工場の業務において、旧型設備の情報取得が難しかったり、日報集計におけるミスが発生していたりといった課題はつきものです。
今回紹介するA-Eyeカメラは、AIによる画像認識で、工場の見える化を実現できることから注目されています。
本記事ではA-Eyeカメラの料金や特徴などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
A-Eyeカメラとは
A-Eyeカメラとは株式会社テクノアが運営している工場の見える化を実現するIoTシステムです。
ネットワークカメラで撮影された画像を元として、AIが生産設備の稼働状況を自動で判断し、クラウド上に情報を蓄積することができます。
蓄積された情報をリアルタイムに集計し、分析、共有していくことで、工場の見える化を実現します。
A-Eyeカメラの機能·特徴
メーカーや新型・旧型問わず対応できる
A-Eyeカメラは、工場内にネットワークカメラを設置することで、生産設備の操作画面や積層信号灯の点灯状態の画像をAIが読み取り、稼働状況を自動で判別することができます。
AIが自動で学習してくれるため、初めに学習データを与えれば、メーカーや新型・旧型などの年代に関係なく状況を判別できるようになります。
低コストかつ設置もかんたん
A-Eyeカメラは、市販のネットワークカメラとLAN環境があれば簡単に設置することができます。
特別な機器や配線工事なども必要なく、様々なメーカーの設備が混在している環境でも、1つのシステムで稼働を監視することができるため、低コストでの導入が可能です。
A-Eyeカメラの料金·価格
A-Eyeカメラの料金は以下の通りです。
- セットアップ費用:200,000円
- 初期費用:300,000円〜
- 月額費用:2,000円/カメラ1台
2022年6月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
A-Eyeカメラの無料トライアルについては、公式サイト上で明記がないため、気になった方はお問い合わせしてみると良いでしょう。
A-Eyeカメラの導入事例·評判
社員の意識が変化しました
“機械稼働状況の見える化によって稼働率を把握し、生産性を向上したいと思い、A-Eyeカメラを導入しました。かんたんに稼働状況を把握することが可能となり、現場の社員からは稼働率改善に関する意見や考えがあがってきており、社員の意識変革にもつながっています。”(枚岡合金工具株式会社様)
生産管理と現場の連携を強化
“生産管理部門から出された指示通りに作業が進まないことがあり、生産設備の稼働状況を正確に把握する必要があると思い、A-Eyeカメラを導入しました。A-Eyeカメラで収集したデータを分析し、1日の稼働率・時間帯別の稼働状況をグラフ化したことで、改善対象の選定、改善方法についての議論が可能となり、製造現場と生産管理部門の連携もスムーズになっています。”(コクネ製作株式会社様)
A-Eyeカメラで設備監視の効率化を
A-Eyeカメラについてご紹介させていただきました。
- 幅広い設備に対応
- AIが稼働状況を判別
- 低コストで導入可能
上記の点から、低コストで生産設備の稼働状況を把握したいという方におすすめといえます。
本記事を読まれて気になった方は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像·データ出典:A-Eyeカメラ公式サイト