なぜマニュアルを動画にする必要がある?おすすめ動画マニュアル作成システム7選比較

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動画マニュアルとは?

企業にとってマニュアルは新人教育やナレッジ共有のような社内での共通ルールの情報共有のためだけでなく、商品を購入したお客様に商品の使い方や取り扱い方を説明する際にも用いる重要なツールです。ですが紙でのマニュアルでは文章の羅列になってしまい重要な部分がどこかわからなかったり、作成者の意図が伝わりにくいという難点があります。また、作成にかかる時間も文章のボリュームに比例してかかり担当者の負担は増える一方です。紙で管理する場合印刷代や保管場所といった物理的なスペースも必要になります。

紙のマニュアルでは表現できない動きや音が使えてわかりやすい

これに対して動画マニュアルは紙のマニュアルでは表現できない動きや音を用いて視覚的だけでなく聴覚的にも情報を伝えることができます。文字や写真だけでは作成者が伝えることができなかった情報を動画を用いることで簡単に伝えることができ、印刷費用や紙代などのコストもカットできることから、社内マニュアルやナレッジ共有のためのマニュアルを動画で作成するという企業が増えています。また、紙でのマニュアルと違い、動画であれば手軽に場所を選ばずに視聴することができるので商品のマニュアルを動画で作成して顧客に配布するという企業も多いようです。

紙での分厚いマニュアルは読むにも気力がいりますが動画であれば再生ボタンを押すだけなので気軽に視聴することが可能ですし、気になった部分を手軽に繰り返して再生することができるためマニュアル内容の浸透も早めることができます。

動画マニュアルの自作は準備と労力が大変

伝えたい情報を視覚的・聴覚的に伝えることができ、コストカットも可能ということでメリットの多い動画マニュアルですが、実際に自社で動画マニュアルを作成しようとすると何かと課題があります。そこで自社で動画マニュアルの作成を行う場合と動画マニュアル作成ツールを使う場合との比較をご紹介します。

構成を考える

まずは作成する動画の構成を考えるところから始めます。「いつ」、「どこで」、「誰に」、「何のために」を意識して構成を考えるようにします。入社時のマニュアルとして流すものなのか、商品販売時に顧客に公開するものなのかなどその利用用途によって求められるクオリティは変わってきます。また、自社商品を購入したユーザー向けのマニュアルであればPCだけでなくスマホでも見られるようにするなど視聴デバイスをあらかじめ考えておくことも重要です。

自社で動画マニュアルを作成する場合ではチームでの会議によって構成を考えていきますが動画マニュアル作成ツールを使用する場合では、目的ごとにテンプレートが用意されていたり、ツール提供側の企業から専任のコンサルティングを受けることが可能なサービスもあります。

台本作成

ある程度の構成を作成したら最初から最後までの流れを台本に落とし込んでいきます。台本作成はテキストによって構成していくタイプと絵コンテにしていくタイプがあります。マニュアルを動画で作成する場合はイメージをつけやすいように絵コンテによって台本を作成していく方が良いでしょう。台本作成も自社で作成する場合はチーム内で意見を出し合い決める必要がありますがツールを使って台本作成をする場合は、あらかじめテンプレートが用意されていて、必要な情報を項目ごとに当てはめていったり、専任のコンサルタントによって台本作成をサポートしてくれるケースもあります。

撮影準備

台本作成が完了したら撮影に必要な機材や場所の確保などの下準備をします。どのような動画を作るかにもよりますが、より本格的な動画を作りたいのであれば撮影スタジオを手配したりカメラマンを手配したり、高性能なカメラを用意する必要があります。タイムスケジュールを決めておくことも重要です。初めて動画を撮影する場合は予定より時間がかかるケースも多いのである程度余裕をもって各種手配をすることをおすすめします。撮影関係者に台本を配布しておくことも重要です。撮影に関わる人物全員が撮影の流れを把握しておくことでスムーズな動画撮影を行うことができます。

自社で動画撮影をする場合はスタジオを手配したり、社内で撮影するスペースを確保したり、カメラマンの手配、機材を購入するなどの必要があります。動画作成ツールを使う場合はスマートフォンで撮影した動画をツールで編集することができるタイプのツールもあるので社内用の動画マニュアルなどの外部に公開する必要がないものであればコストを抑えることが可能です。

撮影

台本を作成し、撮影準備が完了したらいよいよ撮影開始です。作成した台本を元に動画の撮影や音声の録音をしていきます。動画は編集をする前提で同じシーンでも角度を変えたりして複数回撮影しておくことをおすすめします。複数回撮影をしておくことで必要に応じて最適なシーンを選択することができる上にイレギュラーな事態にも撮影しておいた別シーンを差し込むことができます。

自社で動画撮影をする場合は従業員間でディレクションしたり、演技をして撮影をする必要があります。プロのカメラマンによる撮影の場合でも自社スタッフが場合によってはサポートをしたり雑務をする場合があります。動画作成ツールを使用する場合は、スマホカメラで撮影した動画を専用ソフトに取り込んだり、実際にPCを操作しながらインカメラによって臨場感のある動画を撮影することが可能です。また、入力した文字を自動音声に変換することで動画として書き出すことができる機能も搭載されているツールもあります。

ナレーション収録

撮影した動画をより伝達性の高いものにするためにナレーションを入れていきます。自社でナレーションを吹き込む場合もプロのナレーターに依頼する場合も事前に台本を元にナレーターと打ち合わせをして強調したい部分や全体の流れをディレクションすることが重要です。

自社でナレーションを収録する場合は、自社スタッフによるナレーションを行う場合はコストを抑えることができますが、プロのナレーターと比べるとどうしてもクオリティが落ちてしまうので社外で利用するものにナレーションをつける場合はなるべくプロのナレーターに依頼するようにしましょう。マニュアル動画作成ツールでは合成音声によってナレーションをつけることができるものもあるのでナレーターを外注するコストを節約したい場合はツールを使用すると良いでしょう。

編集

台本に沿って動画マニュアルを撮影することができたら編集をします。編集によってその動画のクオリティが何倍にも変化するので編集作業は非常に重要です。ナレーションや動画だけでは伝わらない部分にテロップを入れたり、余分な部分をカットしたりします。ターゲットを意識して動画編集をしないと動画マニュアルの効果を最大限に発揮することはできないので、編集にあたっては複数人でチェックしながら進めるのがおすすめです。効果音や音楽を挿入したいという場合もこの編集段階で行います。費用を抑えたいのであれば著作権フリーの素材を使うこともおすすめです。

動画編集を行う場合は、基本的にはPCの動画編集ソフトを使って行うか、外注によって編集してもらうことになります。自社のみで動画編集を行う場合は専門的な知識やスキルを持った人材が必要になります。また、編集にかかる時間もある程度のものを要する場合が多いです。動画作成ツールを使用する場合は直感的操作で動画編集ができるサービスが多く専門的なスキルがなくても簡単に動画を編集することが可能です。

おすすめの動画マニュアル作成システム7選

サービス名料金(月額)初期費用お試し利用特徴
tebiki要問い合わせ要問い合わせトライアルあり
・スマホ撮影でマニュアルが作成可能
・多言語に対応
shouin要問い合わせ要問い合わせトライアルあり
・人材育成に効果的な動画が作成可能
・現場のトレーニング状況を可視化できる
VIDEO BRAIN要問い合わせ要問い合わせなし
・AIによる自動動画作成
・豊富なテンプレート
ClipLine要問い合わせ要問い合わせなし
・多店舗での情報共有が可能に
・セルフトレーニングができる
iTutor要問い合わせ・プロフェッショナル/600,000円〜
・スタンダード/450,000円〜
・エントリーオフィス/250,000円〜
・エントリービデオ/250,000円〜
・Macintosh向けプラン/150,000円〜
トライアルあり
・直感的操作が可能
・eラーニングコンテンツが作成可能
Teachme Biz・スターター/50,000円
・ベーシック/100,000円
・エンタープライズ/300,000円
・スターター/300,000円
・ベーシック/300,000円
・エンタープライズ/300,000円
トライアルあり
・少ないステップで動画作成が可能
・発見性の高いマニュアルが作成可能
Dojo要問い合わせ要問い合わせ体験版あり
・直感的操作が可能
・豊富なテンプレート

tebiki(テビキ)

tebikiの特徴

tebikiはクラウド型動画教育システムで、スマホで撮影した動画を用いてマニュアル動画作成できます。簡単な操作性なので動画制作の経験がない場合でも簡単に動画作成ができます。自動翻訳機能があるので外国人の従業員に向けても動画マニュアルを作ることができます。

tebikiの機能

tebikiの特徴的な機能としてはスマホで撮影した動画でマニュアルを作ることが可能です。音声認識システムが搭載されているので字幕を自動的に作成することが可能です。動画編集ソフトの使用経験がない人でも簡単に編集ができるように設計されているので初めて動画編集をするという方にも安心です。また、自動翻訳機能があるので英語や中国語などの多言語でマニュアル動画を作ることが可能になります。作成した動画はクラウド上で管理することが可能なので、動画の閲覧履歴などを確認することができます。導入までのサポートはもちろん導入後の定着支援もしっかりとサポートしてくれるので安心です。

tebikiの料金

  • 初期費用/要問い合わせ
  • 月額費用/要問い合わせ

2020年6月現在/詳細は公式サイトを確認

tebikiの詳細についてはこちら

画像・データ出典:tebiki公式サイト

shouin(しょういん)

shouinの特徴

shouinは、人材育成に特化した機能を搭載したマニュアル作成ツールです。研修向けのマニュアル作成はもちろん、従業員の熟練度をチェックする機能など人材育成を効果的に行う機能が多数搭載されています。作成した動画はスマートフォンなどで見ることができるので、離れた場所にいる従業員や空き時間を利用して視聴したいという従業員にも効果的にトレーニングをすることができます。

shouinの機能

shouinではマニュアル作成はもちろん、在宅勤務をしている従業員向けのリモート研修まで幅広い用途に動画マニュアルを作成することが可能です。トレーニング状況を分析したりスキルの習熟評価などの機能が搭載されています。チェック機能もあるので従業員を同じ基準で評価することが可能です。また、日報やメッセージのやりとりなど日常業務に関する機能も搭載されています。

shouinの料金

  • 初期費用/要問い合わせ
  • 月額費用/要問い合わせ

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shouinの詳細についてはこちら

画像・データ出典:shouin公式サイト

VIDEO BRAIN

VIDEO BRAINの特徴

VIDEO BRAINは、クラウド動画編集サービスです。AIが搭載されているので動画編集が少しの作業で簡単に完了します。このAIのマッチング精度は非常に高く、テキストから重要な部分を自動で選びマッチする素材を組み合わせてくれます。動画作成に必要な絵コンテも自動で作成してくれるので動画マニュアルを初めて作るという方でも安心です。

VIDEO BRAINの機能

VIDEO BRAINの最大の特徴はAIが自動で動画を作成してくれる機能です。テキストや素材をクラウド場でアップロードするとAIが内容を解析し自動でマッチングしてくれます。素材のマッチングだけでなくより効果的な動画になるようにアニメーションの作成などを提案してくれます。初めて動画を作成する場合は、一から動画を作るというのは非常にハードルが高く感じますがVIDEO BRAINでは豊富なテンプレートが60種類以上も用意されているので簡単にデザイン性の高い動画を作ることができます。動画は無制限に作ることができるので使っていくうちにより洗練された動画マニュアルを作成することが可能になります。

VIDEO BRAINの料金

  • 初期費用/要問い合わせ
  • スタンダードプラン/要問い合わせ
  • エンタープライズプラン/要問い合わせ
  • プロフェッショナル/要問い合わせ

2020年6月現在/詳細は公式サイトを確認

VIDEO BRAINの詳細についてはこちら

画像・データ出典:VIDEO BRAIN公式サイト

ClipLine(クリップライン)

 

ClipLineの特徴

ClipLineは多店舗展開をしている企業向けに動画によってコミュニケーションや業務効率化を促進させることができる動画作成ツールです。飲食業界での利用が多く、伝言ゲーム的になっていた本部からの意向をしっかりと現場まで届けることが可能になります。従業員一人ひとりのスキルアップやケアを動画マニュアルによって実現できるサービスです。

ClipLineの機能

ClipLineでは動画クリップを活用することで情報共有が可能になります。本部や店長から一方的に動画を送るのではなく、従業員全員がアカウントを作成することで動画を通した相互でのコミュニケーションを可能にしてくれます。短尺での動画を作成することでピンポイントで人材育成のマニュアルに活かすことができます。また、動画制作に関わる部分をアウトソーシングすることも可能なので動画マニュアル作成に不安があるという企業にも安心です。

ClipLineの料金

  • 初期費用/要問い合わせ
  • 月額費用/要問い合わせ

2020年6月現在/詳細は公式サイトを確認

ClipLineの詳細についてはこちら

画像・データ出典:ClipLine公式サイト

iTutor

iTutorの特徴

iTutorは、簡単な操作で動画マニュアルが作成できるツールです。直感的操作が可能なので動画編集の経験がないという方でも安心して動画を作成、編集することが可能です。作成したマニュアルを様々な形式で出力することができるのも特徴的で、具体的にはPDFやPowerPoint、wordなどの形式で出力することが可能ですWindowsとMacの両方に対応しているので機種に捉われず簡単に動画を作成することができます。

iTutorの機能

直感的操作で動画の編集が可能なのがiTutorです。キャプチャ機能によって普段通りのPC操作で簡単に動画マニュアルを作成することが可能です。別撮りした動画をiTutorへアップロードするだけで簡単に編集をすることができ、eラーニングコンテンツも簡単に制作することができるので運用の幅が広いサービスと言えます。iTutorをさらに活用するための各種セミナーも行われているので操作に不安がある場合でも直接サポートを受けることができるので安心です。

iTutorの料金

  • プロフェッショナル/600,000円〜
  • スタンダード/450,000円〜
  • エントリーオフィス/250,000円〜
  • エントリービデオ/250,000円〜
  • Macintosh向けプラン/150,000円〜

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iTutorの詳細についてはこちら

画像・データ出典:iTutor公式サイト

Teachme Biz

Teachme Bizの特徴

Teachme Bizは動画マニュアルが簡単に短時間で作成することができるマニュアル作成ツールです。直感的操作で簡単にマニュアル動画が作成でき、スマホ等のカメラで撮影した画像を編集してテキストを入れるだけで動画作成が完了します。動画作成には多くの工数がかかり時間を要するものが多いですがTeachme Bizであれば作業時間を大幅に効率化することが可能です。

Teachme Bizの機能

スマホやタブレットを使い撮影した動画を元に必要な部分を静止画でカットし追加していくことでマニュアル動画を作ることが可能です。直感的操作でプロセスの視覚化を可能にしているので正しい手順で操作をすることができます。動画にテキストや簡単なマークを入れる画像編集も直接編集することができるので補足情報を追加することが可能です。マニュアルはキーワードで検索することはもちろんQRコードでアクセスすることもできるので必要なときにすぐに利用することができます。また、マニュアルをタスクとして配信することで閲覧状況や完了状況を把握することができしっかりとマニュアルを浸透させることができるので人材育成を効率的に行うことができます。

Teachme Bizの料金

  • 初期費用
    スターター/300,000円
    ベーシック/300,000円
    エンタープライズ/300,000円
  • 月額費用
    スターター/50,000円
    ベーシック/100,000円
    エンタープライズ/300,000円

2020年6月現在/詳細は公式サイトを確認

画像・データ出典:Teachme Biz公式サイト

Dojo(ドージョー)

Dojoの特徴

Dojoは、簡単にマニュアル作成・更新ができるマニュアル作成ツールです。文書・資料の作成がソフト上で簡単にできるだけでなくPDFやMP4形式に変換することができるので動画マニュアルも作成することができます。直感的操作でマニュアルを作ることができるので初心者の方にも安心で、操作画面が自動でキャプチャされていくので初めて動画マニュアルを作るという場合でも心配はいりません。

Dojoの機能

開発会社自体が自社でDojoを利用しており、常に使いやすいようにバージョンアップをしてくれます。多彩なテンプレートで用途に応じた書類・資料の作成が可能です。オプションの自動音声合成機能を使えば多言語でマニュアルを作成することができるので外国人労働者が多く働いているという企業にも強い味方となってくれるツールです。

Dojoの料金

  • 初期費用/要問い合わせ
  • 月額費用/要問い合わせ

2020年6月現在/詳細は公式サイトを確認

Dojoの詳細についてはこちら

画像・データ出典:Dojo公式サイト

動画マニュアル作成システムの選び方・比較ポイント

動画作成の目的を明確にする

動画マニュアル作成システムはそのサービスによって得意とする動画マニュアルのタイプが違います。ですので自社で制作したい動画マニュアルの種類を事前にしっかりと決めておくことが重要です。その上で文字で情報を伝えていくのか、動画を文字で補足して情報を伝えたいのか、動画で作業の手順を説明するようにしたいのかなどをどのような動画作成がしたいかを決めましょう。利用者にとってどのようなスタイルの動画が一番伝わりやすいかを考えて、それを実現できるサービスを導入することが重要です。

操作方法を確認する

動画マニュアルの作成においては操作性はとても重要です。動画制作の経験がある従業員であれば問題ないかもしれませんが、動画マニュアルを初めて作成するという企業担当者も多いはずです。そういった知識や経験がない人でも直感的に操作できるシステムを選ぶことが重要です。もちろん作成者だけでなく、動画マニュアルを利用する人が手間なく視聴できるような動画でなければいけませんし、更新作業を必要とするようなものであればマニュアル更新の担当者も使いやすいと感じるようなシステムでなければいけません。動画マニュアル作成システム使用感については無料トライアルを実施しているサービスも多いので試験的な運用で動画マニュアル作成システムとはどのようなものなのかを把握することが重要です。

多言語に対応しているかを確認

昨今では外国人の労働者も増えてきました。外国人の従業員向け動画マニュアルを作成したいという場合には多国語対応しているシステムを選ぶことが重要です。合成音声による外国語でのナレーション機能や音声認識による英語や中国語での字幕挿入が可能なシステムを選ぶ必要があります。多国語対応していないシステムを選んでしまうとイラストだけで情報を伝えることになってしまうので注意しましょう。

サポート体制を確認

導入前のサポートももちろん重要ですが、導入後のサポートが充実しているかを事前にチェックしましょう。サービスによっては導入後のサポートは有料というものやオプションに加入する必要があるものもあるので事前に調べておくことは重要です。また、作成した動画マニュアルはクラウド型の場合はサービス提供側のサーバーにて保存されるのでセキュリティ対策を調べておくことも重要です。多くの動画マニュアル作成システムではセキュリティ対策については万全の体制を敷いていますが、あまりに安価なサービスはその分セキュリティ面が弱いこともあるので確認しておく必要があります。

動画マニュアルのメリットとデメリット

メリット

動きを伝えることができる

動画マニュアルでは従来の紙でのマニュアルでは伝えられなかった動き・作業工程の様子などを動画に撮影することで視覚的・聴覚的に伝えることが可能になります。特に作業工程や実際の作業の細かい部分などは文章や図形、イラストだけでは伝えきれない部分が多くマニュアル利用者の想像で補完する必要がありますが動画マニュアルであれば細かい作業の様子も視覚的に確認することができます。また、文字を挿入することでさらに情報を補完することが可能なのも動画マニュアルのメリットです。

繰り返し確認することができる

紙のマニュアルも読み返すことで繰り返し学習することができますが、何十ページもあるマニュアルを一から読むのは気力がいりますし気になる部分を読むのにもページを探すのが大変です。動画マニュアルであれば気になった箇所を何度も再生することが可能です。また、マウスやタッチパッドで気になる再生箇所にすぐに移動できるのもストレスがありません。動画は紙でのマニュアルと違い読み飛ばしのようなことが少なく、全てに目を通してもらえる確率が高いです。何度も繰り返して学習できることから利用者側の熟練度も効率的に上げることができます。

コストカットが可能

従来の紙でのマニュアルの場合は、一冊マニュアルを作成するのに何十枚もの紙を印刷する必要があり、紙代、印刷費用がかかります。動画マニュアルであればデータでマニュアルを作成して保存できるので紙を用意する必要がありません。また、オンライン上でマニュアルを共有することで印刷コストもカットすることが可能です。

場所と時間を選ばず確認できる

動画マニュアルはオンライン上でシェアしたりデータで相手に送信することができます。再生はPCはもちろんスマートフォンやタブレットで再生することが可能なので時間や場所を選ばずマニュアルを確認することができます。昨今の新型コロナウイルス対策として広まったテレワークのような在宅勤務の場合でも簡単にマニュアルを送信、確認してもらうことが可能になります。もちろん、機密情報を含むような内容であればアクセスができる端末を制限することも可能です。

デメリット

形式によっては再生できない場合も

作成した動画マニュアルがPCでのみ再生可能といった場合では自宅でマニュアルを確認しようと思っても自宅にPCがない人は確認することができません。スマホで動画マニュアルを確認したい場合でも再生側の機器によっては再生できない場合があります。特に個人用のスマートフォンで動画を確認しようとする場合は、通信制限などにより動画が閲覧できないうという可能性もあります。動画マニュアルの容量が大きくなってしまい空き容量が足りなくなってしまったり、そもそも再生できないというトラブルが発生する可能性もあります。事前にマニュアルを利用する側の再生環境を確認しておき、対応可能な動画マニュアルを作るようにしましょう。

作成・編集に時間がかかる

動画マニュアルは紙でのマニュアル作成と比較すると作成・編集に時間がかかりやすい傾向があります。構成を考え、台本を作成し、必要であればスタジオの手配などスケジュールを調整しなければいけませんし、撮影は1日がかかりになる場合もあります。その後編集ツールを使い動画を編集しなければいけませんが、ツールに不慣れな場合ですと編集が完了するまでにはある程度の時間を要する可能性があります。また、マニュアルを更新する場合、自社で編集がスムーズにできれば良いですが外注で更新作業を依頼する場合は都度費用が発生します。紙のマニュアルから動画マニュアルへと変換する場合でもある程度の時間を要する可能性があります。

動画マニュアルと紙のマニュアルの比較

学習ペースの問題で言えば動画マニュアルと紙でのマニュアルでは、利用者によっては紙でのマニュアルの方が短時間で内容を確認することができる場合があります。動画マニュアルは視覚的・聴覚的に情報を伝えることができるので作成者の意図が伝わりやすいというメリットはありますが決められた時間、動画を視聴しなければいけないという拘束時間が発生します。紙でのマニュアルの場合、読解力が高く読むスピードも早いという方であれば動画マニュアルより短時間でノウハウを習得することができます。

また、マニュアルにメモを書き込みたいという場合では紙のマニュアルの方が良いでしょう。動画マニュアルでも作成ツールによってはメモを挿入できるように加工可能なものもありますが、基本的には紙でのマニュアルの方が既存の情報に自分なりのメモを付け加えることで自分が理解しやすいようにカスタマイズが可能です。

PCやスマートフォンの操作に不慣れな年配の従業員の方にとっては動画形式でのマニュアルより従来の紙のマニュアルの方がじっくりと自分のペースで学習することが可能です。逆に文字を読むことが苦手だったりPC・スマホ操作が得意だという従業員の方には動画マニュアルの方がおすすめです。

文字や図形だけでは情報を伝えるのが難しく視覚的・聴覚的に説明をしたいのであれば動画マニュアルを、重要な情報をすぐ確認できるようなマニュアルが必要であれば紙でのマニュアルを作成するなど目的と利用者側の環境を考慮して最適なマニュアルを作成するようにしましょう。

動画マニュアル作成システムでマニュアルづくりの効率化を

動画マニュアル作成ツールを利用することで、人材育成や商品の取り扱いのためのマニュアルなど様々なマニュアルを簡単に作ることができます。紙でのマニュアルと違い印刷代などのコストカット、場所と時間を選ばずにマニュアルを確認できるという面でもメリットが大きい動画マニュアルを利用することで、優れた人材の育成や、企業に対する顧客満足度の上昇、ブランド価値の向上などが期待できるので、今回紹介したツールを参考に動画マニュアルの導入を検討してみましょう。

 

 

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執筆者 STRATE編集部