今回は「AI開発ツール」について解説いたします。
興味・関心のある企業の方はぜひ、参考になさってみてください。
AI開発ツールとは
「AI開発ツール」とは、プログラミング言語の知識不要、マウス操作でAIの開発を行えるツールです。
通常、AI開発と言えば高度なプログラミング知識・データ分析のノウハウが必要され、導入に高いハードルを感じてしまう場合も少なくないですが、AI開発ツールを利用すれば、AIの開発を簡単に効率化できるため、近年注目を浴びています。
おすすめのAI開発ツール
ナナメウエのAIサービス開発
特徴
ナナメウエのAIサービス開発は、AIと人力のハイブリッドを実現させたサービスです。
サービス提供元のナナメウエは、SNSサービス・AIを駆使したデータマネジメントプラットフォーム、AIと人力を組み合わせたコンテンツモデレーションAPIプラットフォームなど、AI開発においても高い評価を得ています。
料金
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Neural Network Console
特徴
Neural Network Consoleは、ソニーが提供しているディープラーニングの開発ソフトです。ドラッグ&ドロップで簡単に操作ができ、コーディング要らずでAIを開発できます。
6万人以上のユーザーがクラウド版に登録しており、国内でもあらゆる企業が導入しています。
無料で利用できる枠も用意されています。
料金
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MatrixFlow
特徴
MatrixFlowは、プログラミングの知識なしでデータの前処理やAIの構築を行えるサービスです。
不良品の自動検出などを作成できるので、製造業はもちろん、幅広い分野で活躍しています。
導入までに説明会なども用意されており、サポートの手厚さも人気の要因です。
料金
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Deep Analyzer
特徴
Deep Analyzerは、ギリア株式会社によるAI開発ツールであり、マウス操作で、ディープラーニングの開発・訓練・検証などが行えます。
検証には、学習済みであるAIを用いて実行可能なため、簡単に仮説の立証を行うことができます。
料金
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Azure Machine Learning Studio(classic)
特徴
Azure Machine Learning Studioは、マイクロソフトが提供しているソフトウェアです。
ドラッグ&ドロップでモデルの構築ができ、機械学習のモデル構築〜エンドポイントの提供を行うことができます。
導入の敷居が高くないサービスであるため、処理能力が低い機器でも導入できる工夫がなされており、人気を博しています。
料金
要問い合わせ(無料プランあり)
IBM Watson
特徴
IBM Watsonは、IBM社が提供しているAIのAPIサービスです。
- Conversation:チャットボットの作成
- Pesonality Insights:人のパーソナリティを分析
- Tone Analyzer:人の感情をメッセージから分析
などの優秀な機能が取り揃えられています。
料金
要問い合わせ(無料プランあり)
Google Colaboratory
特徴
Google Colaboratoryは、ブラウザ上でPythonを実行できる開発環境です。
環境構築がほぼ不要で、高機能のGUIを使用することができます。
ソースコードをクラウドで管理でき、簡単に共有可能です。
料金
要問い合わせ(無料プランあり)
AI開発ツールの選び方
直感的に操作できるか
AI開発ツールを利用する際に重視するべきなのは、直感的な操作が可能であり、初心者でも使いやすいかどうか、という点です。
高度なプログラミング知識を必要とせずに、専門技能も不要であれば、教育コストを大幅に削減できるはずです。
価格はどの程度か
どのようなツールを導入するにしても、導入コストは安く抑えるべきです。
優秀で人気のあるサービスの中にも、比較的安価で利用できるツールも少なくなく、中には無料で利用できるものもあるため、しっかりとリサーチしてみましょう。
環境構築は必要か
AI開発において、実行環境の用意がハードルになるケースも否めません。
実行環境とは、プログラムやソフトウェアを稼働させるためのものが揃っている環境のことです。
AI開発ツールを導入する際は、環境構築が簡単かどうかも重要なポイントと言えるでしょう。
まとめ
以上、「AI開発ツール」について解説いたしました。
AI開発ツールを導入し、業務の効率化・範囲の拡大などを検討している企業の方はぜひ、参考になさってみてください。