企業は、社員が少しでも長く自社で働けるように、健康状態のサポートや管理をする必要があります。
しかし、社員数が増えるほどに全員の健康管理をしっかり行うことは難しくなり、この点をどのように解消するのかが課題と言えます。
WELL ROOMは、外国籍社員も含めた全社員の健康サポートができるサービスとして注目されています。
本記事では、WELL ROOMの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
WELL ROOMとは
WELL ROOMとは、多言語に対応した健康サポートサービスです。
外国籍社員からの職場での困りごとや日常生活での悩み相談に加え、健康診断の受診管理などを多言語で対応できるようになるため、人事労務部門の業務負荷を軽減することができます。
健康に関する課題の解消により、社員の働きやすさが向上することで離職率の低下を実現し、採用コストの減少にもつながります。
WELL ROOMのおすすめポイント
外国籍社員がいる企業の健診受診管理をサポート
外国語に対応した健診実施医療機関を探すことや健診受診のサポートは、人事労務担当者の負担となりがちです。
WELL ROOMの「健康診断・人間ドックサービス」では、外国語対応が可能な健診実施医療機関をシステムから予約することができるため、担当者が医療機関を探して受診管理をする手間が省け、業務効率化に繋がります。
医療機関の詳細や健診メニューも多言語化されているため、外国籍社員が抱える「そもそも健康診断で何をするかわからない」といったような不安を取り除くことが可能です。
外国語対応が可能なメンタルヘルスサポート
WELL ROOMの「メンタルヘルス相談サービス」は、日本語/英語/中国語/スペイン語/ブラジルポルトガル語/フランス語/ベトナム語/韓国語の8カ国語に対応しています。
多言語対応が可能な臨床心理士や公認心理師などからオンラインでカウンセリングを受けることができるため、外国籍社員を含めた全ての社員のメンタルヘルスケアを実施することが可能となります。
社員は、上司や人事担当者に申請することなくカウンセリングを受けることができるため利用しやすく、また精神状態が安定することで、離職や休職といったリスクの低下にも繋がります。
多言語対応が可能な産業医を紹介
WELL ROOMでは、法律上、産業医設置義務がない社員数50名未満の企業でも、産業医設義務のある企業でも、どちらも利用できる2つの産業医紹介サービスを用意しています。
「産業医スポット利用コース」では、産業医との直接契約なしに多言語(日・英)に対応した産業医へ健康に関する相談や指導など、基本的な業務を依頼することができます。
「産業医紹介コース」では、多言語(日・英・中)対応可能な産業医をWELL ROOMが紹介し、企業が直接契約を締結することができます。
上記のように、企業の社員数や運用方針に合わせて、最適なコースを選択することができます。
WELL ROOM利用の流れ
WELL ROOM利用の流れは、以下の通りです。
- 問い合わせ:専用フォームより問い合わせ
- 打ち合わせ:デモを利用した説明を実施
- 契約:契約後、専用アカウントを作成
- 利用開始:社員情報を入力後、すぐにサービスを利用可能
WELL ROOMの導入メリット
WELL ROOMの導入メリットとしては、以下の点が挙げられます。
企業側のメリット
- 外国籍社員特有の悩みや健康に関する不安をシステム上で相談できるため、人事労務担当者の負担減に繋がる
- 社員の健康に関する悩みをケアすることで、離職や休職リスクを下げることができる
- 外国籍社員にも対応した健康管理が実現できることで、採用におけるアピールポイントとなる
社員側のメリット
- 母国語に対応したヘルスケアサービスを無料で利用することができる
- 会社や上司に伝えることなく、気軽に母国語でカウンセリングを受けることができる
WELL ROOMの料金·価格
WELL ROOMの料金体系は、以下の通りです。
- SMALL TEAM(利用社員数15名未満):月額5,500円
- LARGE TEAM(利用社員数15名以上50名未満):月額11,000円
- SMALL BUSINESS(利用社員数50名以上300名未満):月額55,000円
- LARGE ENTERPRISE(利用社員数300名以上):要相談
契約開始から最初の3ヶ月はトライアル料金として、通常料金から50%オフの料金で利用することができます。
※料金情報は2024年3月時点
WELL ROOMの導入事例・評判・口コミ
人事労務担当者の負担を軽減
“外国籍の社員が多く在籍していることもあり、外国語での健康診断や医療機関側との調整など、毎年負担を感じていました。WELL ROOMを導入したことで、外国語対応が可能な医療機関をシステムから申し込んで管理できるようになり、担当者の負担は大きく減りました。また、外国籍社員からも、安心して健康診断が受けられると好評です。”(クラウドキャスト株式会社様)
会社の健康管理体制の構築に貢献
“企業の規模によっては、産業医やメンタルヘルス相談サービスを用意することが難しい場合もありますが、WELL ROOMは比較的低コストで利用可能で、いつでも社員の健康相談ができる環境が構築できたため、非常に満足しています。”(株式会社地圏環境テクノロジー様)
全社員の安心感に繋がった
“外国籍の社員は在籍していませんが、少人数での健康診断受診管理のためにWELL ROOMを利用させてもらっています。柔軟に対応していただいたことで、福利厚生の充実を実現できました。社員が任意のタイミングで健康診断を受診することができ、いざというときは、専門家にサポートしてもらうことができるようになったことで、社員の安心感に繋がりました。”(株式会社FINOLAB様)
WELL ROOMの詳細について
WELL ROOMについて、おすすめのポイントや導入事例などを紹介させていただきました。
外国籍社員がいる企業にとって、多言語対応が可能な健診実施医療機関やカウンセラー、産業医を探して活用する作業は時間と手間がかかります。
WELL ROOMであれば、人事労務担当者の負担を軽減しながら全社員の満足度を高めることが可能です。
サービス詳細については、ぜひ資料ダウンロードをお願いします。