今回は「サーバー監視システム」について解説いたします。
サービスを提供する上で、サーバーやネットワーク機器の正常な稼働は大前提であり、最も重要と言って過言ではありません。
健全な企業活動を実現する上でも非常に重要なサービスですので、ぜひ参考になさってみてください。
サーバー監視システムとは
サーバー監視ツールとは、サーバーやネットワーク機器などの稼働に異常がないか、把握・分析してくれるツールです。
業務で利用するサーバーがトラブルを起こさないよう、企業の担当者はサーバーの状態を常に把握しておくべきですが、サーバー監視ツールを利用すれば、簡単に確認することができます。
CPUやメモリの使用率、サーバーの負荷、正常稼働できるかどうかなどはもちろん、サーバーリソースの追加に関してもアラート設定できるツールもあります。
おすすめの類似監視システム
類似サービス: LED監視自動化サービス
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 導入会社 | 要問い合わせ |
LED監視自動化サービスとは、株式会社TOKAIコミュニケーションズが運営しているLEDランプの監視サービスです。 煩雑になりがちなLEDランプの監視業務を、画像認識AIを用いることで自動化でき、異常を検知した際は、すぐにメールで通知を受け取ることができるため、迅速な対応が可能となります。
監視業務の効率化を実現
LED監視自動化サービスは、小型USBカメラによって機器を撮影、撮影した動画を解析し、動画と解析結果をクラウドにアップロードします。 これによって、監視作業を自動化することができ、巡回にかかっていた工数や負担を軽減できるだけでなく、目視による確認ミスも削減することができるようになります。
リモートでの監視が可能に
LED監視自動化サービスは、監視用ラズベリーパイ1台に対してカメラを最大5台まで接続することができます。 1つのカメラにつき、最大10個までLEDを監視することができるため、複数の機器を一度に監視することが可能となります。
異常検知のタイムラグを解消
LED監視自動化サービスは、5分に1回の監視(デフォルト設定)を行い、異常を検知した際には、指定のメールアドレスに送信して通知することができるため、異常発生から対応までを迅速なものとすることができます。
おすすめのサーバー監視システムサービス
MylogStar
特徴
MylogStarは、3,000クライアントのサーバーまでを管理できるツールです。
収集したログについてレポート作成できたり、 管理者の権限設定機能など機能の豊富さを売りにしており、万全なセキュリティ対策が実現します。
費用
¥4,800〜
Link@Managed Service
特徴
Link@Managed Serviceとは、効率的な監視システムにより、サーバーの負担軽減に貢献してくれるツールです。
日々の運用を元にした、課題点・問題点の検出・改善に優れており、24時間365日の監視サポートが実現されます。
費用
ベーシック:初期費用110,000円〜(税込) 月額基本パック33,000円〜/10IPまで(税込)
ゴールド:初期費用132,000円〜(税込) 月額基本パック77,000円〜/5IPまで(税込)
InterMapper
特徴
InterMapperとは、Ping監視・SNMP監視などのネットワーク監視によって、ネットワークの状態を可視化できるサービスです。
デバイスごとの稼働状況・トラフィック状況を簡単に把握することができます。
費用
要問い合わせ
MesoblueMSP for AWS
特徴
MesoblueMSP for AWSとは、AWSに特化したセキュリティ監視サービスです。
AWSに精通した専門チームが提供する、セキュアかつ高品質な監視・運用を行えるサービスとして提供があります。
50年もの間、大手航空会社の大規模システムを運用してきた実績によって、高い評価を得ています。
費用
- Quick:月額30,000円〜
- Based:月額65,000円〜
- Based +:月額100,000円〜
CustomerStare
特徴
CustomerStareとは、平日の有人監視と夜間・休日の自動監視を組み合わせたハイブリッドな監視システムです。
安定稼働と障害の早期発見に強いクラウド型の監視サービスとして人気を博しています。
費用
- CustomerStare Economy:導入費用50,000円/月額費用30,000円
- CustomerStare Lite:導入費用100,000円/月額費用70,000円
- CustomerStare:要問い合わせ
サーバー監視システムのメリット
エンジニアの負担が軽減される
サーバー監視は非常に手間のかかる作業です。
サーバー監視ツールの導入によって、監視作業を自動化できるため、それまでかかっていたエンジニアの負担をカットすることができます。
ユーザーが、いつでもサービスを利用できる状態を維持する必要があるような、ECサイトなどにおいては、サーバー監視のみならず、アプリケーション・ネットワークなどの監視も行うべきですが、この作業を全てエンジニア一人に任せるのは現実的ではありません。
エンジニアによるサーバー監視時間を削減できれば、他の業務避ける時間が増加することでしょう。
障害が早い段階で発見できる
サーバー監視システムの導入により、障害が発生したらすぐに通知が届くため、サーバーがダウンした際など、すぐにエンジニアが対応することができます。
サーバーダウンは業務を行う上で、重大な問題であるため、トラブルを回避する上で、サーバー監視システムは有効に働いてくれます。
外部の攻撃から守ることができる
サーバー監視ツールは、外部からのサイバー攻撃・ウイルスの監視に関しても有効です。
攻撃や不正アクセスがあった場合、企業の信頼度やイメージに悪影響を与えかねません。
場合によっては、サービスの利用者に対し、損害賠償などが生じるリスクが発生します。
監視ツールを導入しておけば、未然に問題の発見・対処をできる可能性が高まります。
サーバー監視システムサービスの選定方法
オープンソースor商用か
サーバー監視システムは、「オープンソースソフトウェア」、もしくは「商用」に分けることができます。
オープンソースは、条件を守れば無料で利用・改変などを行えますが、脆弱性が発見された場合、自己責任で対応する必要があります。
外部連携が可能か
メール通知・ビジネスチャットとの連携・レポート送信などができるツールを選ぶことで、より便利に利用できることでしょう。
エージェントorエージェントレス型か
サーバー監視システムは、監視対象となるサーバーにエージェント(モジュール)の導入が必要なもの、不要なものに分けることができます。
エージェントレス型の場合、導入・保守のコストがかからない上、サーバーへの負荷が少ない等といったメリットがあるものの、監視項目が少ない場合も多いため、ニーズにあうかどうかしっかりとチェックすることをおすすめします。
まとめ
以上、サーバー監視システムについて、解説いたしました。
サーバーの安全管理を強化したい・効率よくサーバー管理を行いたいと思案している企業の方はぜひ、参考になさってみてください。