本記事では、営業代行についてQ&A方式で解説しております。
営業代行を利用する際の料金や相場についてよくある疑問
A.
【固定報酬型】
まず固定報酬型です。毎月一定の月額料金を支払うタイプで、サブスクのような感覚で利用できます。ただし、営業の成果がなくても料金を支払う必要はあります。
前もってどのくらいの費用が必要なのかがはっきりしているので、予算が決まっているという場合にぴったりです。
【成果報酬型】
成果報酬型は、仕事の成果により料金を支払うタイプです。成果がなければ料金を支払う必要がないため、無駄な費用がかかりません。
ですが、料金が高めに設定されていることが多く、成果によっては固定報酬型よりも割高になることもあります。
【固定+成果報酬の複合型】
固定報酬型と成果報酬型の2つが組み合わされたものが複合型です。月額の固定費に加え、成果によってプラスの報酬を支払う必要があります。
このタイプのベースは成果報酬型です。そのため、毎月支払う費用は最小限に抑えられています。
Q.営業代行の料金相場は?
A.
【固定報酬型の料金相場】
固定報酬型の場合は、営業1人あたり月50万円〜60万円ほどが相場となっています。成果が出ない場合もこの金額を支払う必要はありますが、最終的には成果報酬型よりも安価で収まる可能性もあります。
【成果報酬型の料金相場】
成果報酬型の場合は成果によって大きく金額が変わります。例えばアポイントメントを1つ取れた場合は2万円、成約までの場合は売上の30%〜50%ほどが相場と考えるといいでしょう。
【複合型の料金相場】
複合型の場合は月25万円〜50万円ほどと固定報酬型よりも安価に設定されています。成果報酬額は固定費との割合の関係もあるため、代行会社によって価格設定が異なります。あらかじめ確認しておきましょう。
Q.営業代行の報酬や相場の変動要因とは?
A.
【固定報酬型の場合】
訪問営業、商談・成約などの代行内容、営業チームの規模、営業の品質が相場の変動要因となります。何を代行してもらうかによっても費用は違いますし、営業担当を何人お願いするかでも変わってきます。中でも品質は、営業のプロが行うところもあればアルバイトが行うところもあるので見極めが重要です。
【成果報酬型の場合】
成果報酬型の場合は営業チームの規模などで費用が変動することはありません。変動する要因となるのは、成果地点や成果の難易度です。アポイントメントや成約など、最終的にどこまでを代行してもらうかがカギとなります。
【複合型の場合】
複合型の場合、固定報酬型と成果報酬型の両方の変動が組み合わさっています。月額費用は営業報告・業務管理費用ということで少なめの金額が設定されています。成果費用は、成果の件数によって変わるためどこまでを依頼するかがポイントです。
Q.営業代行の費用対効果を高める選び方のポイントとは?
A.
【人手不足の場合は固定報酬型】
成果が上がるほど費用対効果が高くなるのが固定報酬型のメリットです。すでに販路や顧客が確保されているのに人手が足りないという場合におすすめです。長期的な利用よりは、次の人員確保までの繋ぎとして短期間利用するのがいいでしょう。
固定報酬型で費用対効果をさらに高めるためには、顧客リストが多い案件の依頼がおすすめです。1件あたりの単価を安くすることができます。
【粗利率の高い商材の場合は成果報酬型】
粗利率の高い商材の営業なら成果報酬型がおすすめです。1つの受注に対して必要になるコストに対してより手元に残る金額を残すことができます。粗利率の低い商材と比較すると、同じ件数を受注した場合、より費用対効果が高くなるのです。
【迷ったら複合報酬型】
どちらか迷ってしまったら複合報酬型を選びましょう。粗利率が中間程度、販路や顧客もあまり確保できていないような中間の状態の場合は複合型で様子を見てみるのもおすすめです。
ただし、固定報酬型や成果報酬型よりも高くなることもあるので注意しましょう。
Q.営業代行の料金体系は?