社内の各部署や外部の発注先など、会社のデータは各所に点在しています。
ETLツールは、自社のデータをあつめて一まとめにしてくれるツールです。
このツールを用いることで得られるメリットと、実際に導入しどのような効果があったかの事例を紹介します。
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(4.5)
月額費用 | 要お問合せ | 無料お試し | 14日間 |
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Reckonerとは、株式会社スリーシェイクが運営しているETLツールです。 プログラム不要で利用でき、別途基盤を準備する手間もかかりません。 直感的に操作できるユーザーインターフェースで設計されているため、初めてETLツールを利用するという方でも安心して扱うことができます。
直感的な操作でデータ連携ができる
従来であれば、調査から仕様策定、実装、テスト、インフラ構築、デプロイ、運用といった、多くのプログラム工数がかかるデータ連携を、Reckonerは、マウスの直感的操作で実現することができます。
豊富なデータベースやSaaSアプリケーションと接続可能
Reckonerは、広告やSFA・CRMなどのSaaS、データベースストレージ、ファイルなど、あらゆるデータソースとの連携が可能です。 データの読み込みまでは数クリックで完了し、ソース一覧から読み込みたいサービスを選択して、必要な情報を入力するだけとなっています。
リアルデータでの変換・結合
通常のデータ解析では、データ確認に多くのステップが必要となることがありました。 Reckonerであれば、画面上でリアルデータによって結果のプレビューを表示することができ、いつでも結果を確かめながら操作することが可能となります。
ETLツール未導入時のよくある問題点
ETLツールを使用していない場合に発生する不具合などについて説明します。
データの断片化と非効率な処理
ETLツールを使わずデータを処理していると、データが一元化できず分散してしまうことが多々あります。
そうなるとデータを活用する際、各データベースに保存してあるデータを探し出して抜き出さなくてはいけません。
データを移行のために手動で加工すると、手間のかかる処理が必要になります。
データ品質の低下と信頼性の欠如
データの抜き出しや加工には、専門的なスキルが必要です。
知識のない職員がツールを使用せずデータの加工などをおこなうと、加工後の画質のわるさやエラーの発生などが生じます。
粗末な加工により品質が低下した場合、データの信頼性に疑問がでてきます。
品質のたかいデータほど精度もたかく、信用に足りるということになります。
作業負荷の高さと時間の浪費
データの抜き出しや加工の際におこるのは、時間と手間がかかるという問題です。
これにより、ほかの業務に必要な時間を圧迫します。
ツールを使用せず手動でデータを整理することは大変な労力をともない、更に時間までついやさなくてはいけません。
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ETL導入で得られる効果
仮にETLを利用した場合、どのような成果が得られるのかを紹介します。
データ品質の向上
ETLツールでデータを一元管理し、不要なデータや重複している情報を削除することができます。
これにより、正確なデータのみを保存することが可能です。
確かなデータの維持と管理により、情報の信頼性が向上します。
時間と労力の削減
ETLツールは、他のシステムなどへのデータの連携が簡単にできます。
データの整理整頓が容易なため、手作業でのデータ管理にくらべて圧倒的に時間がかかりません。
これまでデータ管理にかかっていた労力がへるので、ほかの作業にかける時間を増やすことができます。
そのため、業務全体のパフォーマンス向上にもむすびつきます。
意思決定の迅速化
いままで分散していたデータを、ETLツールにより整理された状態で閲覧ができます。
その結果、迅速な状況の把握をおこなうことが可能です。
すばやい事態の掌握により、社内での意思決定のプロセスがスムーズになります。
ETLツールで効果の上がった導入事例
じっさいにETLツールを導入し、実りのあった事例を紹介します。
株式会社イオンハート
イオンは顧客獲得のため、売上データの解析が必要でした。
しかし売り場ごとに解析したデータを集計するのは難しく、解析にはデータを加工する必要もありました。
正確なデータの解析や加工にかかる工程の減少、自社での開発と生産の目的がイオンにはありました。
そのため内製できるETLツール、ASTERIA Warpを導入します。
導入後は生産率が以前の2倍を超え、顧客の注文にスムーズに答えられるようになっています。
参考:https://www.asteria.com/jp/warp/case/w_aeoneaheart/
株式会社インテージヘルスケア
インテージグループのアンテリオとアスクレップの統合前に、アンテリオがETLツールを導入しています。
医療関連のマーケティング調査などをおこなっていたアンテリオは、調査の精密性をあげるためにETLツールを活用しました。
解析目的によりデータの処理方法を変更する必要があったため、設定が簡単に変更できるASTERIA WarpというETLツールを選択します。
導入後は、データの処理時間を半減させることに成功しています。
それにより納品前の調査データを確認する時間がふえ、データ品質の向上にもつながりました。
参照記事https://www.asteria.com/jp/warp/case/w_anterio/
株式会社アテナ
アウトソーシングサービスをおこなっている会社で、データの加工などに膨大な労力を要していました。
そこで作業の改良を目的に、ETLツールWaha! Transformerを導入しました。
導入後はデータ編集などの工程が簡易になり、導入まえより1,200時間も作業時間をカットすることに成功しています。
参考:https://waha-transformer.com/case/atena
おすすめETLツールご紹介
推奨ツールとして、導入事例として紹介したETLツールも含めて紹介していきます。
ASTERIA Warp
16年間、日本国内で1番の導入率を誇るETLツールです。
導入した会社は9800を超えており、対応のデータベースは100種類以上です。
無料トライアルがあるので、おためし導入をすることができます。
ノーコードなため、プログラミングの知識がなくても開発が可能です。
Waha! Transformer
データの加工と連携に特化したETLツールです。
異なる形態のデータをすみやかに加工でき、データベースにまとめられます。
1999年から存在するツールで、大量のデータをかんたんな操作でハイスピードに処理できます。
加工したデータを一部だけ修正したり、以前の状態を復元できたりと自由度がたかいツールです。
kintone
会社以外でもスマホなどのマルチデバイスで、時間は関係なく自由にデータベースにアクセスできます。
セキュリティ対策の専門チームを保有しており、英語と韓国語、中国語にも対応しています。
データ内の絞り込み検索や、データのグラフ化が可能です。
約2万社がキントーンを導入しており、ANAや朝日新聞、ソフトバンクなどの導入事例があります。
ETLツールを利用する際は、導入事例を確認しよう
ETLツールのホームページには、導入事例が記載されていることが多いです。
自社と同じ業種への導入事例がある場合、話がスムーズにすすみます。
ETLツールは、上記で紹介した以外にも多数あります。
操作性や自由度、価格や導入実績を比較し自社に必要な機能をそなえたETLツールをお選びください。