今回は「コールセンター代行サービス」について解説いたします。
費用の負担をなるべく抑えて、コールセンターを運用したい場合、コールセンター代行サービスは心強い味方になってくれます。
おすすめのコールセンター代行についても詳しく解説いたしますので、ぜひ参考になさってください。
コールセンター代行とは
コールセンター代行サービスとは、企業におけるコールセンターの運営業務を代行してくれるサービスです。
自社のコールセンターを構築・運営しようとすると、人件費・設備費・維持費など莫大な費用がかかるケースが多いです。
また社員の負荷も加味した上で考えると、最低限の手間・費用でコールセンターが設置できると望ましいと言えます。
そういった利用から、近年では、「コールセンター代行サービス」の需要が高まっているのです。
インバウンドコール(カスタマーサポート・注文受付)・アウトバウンドコール(テレマーケティングや電話調査)など、サービスを提供している会社によって得意分野は異なりますので、自社の業務内容に合わせて検討して導入することをおすすめします。
おすすめのコールセンター代行
トランスコスモス株式会社
特徴
トランスコスモス株式会社は、マーケティングに強みをもつ、戦略的なコールセンターの構築・運営を得意とする、国内最大規模のコールセンター代行会社です。
カスタマーサポート・注文受付・テクニカルサポートなどはもちろん、テレマーケティング・電話調査・テレアポなど、インバウンドサービス・アウトバウンドサービス問わず幅広い展開が魅力です。
BCP対策に有効な在宅コンタクトセンターも多数保有しています。
料金
- 導入費用:要問い合わせ
- 月額費用:要問い合わせ
※価格情報は、2023年9月時点のもの
JPツーウェイコンタクト株式会社
特徴
JPツーウェイコンタクト株式会社は、日本郵政グループが手掛けるコールセンター事業です。
通販コールセンターをメインとして運営しており、30年以上の歴史を誇ります。
ニーズに最適なコールセンターの構築が自慢で、多様なインバウンドサービスに対応できる強みを誇ります。
各種メーカー通販から官公庁など、幅広い業界での導入実績が自慢です。
料金
- 導入費用:要問い合わせ
- 月額費用:要問い合わせ
※価格情報は、2023年9月時点のもの
株式会社テレコメディア
特徴
株式会社テレコメディアは、多言語での問い合わせ対応・外国人顧客に対する電話通訳などのサービスを提供しています。
英語・中国語・フランス語・スペイン語・タイ語など幅広い言語に対応でき、いずれも24時間、365日フル稼働でサービスを提供しています。
鉄道会社・地方観光団体・百貨店など大手企業が導入している実績が自慢です。
料金
- 導入費用:要問い合わせ
- 月額費用:要問い合わせ
※価格情報は、2023年9月時点のもの
株式会社ベルシステム24ホールディングス
特徴
株式会社ベルシステム24ホールディングスは、39の国内拠点を保有するコールセンターソリューションです。
アウトバウンドサービス・インバウンドサービス、どちらも品質の高さに定評があります。
テレアポ・電話調査・入金促進・サービスデスク・テクニカルサポート・アップセル・クロスセルなど、幅広い対応力が魅力で、日本語のみならず、英語・中国語・韓国語・ベトナムなどに対応可能です。
料金
- 導入費用:要問い合わせ
- 月額費用:要問い合わせ
※価格情報は、2023年9月時点のもの
株式会社KDDIエボルバ
特徴
株式会社KDDIエボルバは、これまで、auなど6,000万を超える実績・ノウハウをもつコールセンターーサービスです。
24時間365日稼働可能で、全国40拠点・約16,000席を所有しています。
カスタマーサポート・テクニカルサポートなどのインバウンドはもとより、アポイント取得やインサイドセールスなど、アウトバウンドにも対応できる幅広いサービスが大きな魅力です。
また、商品のリコール受付など、緊急のコールセンターも提供しています。
料金
- 導入費用:要問い合わせ
- 月額費用:要問い合わせ
※価格情報は、2023年9月時点のもの
コールセンター代行のメリット
低コストでのコールセンター運営が実現
冒頭でも述べた通り、コールセンターを自前で設置する場合、初期費用が莫大にかかってしまいます。
当然、ランニングコストやシステムの保守・管理などは大きな負担になるでしょう。
コールセンター代行を利用した場合、初期費用・運用コスト・人件費などを抑えることができるため、導入及び運用が企業の負担になりづらくなります。
電話対応の品質がよくなる
電話応対は顧客と接点を持つ上で欠かせない機会です。
だからこそ、顧客が電話対応に納得できなかった場合、クレームへと発展しかねません。
そこで、コミュニケーション能力が高く、知識十分な専門家に依頼することにより、電話応対の品質向上が狙えるため、顧客からも高い評価を獲得できることでしょう。
社員がコア業務に集中できる
顧客応対は、予測してスケジューリングできるものではありません。
したがって、アウトソーシングし、専任者を設置することにより、社員は企業のコア業務に人材を配置し、集中して取り組むことができるようになります。
ひいては、自社の労働力の向上にも直結するのです。
コールセンター代行の選定ポイント
トークスキルやビジネスマナーの評価
対応するオペレーターの質は企業の評判に直結します。
したがって、オペレーターの対応品質は非常に重要と言えるでしょう。
トークスキル・ビジネスマナーなどを十分に理解しており、顧客に不快感を与えないことを
前提に、口コミ等でオペレーターの品質を確認することをおすすめします。
サービスに柔軟性があるか
時間・月のコール数など、企業の事業の変化に応じて依頼したい内容は変化するはずです。
それらの変化に柔軟に対応してくれるかどうかも、サービスを選定する上の基準として欠かすことはできません。
どのようなサービス内容で展開しているか、選定前にしっかりとチェックしておくと良いでしょう。
対応時間が最適か
企業によって依頼したい時間は異なるはずです。
土日祝、24時間365日対応しているサービスも少なくありませんが、全ての会社がそうであるわけではないため、対応時間はしっかりと確認しておくべきです。
休日・祝日・深夜などは、料金が高くなる場合もあるため、注意が必要です。
まとめ
以上、コールセンター代行サービスについて解説いたしました。
サービスの品質・柔軟性・対応時間・料金体系などを選定材料とし、自社に最適なコールセンター代行サービスを導入しましょう。