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経営の基本となるヒト・モノ・カネの資源要素を無駄なく有効活用して生産性を高めていくためにERPを導入する企業が増えています。
企業内の散在している情報を一元管理し、経営戦略に役立てることができるERPですが、様々なベンダーの、あらゆるサービスが存在していることもあり、どんなサービスを選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
ZACはシステム業・IT業・広告業・クリエイティブ業・イベント業・士業・コンサルティング業に特化しており、業種特有の商慣習に対応しつつ、各業務を統合して効率化できることから注目されているサービスです。
本記事ではZACの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますのでサービス選定の参考にしてください。
ZACのより詳しい内容を知りたい方はこちら
IT・広告・コンサルティング業向けのクラウドERP「ZAC」
ZACとは株式会社オロが提供しているクラウド型のERPシステムです。
各業種に特化した約2,000個にも及ぶパラメータ(機能のパーツ)を持っています。
それらを組み合わせることで、案件・契約・プロジェクト単位で業務進行する業種の特有の要件に対応したERPになっています。
業務を一元管理・効率化するだけでなく、損益を可視化することで、データに基づいた経営判断が可能になります。
ベンチャーや上場企業、大手企業を問わず、その導入実績は900社を突破しています。
※パラメータ数と導入実績は2023年3月時点
ZACを導入することで実現する会社経営の未来
プロジェクト別損益の可視化
ZACを導入することで、タイムリーな損益管理が可能になります。
システム業・IT業・広告業・クリエイティブ業・イベント業・士業・コンサルティング業などで赤字案件が発生する原因として、コストが材料費ではなく、稼働工数の労務費のため、把握しづらいといった実態があります。
ZACでは、1つのプロジェクトの売り上げに対して、労務費を含む関連コストを全て紐づけることができます。複数プロジェクト別の損益の現在と着地見込みを、1つの画面で簡単に把握できるようになります。
着地見込みは、各プロジェクトの稼働工数などの実績値を元に算出されるため、プロジェクトの進行途中で赤字プロジェクトの予備軍を発見し、対処することが可能です。
また、配賦計算機能が搭載されており、プロジェクト別の作業工数の入力以外に、共通部品の開発作業などプロジェクトと直接紐付けされない間接作業工数も入力することが可能です。
数ヶ月先の正確な売上・利益予測が実現
ZACで受注前の段階からデータを一元管理することで、受注確度別の案件管理や、未来の売上・利益予測が可能となります。
蓄積された様々なデータの活用によって、営業活動の分析・改善も可能です。
また、ワンクリックで様々な種類の売上、原価を即座に集計できます。
部門別・月別の予実対比表やセグメント別損益計算書、作業時間レポートなど、豊富なプリセットレポートを用意されていて、オリジナル帳票の出力にも対応しています。
さらにBIツールにより、視覚的に経営分析が可能になります。マクロからミクロへのドリルダウン分析により、スピーディーな原因特定と改善支援を実現できます。
基幹業務の一元管理で、「業務のムダ」を排除
ZACに入力されたデータは、仕訳データに自動で変換・出力されることにより、外部の財務会計システムとの連携が可能です。
債権・債務管理、FBデータ出力、経費精算、勤怠データ集計など、経理業務を効率化することで、月次決算にかかる工数を大幅に削減できます。
更に、各部門を跨いだ二重入力・重複入力を防止するシステム設計や、請求処理や支払い処理、日報入力、担当しているタスクなどから未対応の業務モレを防ぐアラート機能により、会社全体の生産性が向上します。
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IPO準備にも対応した内部統制が実現
ZAC上で見積もりの作成や発注、経費申請などを行うと、自動的に電子申請やワークフローが動作します。
業務ごとにワークフローを利用することができるため、社内統制の強化を意識することなく実現でき、ログの自動保存がされるため「誰が」「どの案件で」「どのような承認を行った」かの証跡管理することが可能になり、上場審査にも耐えうる内部統制を実現できます。
販売・購買・勤怠・経費の一元管理でプロジェクト損益が見える化
ZACには案件・プロジェクト別の収支管理を中心とした機能が豊富に搭載されています。主な機能の例としては以下の通りです。
- プロジェクト管理:プロジェクト実行予算立案、個別原価計算、損益見込・予実対比など
- 販売管理:見積・売上・請求・売掛金管理・与信管理など
- 工数管理:出退勤管理、プロジェクト別工数管理、人的リソース管理など
- 経費管理:立替精算・仮払経費・出張経費など
- 在庫管理:在庫管理・商品管理、受払台帳など
- 情報共有:予定表、CRM(コンタクト管理)、文書管理など
- 管理会計:セグメント別PL、フォーキャスト分析、生産性分析、経理管理レポート、BIツール、経営数値のモニタリングなど
- 外部システム連携:財務会計、給与システム、オンラインバンク、原価計算用データ取り込みなど
選べる2つの料金プラン。「一括ライセンス買取型」と「月額ライセンス利用型」
ZACでは一括で料金を支払う「一括ライセンス買取型」と毎月固定の費用を支払う「月額ライセンス利用型」の2つのパターンからプランを選ぶことができます。
一括ライセンス型は初期費用に導入支援費用とライセンス費用が含まれます。
目安として、3年以上利用するという場合には一括ライセンス買取型の方がコストパフォーマンスに優れているためおすすめです。
初期費用を抑えたい、利用人数が変動する可能性があるという場合は月額ライセンス利用型を導入すると良いでしょう。
いずれのプランも利用機能や予算に合わせてシミュレーションを実施してくれます。
※価格情報は2022年9月時点のもの
900社以上の導入実績。ベンチャーや上場企業・大手企業問わず、ZACで経営課題を解決
【事例】経営管理の脱Excelで、利益率改善に向けた経営判断のスピード・質が向上
“以前はエクセルで経営管理を行っていましたがデータがあちこちに分散されてうまく管理ができていませんでした。ZACを導入してからは案件ごとの利益率をタイムリーに把握できるようになり、規定利益率を下回りそうな案件があればすぐに確認して会議にまわせる体制を整備できました。”(AZAPA株式会社様)
【事例】偶発的な「赤字プロジェクト」の撲滅に成功
“ZACを導入してから赤字プロジェクトはかなり減っています。おそらくZACが作業の実績時間だけでなく、予定時間も入力できることがポイントだと思います。しかも管理者だけでなく、現場の社員同士がお互いのプロジェクト進捗を閲覧できるので、黙っていてもすぐに異変が分かるようになりました。実際に、ZACを導入してから今までの2年間は偶発的な赤字プロジェクトは発生していません。”(株式会社エクス様)
【事例】日報の入力の手間を削減
“勤怠状況・工数確認を簡単に行えます。日報は履歴から引用できるので、入力の手間を省くことが可能です。IEのサポートが終わったと共に、ZACを導入しましたが、日報入力の時間が削減し効率化されたと感じています。”(某システム通信業)
業種特化で経営改善を支援してきたプロが、貴社の経営課題の整理からご相談に乗ります
ZAC導入の流れは以下の通りです。なお、担当者が直接訪問した上で、説明をしてもらうこともできます。
- 提案・ヒアリング:専任営業担当による貴社の経営課題のヒアリング。課題解決に向けたアプローチ提案と機能説明、操作デモンストレーションなど
- 注文・契約:利用方法や利用機能を決定した上で契約締結の手続き
- キックオフ:導入プロジェクトメンバーによるキックオフ
- 詳細要件確認パラメーター調整:機能要件の確認などを行いZACの機能パラメーターを調整
- マスタ・会計科目の設定:必要となるマスタの項目などについてヒアリング、ZACの設定
- 利用説明会、並行稼働:社内向けの利用説明会
- 利用開始:実際にZACを利用した業務の運用を開始
しっかりと運用が定着するまで今節丁寧にサポートしてくれるため、初めてERPを導入するという方でも安心です。
よくある質問
下記以外にもご不明点がある場合はお気軽に相談してください。
価格はいくらですか?
ZACの利用費用はご利用いただく機能やご利用人数に応じて変動するため、ご予算に合わせて提案、シミュレーションをさせていただきます。貴社の経営課題のご相談も含め、気軽にお問合せください。
姉妹製品の「Reforma PSA」とはどう違うのですか?
Reforma PSAはよりコストパフォーマンスに重視したサービスとなっており、利用想定人数は〜50名までとなっています。
どんなシステムと連携できますか?
勘定奉行クラウドなどの財務会計パッケージや、楽楽明細などの帳票作成ソリューションなどと連携することができます。
ZACのより詳しい内容を知りたい方はこちら
まずは資料請求から。貴社が抱えるプロジェクト型ビジネスの課題に照らし合わせながらご確認ください
ZACについて、おすすめのポイントや導入事例などを紹介させていただきました。
プロジェクト・案件ごとの収益管理が難しく、データが散在していることで業務効率化が落ちているという方にはERPの導入がおすすめです。
ZACは初めてERPを導入するという方にも安心のサポート体制で利用でき、豊富な導入実績に基づいたノウハウで幅広い業種・規模の企業に対応できます。
ZACのサービス詳細については、ぜひ資料ダウンロードをお願いします。