自社サイトに設置している入力フォームへの入力率が悪い、より多くのリードを獲得したいという場合にはEFOツールの導入がおすすめです。
Webマーケティングにおいて、EFOやLPOなどの言葉を聞くことはあるが「どんな意味かわからない」「EFOを行うためのツールが知りたい」という方も多いと思います。
本記事ではEFOについて、基本的な意味やおすすめのEFOツール、EFOツールの導入メリット、導入する際の注意点などを紹介します。
EFOとは?
EFOツールとはEntry Form Optimisationの略で、日本では「入力フォーム最適化」と訳されることが多いです。
自社サイトに設置した入力フォームへの入力率を高めるために入力フォームの改善を行います。
入力フォームへの入力は、サイトを訪れた見込み顧客の情報を収集するために重要な施策であり、決して軽視することはできません。
しかし、入力する項目が多かったり入力方法が複雑である場合ユーザーがサイトを離脱してしまい、コンバージョンに至らないこともあります。
そこで、EFOを行うことで入力フォームを改善してフォーム入力率を高めコンバージョン率の向上を目指します。
コンバージョン率に直結するため非常に重要な施策と言えます。
おすすめEFOツール6選
Gyro-n EFO(ジャイロンEFO)
特徴
ジャイロンEFOとは、株式会社ユニヴァ・ジャイロンが運営しているEFOツールです。
専門的な知識がなくてもEFO対策を実現でき、これまでに6,000件を超える利用実績があります。
ジャイロンEFOの導入によってコンバージョンが改善した事例も多く、2倍以上コンバージョン率が改善したケースもあるほどです。
1ヶ月無料のトライアルも提供しているため、非常に利用しやすいサービスといえます。
料金
- 初期設定費用:0円〜
- 月額料金:15,000円〜
※価格情報は2022年4月時点のもの
formrun(フォームラン)
特徴
formrunは株式会社ベーシックの提供する、クラウド型Webフォーム作成システムサービスです。
よりコンバージョンしやすいフォームを作成するため、UI/UXの強化につながるテンプレート、付加価値機能を提供しています。
デザイン性の高いフォームがテンプレートを利用することで簡単に作成でき、フォームへの入力情報をカンバン方式の管理画面で効率的に管理することが可能です。
無料で利用できるフリープランを提供しているため、トライアル的な運用もできます。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:3,880円〜
- 無料トライアル:14日間無料
※2021年10月現在/詳細は公式サイトを確認
EFOcats(イーエフオーキャッツ)
特徴
住所の自動入力などフォーム入力率を向上させる機能が豊富に搭載されているEFOツールがEFOcatsです。
リアルタイムアラートで、入力ミスを防止することが可能で離脱ポイントを見極める分析機能も搭載されているため、効果的なフォーム改善が可能となっています。
料金
- 初期費用:300,000円
- 基本料金:30,000円〜
- 無料トライアル:要問い合わせ
※2021年10月現在/詳細は公式サイトを確認
ゴリラEFO
特徴
ゴリラEFOは、ブルースクレイ·ジャパン株式会社が提供しているエントリーフォーム最適化ツールです。
ガイドナビゲーションでユーザーの入力をアシストすることで、入力率の向上を実現します。
入力サポート機能は20種類以上と業界でも最高水準の数となっているため、CVR改善に大きく貢献してくれるサービスと言えるでしょう。
料金
- 初期費用:30,000円
- 月額料金:9,800円〜
- 無料トライアル:要問い合わせ
※2021年10月現在/詳細は公式サイトを確認
EFO CUBE
特徴
EFO CUBEは豊富な機能でフォーム入力率の向上を実現するEFOツールです。
データ解析機能に強みがあり、項目ごとの入力エラーや離脱率の取得が可能で、効果的なフォーム改善が実現できます。
入力補助機能も豊富に搭載されており、データ解析を元に最適な機能を利用することが可能です。
料金
- 初期費用:0円
- 月額料金:50,000円〜
- 無料トライアル:要問い合わせ
※2021年10月現在/詳細は公式サイトを確認
フォームアシスト
特徴
フォームアシストは入力フォーム最適化をアシストしてくれるEFOツールです。
導入企業に合わせた機能カスタマイズが可能で、30種類もの入力サポート機能を搭載しています。
入力フォームの見た目変更もタグ1つで可能なため、初めてEFOツールを利用するという方でも扱いやすいシステムとなっています。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
- 無料トライアル:要問い合わせ
※2021年10月現在/詳細は公式サイトを確認
EFOツール導入のメリット
EFOツールを導入することで主に以下のメリットが得られます。
専門的な技術力がなくてもEFO施策が可能になる
入力フォームの改善にはHTMLやCSSといった専門的な知識やスキルが必要となるケースがあります。
自社エンジニアで対応できる場合であれば良いですが、エンジニアがいない、自社エンジニアに余力ないという場合には外注で依頼しなくてはならず、高額のコストがかかってしまいます。
EFOツールを導入することで、専門的な知識がなくても直感的な操作性でEFO施策を行うことが可能となります。
多くのEFOツールでは、入力補助機能や入力エラー時のアラート機能などが搭載されているため、簡単に施策を行うことができ、解析機能で離脱原因の特定もできるため、繰り返しの改善が実現できます。
ユーザー離脱の原因がわかるようになる
EFO施策を行う上では、PDCAを回すことが重要となります。
EFOツールには、解析機能が搭載されているものが多く、行った施策の結果として入力完了率が改善したのかどうか、効果をデータとして視覚的に把握できるようになります。
A/Bテスト機能やレポート機能などを利用して、行った施策がどれくらい効果があったのかがわかるようになればPDCAを回してより洗練されたフォームの作成が実現できます。
EFOツールを選ぶ際のポイント·注意点
EFOツールを導入する際は、以下のポイントに注意しながらサービスの比較検討を行いましょう。
機能の確認
EFOツールを選ぶ際には機能の比較が重要です。
多くのEFOツールには入力補助機能やリアルタイムアラート機能などが搭載されていますが、ツールによって搭載されている機能数は違います。
より多くの補助機能がある方が入力完了率の向上が期待できますが、操作性がその分複雑になったりランニングコストが高額になる場合もあります。
自社でフォーム入力の最適化を行うにあたって必要な機能を明確にした上で、最低限必要な機能を搭載しているツールを選びましょう。
その上でオプションなどでいつでも機能を追加できるものであれば、さらに拡張性を広げたい時に新しいサービスを導入することなく利便性を高めることが可能です。
サポート体制の確認
EFO施策は一度で終わりというわけではなく、効果を解析して定期的な改善を行っていくことが重要です。
その上で重要となるのがサービス側のサポート体制で、導入における初期設定や運用後のコンサルティング、技術的なサポートなどを行ってくれるサービスであるかを確認しておきましょう。
サービスによってはコンサルサポートは有料というものもあり、その内容も様々なため必ず確認しておくことをおすすめします。
効果的なEFO施策にはツールの導入がおすすめ
EFOツールについて、概要やおすすめのシステム、導入のメリットなどを紹介しました。
定期的に効果検証を行い、よりユーザーにとって入力しやすいフォームを設置することができれば自社にとってより多くの顧客獲得につながる可能性があるため、EFOツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
本記事で紹介したおすすめサービスや導入のポイントを参考にして自社にあったサービスを探してみてください。