アイスブレイクとは
1.アイスブレイクとは
アイスブレイクとは、会社の研修や会議等において、初対面の人同士の会話が円滑になるように、緊張を緩和させる方法です。
アイス(ICE、氷)をブレイク(BREAK、壊す)という意味から、アイスブレイクと呼ばれるようになりました。
2.アイスブレイクの効果
・研修や会議等の緊張感を緩和させる
初対面の人が集まる、研修や会議では、それぞれの参加者がどのような性格なのかが分からず、堅苦しい雰囲気になってしまう傾向があります。
こうした状況の中では、議論が円滑に進むことが難しいため、研修や会議のテーマとは別に、アイスブレイクの実施によって、緊張を緩和させます。
・参加者の相互理解によって議論を深める
限られた時間の中で、議論に一定の成果を出すためには、参加者の価値観や意見を、相互理解することが重要です。
相互理解を深めることによって、表面的や形式的な発言が減り、意義のある議論に繋がります。
・発言に対する抵抗を減らす
話すことが苦手な参加者も、自分が得意な話や、話しやすいテーマを予め話すことによって、自然に口が動くようになり、本質的な議論に参加がしやすくなります。
・協調性の向上
利害関係のある参加者で議論をする場合に、対立等が予想されるテーマに入る前に、アイスブレイク等によって、場を和やかにすることで、協調性が向上します。
協調性が向上することで、利害関係者の対立が緩和され、本質的な議論の際に、様々な立場や、異なる視点で物事を考えやすくなります。
3.アイスブレイクの例
・最近楽しかったことを紹介
・最近起きたニュースを紹介
・ペアになった相手を紹介する
・ペアになった相手と自分の共通点を考える
・グループでじゃんけんを行う
・絵でしりとりをする
アイスブレイクの使い方・例文
・研修前にアイスブレイクを10分間実施して、緊張をほぐす。
・会議前に、自己紹介で趣味等の話をすることは、アイスブレイクの効果がある。
・次回の面接は、6人程度の集団面接になるため、面接開始直後に、アイスブレイクの時間を設ける。