ETLについてのよくある疑問

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本記事では、ETLについてQ&A方式で解説しております。

ETLツールの価格・相場についてよくある疑問

質問

Q.ETLの種類とは?


回答

A.ETLには、大きく分けて3種類のツールが存在します。
それぞれの特徴について解説します。
【オープンソースETLツール】
オープンソースETLツールは無料で利用することができ、カスタマイズ性に優れたETLツールは無料で活用できるタイプになります。
無料で利用できるため、コスト面で優れたETLツールです。
しかし、プログラミングなどについての知識が必要な場合があります。
【クラウドベースのETLツール】
クラウドベースのETLツールはクラウドサーバを利用して導入をおこなうタイプです。
クラウド上でデータの変換・抽出・送出を行うことができるため、メンテナンスやそれに関する設定にかかる労力を軽減できます。
費用は発生しますが、大量のデータの管理・送出をクラウド上でおこなってくれるため、業務効率化を期待できるでしょう。
【オンプレミスETLツール】
オンプレミスETLツールは、自社のサーバに直接インストールするタイプのETLツールです。
データが企業・組織内で処理される形になるため、データセキュリティの面で優れているETLツールといえるでしょう。
加えて、インターネット環境を必要としないのも利点の1つです。


質問

Q.ETLツールにかかる費用価格は?


回答

A.ETLツールにかかる費用価格について解説します。
【ライセンス費用】
一般的にオープンソース型ETLツールではライセンス費用は発生しません。
クラウド型ETLツールでも、ライセンス費用などは月額の費用に含まれていることがおおいため、気にする必要はないでしょう。
オンプレミス型ではライセンス費用を年額や月額に含めて料金を設定しているプロバイダが通常です。
決まったライセンス費用はプロバイダごとに異なるため、直接問い合わせるとよいでしょう。
【導入費用】
オープンソース型は導入する際の費用は無料となります。
しかし、追加のオプションを導入する際に費用が発生します。
クラウド型・オンプレミス型では導入にかかる初期費用を無料化しているものが多くあります。
その代わり、月額や年額費用としての料金プランが組まれています。

たとえば、オンプレミス型のETLツールを提供するAsteria warpでは月額¥60,000でツールが利用可能になります。
そのため、一年を通して考えるなら¥700,000程度の費用を用意するとよいでしょう。
【サポート・メンテナンス費用】
有名なオープンソース型ETLツールを提供しているTalend では、有料のメンテナンスプランを導入する場合、月額¥14,000で利用可能となっています。
基本的に、サポート・メンテナンス費用はその月額プランに含まれています。
【オプション・拡張機能費用】
オープンソース型を更にアップグレードした場合、Talend では月額で¥160,000で優れた機能を持つETLツールが利用可能になります。
クラウド型を提供するtroccoでは通常の月額プランに加えて、月額¥35,000〜¥50,000程で更に便利な機能を追加できます。


質問

Q.ETLツールの価格相場は?


回答

A.ETLツールの価格相場について紹介します。
【オープンソースETLツールの相場】
オープンソースETLツールを決まった制約の中で活用できるのであれば、基本的には無料で使用できます。
しかし、企業・組織が大きくなり、更に大きなデータの管理を必要とした際、有料版の利用が推奨されます。
価格相場は月額¥0~¥160,000ほどで、初めて利用する方にとっても手の届きやすい価格帯といえるでしょう。
【小規模・中規模ビジネス向けETLツールの相場】
例として、クラウド型ELTツールを利用する際、小・中規模向けのプランになりますと、月額¥100,000〜¥300,000程度が相場となります。
加えて、オプションや追加要素を導入する場合、それ以上の価格帯が相場になります。
プロバイダによっては、割安プランや初期費用無料などのキャンペーンをおこなっている場合があるため、検討してみましょう。
【大規模ビジネス向けETLツールの相場】
大規模ビジネスになると、必要とされる機能やプランが増えてくるため、小・中規模ビジネス向けよりも高くなる傾向にあります。
相場としては、月額¥300,000〜が目安とされています。
追加のアップグレードや、プロバイダが提供する手厚いプランも含まれているため、相応の相場帯になるでしょう。
【クラウドベースのETLツールの相場】
クラウドベースのETLツールの相場は、企業・組織の規模ごとに相場は大きく異なります。
具体的には月額¥50,000〜¥300,000に加えて、初期費用などが加算されます。
しかし、プロバイダごとに初期費用を無料にするプランがあるため、ぜひ検討してみてください。

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