キッティングサービスのおすすめ5選を比較【2024年版】

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あらゆる業種・業態において、パソコンやスマートフォン、サーバー機器などのデバイスは、仕事をする上では欠かせないものとなっています。

新しく社員が増えた場合や、既存デバイスの更新、故障に伴う交換が必要な際には、新しいデバイスを用意しなくてはいけません。

しかし、新しいデバイスは、購入すればすぐに使用できるというわけではなく、ソフトウェアを導入したり、設定を行ったりする必要があります。

本記事では、デバイス設定作業、キッティングについて解説しますので参考にしてください。

キッティングとは

キッティングとは、パソコンやモバイル端末、サーバーといったデバイスを、仕事ですぐに使うことができる状態に設定する作業のことを指します。

ソフトウェアのインストールや、最新バージョンへのアップデート、業務で使用する上で必要なセキュリティ設定など、キッティング作業の範囲は多岐にわたります。

主な作業内容としては、以下の通りです。

  • 通電確認
  • 機器接続確認
  • OSのインストール
  • ネットワーク設定
  • セキュリティ設定
  • ソフトウェアのインストール
  • アプリのインストール
  • サーバーの搬入
  • 動作確認
  • 管理情報の登録

PCやスマートフォン、サーバーと、導入するデバイスによって作業内容は異なりますが、大きく分けると上記のような作業が一般的です。

キッティングを行うことで、デバイス管理が可能になるだけでなく、更新状況や使用状況を把握しやすくなります。

また、自社に専門的なノウハウがないという人のために、キッティング作業をアウトソーシングできるキッティングサービスも登場しています。

おすすめのキッティングサービス

株式会社サンロフト

特徴

株式会社サンロフトは、年間7万台のキッティング実績がある法人向けのキッティングサービスです。

MDMのノウハウが豊富にあるスタッフが、スピーディーかつハイクオリティなサービスを提供、作業後の検査で品質管理を維持しています。

MDMによる端末の一元管理ができるように提案してくれるだけでなく、導入企業や団体に応じた柔軟な設定ができる点が強みです。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年7月時点のもの

ペネトレイト・オブ・リミット株式会社

特徴

ペネトレイト・オブ・リミット株式会社は、スマートフォン・タブレット端末を対象としたキッティングサービスです。

役職や部署ごとに設定できる柔軟さが魅力的で、MDMを用いてハードの導入から運用支援までをトータルサポートしています。

全国対応している点も強みです。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年7月時点のもの

アスコンキッティングサービス

特徴

株式会社アスコンのキッティングサービスは、PCやスマートフォンといったデバイスの導入からアフターフォローまで、キッティングに関するサービスをオールインワンしています。

1日に最大で1,900台のキッティングが可能で、小ロットの継続的な出荷にも対応。

セキュリティ対策にも注力しており、静脈認証による入退室の制限や、IPカメラの設置などを行っています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年7月時点のもの

株式会社BOD

特徴

株式会社BODは、キッティング作業の前後からサポートを行なっているトータルサービスです。

端末の設定作業や動作確認、導入のサポートまで幅広く対応しており、更新作業も任せることができます。

BOD自体は、スキャニングサービスや給与計算など様々な代行サービスを提供しているため、豊富なノウハウによるサポートを提供しています。他のアウトソーシングサービスとの併用も可能です。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年7月時点のもの

TEKWIND

特徴

テックウィンド株式会社が提供しているキッティングサービスは、あらゆる端末に対応しています。

また、タブレット端末の扱いに強みがあり、端末の手配からキッティング作業までを1つのサービスで完結させることができます。

1台から対応しているため、小規模企業でもアウトソーシングを依頼しやすく、アプリのインストールやデータのインポート、ブックマークのインポートなど、細かな設定を依頼することが可能です。

また、PCパーツ全般のファームウェアアップデート作業にも対応しているため、システム開発会社にもおすすめとなっています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年7月時点のもの

キッティング選定のポイント

対応しているエリアを確認

キッティングサービスは、端末を納品したり、スタッフが出向して作業を行ったりする必要があるため、サービスによっては一部地域にのみ対応している場合もあります。

そのため、まずは自社のエリアに対応しているかを確認しておきましょう。

リモートサービスに対応している場合もあるため、地方企業の場合は、リモート対応も視野に入れて検討すると、対応可能なサービスが見つかる場合があります。

対応可能な台数や期間を確認する

大企業の場合、一度に数百台以上の端末を調整して欲しい場合もあります。

キッティングサービスによっては、1度に対応できる台数が少ないこともあるため、大量の機器を導入したい場合は、大規模キッティングに対応しているサービスを探しましょう。

また、最低対応台数が決まっているサービスもあり、企業規模によっては対応して守らないケースもあります。

キッティングサービスによって納期が異なるため、台数だけでなく、早期納品が可能かも一緒に注目しておくと良いでしょう。

セキュリティ対策の内容

キッティングの作業内容の中には、社内データを外部に流出させないためのセキュリティ対策も含まれます。

端末をキッティングサービスに預ける際は、どのような環境でセキュリティ作業を行なっているかに注目すると良いでしょう。

キッティング作業をする場所に、防犯カメラを設置していたり、生体認証による入退室チェックを行なっているサービスは、安心してキッティングを任せることができます。

キッティングを導入するメリット

作業負荷の軽減

キッティング作業は、細かな設定が必要となり、セキュリティ対策にも気を配らないといけないため、担当者の作業負荷は大きなものとなります。

また、数台の作業であれば時間もそれほどかからないかもしれませんが、数百台に対応しなければいけない場合は、コア業務に集中することは難しいでしょう。

また、人件費もかかるため、キッティングを行う台数によっては、キッティングサービスでアウトソーシングした方が作業負荷を軽減でき、空いた時間をコア業務に充てることが可能となります。

トラブル防止につながる

キッティング作業でミスが生じると、その後の業務に支障をきたす場合があります。

自社でキッティングを行い、ミスがないかダブルチェック体制を構築することもできますが、作業・確認に時間がかかるため、結果として業務の効率が下がってしまうことも考えられます。

キッティングサービスは、豊富な知見やノウハウを持ったスタッフが対応し、ミスが無いよう作業をマニュアル化していることが多いため、ミスが少なく、万が一の自体にも迅速に対応してもらうことができるため、安心です。

幅広い端末に対応できる

昨今は、パソコンだけでなく、ビジネスにスマートフォンやタブレットを活用するケースも増えています。

キッティングサービスでは、パソコン以外に、モバイル端末に対応しているサービスも多く、取り扱いにも慣れているため、不要なリスクを高めることもありません。

特徴を理解してキッティングサービスを利用しよう

キッティングサービスについて解説しました。

キッティングサービスは、自社で作業を行う手間を効率化し、人件費の削減やトラブルの防止につながるというメリットがあります。

利用によっては、サービスごとの対応範囲などに注目して比較検討すると良いでしょう。

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