密情報を取り扱うことになるため、営業代行を行うスタッフのセキュリティポリシーは確認しておく必要があるでしょう。
営業代行サービスとしての運用実績が豊富であれば、セキュリティ対策に関しても十分な教育が行き届いていると考えられるため、導入実績を参考にするのも有効です。
インサイドセールスとフィールドセールスのどちらが得意か
インサイドセールスとは、営業リストなどを元に見込み顧客に対して電話やメールなどを駆使したアプローチを行う営業活動のことを指します。
そしてフィールドセールスは見込み顧客のオフィスや自宅などを実際に訪問し商談を行う営業活動です。
依頼する営業代行会社によってはインサイドセールスにおける実績に優れていたり、フィールドセールスには対応していないという場合もあります。
実績なども参考にしつつ、自社に適した代行形態に対応してくれるサービスに依頼するようにしましょう。
営業代行を依頼するときの注意点
営業代行を依頼する際に注意してほしい点は、以下の3つです。
- BtoBかBtoCどちらに強いか
- 成功報酬型であるか
- 依頼後のコミュニケーションを怠らない
まずは自社のターゲットにマッチした営業代行を選ぶようにしましょう。商談から成約までのクロージングを強化したいのか、アポイント獲得に強みを持った営業代行がよいのか、成果地点を明確にしておきましょう。
特に、成功報酬型は成果に応じて費用が発生するため、トラブルになりかねません。料金表をよく確認しておきましょう。
営業代行の依頼後は、担当者に任せきりにしないことが重要です。情報共有を行い、進捗を把握することで早期に改善点を発見できます。
おすすめの営業代行会社7選
プロセルトラクション
特徴
株式会社プロセルトラクションは、BtoB新規事業に特化したセールス&マーケティングソリューションカンパニーです。
幅広い新規事業の立ち上げからGrowth、Scaleまでの支援実績があり、BtoB新規事業を多く成功に導いてきました。
実際にプロセルトラクションを利用した企業では、「売り上げ生産性が大幅に改善」、「組織としての生産性が180%アップ」、「新規顧客の獲得に成功した」などの成果を実現しており、確かな結果が期待できるサービスと言えるでしょう。
料金
要相談
※2022年4月現在/詳細は公式サイトを確認
Inside Sales HACKER
特徴
Inside Sales HACKERとは、インサイドセールスの営業代行サービスで、自社SaaS事業の成長を支えてきた専門スタッフによる営業代行を提供しています。
「リソース不足による営業力の弱体化」や「商談獲得率の低下」などに課題を感じている方におすすめです。
営業のプロがインサイドセールスを代行してくれるため、コールドコールでのアプローチや、情報不足のリストからであってもリード獲得を実現することができます。
獲得リードは、利用企業のニーズやキーパーソンを理解した上でアプローチを行うため、有効リード率が高い点も特徴的です。
料金
要問い合わせ
ネオキャリア
特徴
コールセンターや採用代行、人材派遣会社向けの業務代行を行なっています。
これまでに3,000社以上との豊富な代行実績があり、スタッフへの個人情報に関する取り扱いなど徹底した教育を行っているため、代行を依頼したことによる情報漏洩の心配はありません。
料金
要相談
※2021年9月現在/詳細は公式サイトを確認
セレブリックス
特徴
インサイドセールス支援としては業界トップクラスの実績があり、総合的な対応が可能です。
テレアポ代行やアポイント獲得、商談機会の創出など幅広い支援を可能とし、営業コンサルティングサービスも行なっています。
料金
要問い合わせ
※2021年9月現在/詳細は公式サイトを確認
SORAプロジェクト
特徴
テレアポ代行からマーケティング、インサイドセールスまで幅広い営業代行に対応しているSORAプロジェクト。
営業代行サービスとして11年間の運営実績があり、ベテランの人材が多数在籍しているため、導入企業にあった営業スキームの組み立てが可能です。
料金
要問い合わせ
※2021年9月現在/詳細は公式サイトを確認
ウィルオブ·ワーク
特徴
豊富な分野のアウトソーシングを行っているウィルオブ·ワークは営業や販売の領域において20年以上の実績があります。
対応可能な業務は、販売、営業、コールセンター、事務、介護など幅広く、全国エリアで対応が可能なためスキルの高い人材をすぐに活用することができます。
料金
要相談
※2021年9月現在/詳細は公式サイトを確認
アイランドブレイン
特徴
2,000社以上の導入実績があり、新規顧客開拓のプロが多数在籍しています。
新規アプローチを代行してもらい、肝心の商談部分は自社で行うといった柔軟な利用方法が可能で、サービス変更やエリア追加にも対応可能です。
料金
16,500円/件(成果報酬型)
※2021年9月現在/詳細は公式サイトを確認
営業代行と類似サービスとの違い
販売代理との違いは?
販売代行とは、商品やサービスの販売を請け負うものです。
通常は販売代理店やディストリビューターが行いますが、販売代理店やディストリビューターは、各自の名前で商品を販売し、在庫の責任を持つことが一般的です。
「営業」代行サービスの場合、単に売ることだけを目的とするわけではありません。
営業活動の一部、またはすべてを代行するサービスであり、販売に関わる部分を代行してもらう場合でも、顧客にはあくまで依頼主の名前を使用します。
営業派遣との違いは?
営業派遣は、営業活動を依頼主の指示に従い、営業パーソンが業務を行うサービスです。
営業代行の場合、営業パーソンを営業代行サービスが指揮するのが通常であるため、指示系統が異なる点が一番の違いと言えるでしょう。
営業代行サービスを依頼する場合、サービスを提供する会社の方法で営業活動が行われる場合も少なくありません。
従って、前もってどのような手法で営業活動を行うのか、十分に確認しておきましょう。
営業代行に関して動画で詳しく解説
営業代行は代行会社への依頼がおすすめ
自社に営業のノウハウがない、営業にかける人材が不足している、新人教育にかけるノウハウや時間がないといった場合には、かけられる予算にもよりますが営業代行会社を利用すると良いでしょう。
本記事で紹介した代行会社や選定のポイントを参考にしつつ、自社にマッチした営業代行会社を探してみてください。
30代~50代経営者の17%が営業代行を利用したことがあると回答【営業代行に関するアンケート】
調査概要
対象者:全国の30歳〜59歳の男女/経営者・役員
サンプル数:300人
居住地:宮城県,東京都,愛知県,大阪府,福岡県
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2022年10月13日
調査メディア: STRATE[ストラテ]:https://strate.biz/
【質問:自社の商品・サービスに営業代行を利用したことはありますか?】
質問に対しての回答選択肢は以下
1.利用したことはない
2.利用したことはないが、利用を検討している
3.過去に利用していた(現在は利用していない)
4.現在も定期的に利用している
30代~50代の男女を対象とした「自社の商品・サービスに営業代行を利用したことはありますか?」というアンケートで最も多かった回答は「利用したことはない」で74%でした。
次いで多かったのが「利用したことはないが、利用を検討している」「現在も定期的に利用している」と回答した方で9%、「過去に利用していた(現在は利用していない)」と回答した方は8%で、全体の2割近い方が自社の商品・サービスに関して営業代行の利用経験があることが分かりました。
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