今回は「MSP」について解説いたします。
ITインフラ環境の運用・保守などに頭を悩ませている企業の方はぜひ、参考になさってみてください。
MSPとは
MSP(マネージドサービスプロバイダ)は、その名の通り、マネージドサービスを提供する事業者のことです。
マネージドサービスとは、顧客の代わりにITインフラ環境の運用・保守、障害時の対応などをワンストップで提供するものであり、自社内に専任の技術者がいない・ノウハウやリソースがないケースにおいて高い需要があります。
事業者によってサービス内容・提供範囲は異なるものの、顧客のシステムが安定的に稼働するためのサポートを行う点は共通です。
おすすめの類似MSPサービス
類似サービス: クララオンラインのMSPサービス
(4.5)

月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
MSPサービスとは、株式会社クララオンラインがMSP(マネージド・サービス・プロバイダ)としてインフラの保守・管理・運用全般を請け負う代行サービスです。 設計、構築、クラウド移行、事業者様のニーズに応じカスタマイズして利用できる監視・運用代行までをパブリッククラウド/プライベートクラウドで提供しています。
豊富なインフラナレッジと実績に基づく設計・構築、障害対応経験
25年にわたりITインフラサービスを提供してきた弊社は、様々な運用・障害対応経験を経て、多様な障害ケースを蓄積しデータベース化しています。 そのナレッジに基づき、障害リスク箇所を予測・特定し、回避策を講じた設計・構築を提案してくれます。障害発生時には、要因特定から解決までスピード感をもって対応。
24時間365日の監視が可能
クララオンラインのMSPサービスは、導入企業ごとのアプリケーション/システム要件に合わせて細かくカスタマイズして運用、監視が可能です。 自社で24時間365日の監視・障害対応をするには負担が大きすぎると悩んでいた方も、クララオンラインのMSPサービスであれば課題解消を実現することができます。 サーバ・OS1台から導入できるため、導入ハードルの低いサービスです。
優れたサポート体制
海外サービスやコストに特化しているサービスでは、トラブル時に迅速な対応ができなかったり、そもそも日本語でのサポートに対応していないこともあります。 クララオンラインのMSPサービスでは、お客様に直接エンジニアへご相談いただけるサポート体制を提供しています。
おすすめのMSP
クララオンラインのMSPサービス
特徴
クララオンラインのMSPサービスは、株式会社クララオンラインによるMSPサービスです。
インフラの保守・管理・運用全般を請け負い、設計・構築・クラウド移行などのニーズにしっかりと対応してくれるサービスとして高い評価を得ています。
費用
- 監視・運用プラン:初期費用5,000円、月額2,500円~
- 移行代行プラン:要個別見積もり
- 設計・構築プラン:要個別見積もり
Cloud Ace
特徴
Cloud Aceとは、Googleが提供しているプラットフォーム、Google Cloudの導入支援・開発をサポートするサービスで、Google Cloudに関するさまざまな要望に対応してくれます。
サポートの手厚さにより、国内外で高い評価を獲得しており、多くの導入実績を誇ります。
費用
- 初期費用…無料
- 利用料金…従量課金制(使用した分のみ課金される)
- 解約費用…無料
ベアサポート
特徴
ベアサポートは、20年以上のサーバ運用実績で培ったノウハウと技術力が魅力のMSPサービスです。
アラートメールの受信・通知代行から障害対応・復旧作業後の手動動作確認など、幅の広い対応が魅力的で、サーバー台数が増加しても課金の対象にならないなど、柔軟な契約体系も好評を得ています。
一次対応だけ任せたいなどといった要望にも対応してくれます。
費用
月額費用:150,000円~
MSPのメリット
人的リソースが補完できる
24時間、365日稼働するITインフラ監視を自社で行う場合、休日や夜間問わず対応できる人材の確保が必要です。
MSPを利用すれば、インフラ運用・保守作業をアウトソーシングできるため、人的リソースの課題を簡単に解決することができます。
監視・保守メンテナンスなどを外部に依頼すれば、コア業務に注力できるでしょう。
ITインフラの可用性を向上できる
MSPには、24時間365日の監視体制・障害発生時の対応方法が揃っており、休日・深夜などでも迅速な対応が可能です。
早期の対応が実現できれば、システムとしての可用性が向上することでしょう。
また、システムがダウンしている時間を最小限にとどめることができれば、ビジネスにも影響をもたらす恐れもなく、機会損失の防止にも役立ちます。
障害に関する報告・分析のレポートも発行してくれるため、改善に役立てることができます。
クラウドへスムーズに移行できる
クラウド環境へ移行を検討している場合でも、リソースやノウハウの不足により、なかなか実現できないことも少なくないはずです。
しかし、昨今では、最新のクラウド技術に対応できるMSPが多く開発されており、クラウド環境におけるインフラ構築・アプリケーションのインストール・データ移行などを支援してくれるため、スムーズにクラウド化を図ることができます。
MSPの選定方法
監視対象の範囲を確認する
まずは、サービスの監視対象を把握しておきましょう。
オンプレミスに対応可能か、AWSやAzure、GCPなど複数のクラウドサービスに対応できるかなどを事前に問い合わせておくべきです。
また、拡張性の高さを売りにしているMSPも少なくないため、今後の自社の可能性と照らし合わせてみることをおすすめします。
作業の対応範囲を確認する
MSPサービスは、システムの運用・監視・保守はもちろん、システムの構築・改善策の提案などを行っているものも多く存在します。
それぞれのサービスの作業範囲はどの程度であるか、あらかじめ確認しておくことも非常に重要です。
提供内容が自社のニーズとマッチしているかどうかは、MSPを選ぶ上での大前提と言えるでしょう。
システムの種類・規模を確認する
MSPサービスは、対応しているシステムの種類・規模がそれぞれ異なるため、中小企業向けの小規模なシステム運用なのか、もしくは大規模なシステム運用・保守にも対応してくれるのかなどをしっかりとチェックしておくべきです。
自社の規模・環境とサービスとが適しているか、この点に関しても非常に重要と言えるでしょう。
まとめ
以上、「MSP」について解説いたしました。
自社にシステムを運用するリソースが不足していたり、より確かな運用・保守・障害時の対応などを目指していたりする場合に、 MSPは非常に心強いサービスであるはずです。
当てはまる企業の方はぜひ、参考になさってみてください。