昨今、ジョブ型人事制度への注目が高まりを見せています。
「JOB Scope」は、「ジョブ型人事制度に特化した人事クラウドサービスを提供することは、社員一人ひとりが自律して自分のキャリアをデザインできる仕組み作りにつながる」という理念のもと、リリースされました。
今回は、そのJOB Scopeの特徴や機能をご紹介します。
JOB Scopeとは
JOB Scopeは、人が主役のジョブ型人事クラウドサービスです。
社員が将来の成長を自ら考え、キャリアデザインできるHRシステムとして、従来の評価者主体のシステムとは違う角度のサービスとして注目を集めています。
社員の自律を図ったうえで、組織の競争力を変革・推進したい企業には、特に強い味方になってくれることでしょう。
JOB Scopeのおすすめポイント
リスキリングによるキャリア形成の提案が受けられる
人工知能が、社員のキャリアマネジメント・再スキル学習(リスキリング)の方向性や項目を明らかにします。こうした情報の提供により、社員がグロースマインドセットをもとに自律的にキャリアを形成することを支援します。
JOB Scopeの最も特徴的な機能と言っても過言ではありません。
経営戦略を実現する組織定義・職務定義が行える
経営ビジョンや事業戦略の実現のために必要な組織・職務を定義し、またその成果責任を明確化することができます。
これにより、企業理念から人財配置まで、首尾一貫した組織戦略を行うことが可能です。
課題を解決し、競争力のある部門へと変革できる
部門単位での課題を明らかにし、課題解決のために最適な社員を割り当てることが可能です。
これにより、社員一人ひとりの成長はもちろん、部門の競争力強化が実現されます。
また、職務記述書(ジョブディスクリプションとも呼ばれる)にて、職務内容・業務項目・求められる行動特性・必要スキル等を明確に定義することで、事業戦略を実現するためのより強固な組織作りを推進します。
組織やチームにおけるDX人財の育成は、今後ますます重要視されると考えられますが、その点において、JOB Scopeの活用は非常に有効と言えるでしょう。
キャリアアップシートによる賃金・賞与査定を行える
キャリアアップシートを用いて社員の目標管理(キャリア形成・成長支援)を行い、それに対する評価により、賃金・賞与査定(号俸給賃金表による)が可能です。
賃金システムと連動し、評価に応じた報酬を決定できる
体系的な賃金システムを備えており、職務に設定されたジョブランクと人事評価の結果から、昇給金額及び、基本給与額が自動的に算定されます。
これにより、評価結果に応じた報酬決定が可能になります。
JOB Scopeの機能
以下、JOB Scopeの主要な機能及び、それによって実現されることを紹介します。
- ジョブ型人事評価制度と体系的に紐づく賃金システム
- 職務記述書(ジョブディスクリプション)による職務定義
- キャリアアップシートによる目標管理(キャリア形成・成長支援)
- 人事評価管理・評価結果分析
- キャリア分析(経年変化による成長の可視化)
- キャリアマネジメント(AIリスキリングやラーニング提案によるキャリアパスの見える化)
- 経営層向けAI魅力度分析(業界給与や福利厚生・エンゲージメント指数・ロイヤリティ等の他企業分析データと自社データの比較)
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(業界給与や福利厚生・エンゲージメント指数・ロイヤリティ等の他企業分析データと自社データの比較)
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JOB Scopeの導入事例
“JOB Scopeは、職務(Job)に基づく組織編制や、職務分析・職務記述書の作成・採用・配置・目標設定・育成・評価・報酬決定・リスキリング・キャリア支援など、ジョブ型人事制度の運用に有効です。シンプルさが魅力のテンプレートや賃金表・昇給テーブル・情報リソースなどが一式用意されているのが魅力的で、大企業はもとより、中堅・中小企業の経営者・管理職・従業員がシームレスに実施・運用することを可能とします。制度設計・導入プロセスが劇的に短縮されるため、ジョブ型人事制度が効果的に運用されることでしょう”(株式会社プライムコンサルタント)
リモートワークをはじめ、組織変革が求められる中、ジョブ型人事制度は昨今、非常に注目を集めています。ジョブ型企業における人事マネジメントは、「明確に定義された成果責任」と「キャリアにおける自主性・自律性を実現する仕組み」が必要不可欠です。これらは経営戦略と整合しながら体系的に、且つ一貫性を持って進められるのが理想的であり、JOB Scopeは、組織デザインから職務定義書作成・給与及び賞与提案・キャリア形成・育成プランまでしっかりとカバーすることが可能です。ジョブ型人事制度を円滑に推める上で、貢献度が非常に高いシステムと言えます”(株式会社We Are The People)
よくある質問
グローバルに対応できますか?
設計思想がグローバルスタンダードなジョブ型に基づいており、グローバルな対応が可能なシステムです。
2022年夏より、日本語のみならず、英語とベトナム語への対応が追加される予定です。
タレントマネジメント機能はありますか?
各社員のスキルセットが可視化され、リスキリングを促す機能として「キャリアマネジメント機能」を活用することができます。
機能が多いので、活用は難しくないでしょうか?
制度設計時・年初・期末・年度末等で対応すべきフローは明確に定まっているため、運用上の心配はありません。
利用者が次に取るべきアクションはホーム画面の「お知らせ」やメールにて通知されるため、それに従い操作することができます。
また、初期導入時の導入教育により、運用上のハードルを感じさせないサービス提供を行っています。
運用開始後も、社労士・人事コンサルタントによるコンサルティングや、JOB ScopeのSNSアカウントによる情報発信を利用することで、有効活用できることでしょう。
全社レベルでジョブ型に移行するのはハードルが高くありませんか?
JOB Scopeは、部門単位や社員単位での導入を行えます。職務をベースとした目標設定や、評価の仕組みの有効性を検証する目的で、専門性の高い部門や社員に対してテスト導入することが可能です。
勤怠管理・賃金管理、またHRサービスとのデータ連携は可能ですか?
賃金は、ランク型賃金表とシステム的に連動をしており、他サービスとのAPI連携に関しては、適宜対応しています。
JOB Scopで最適な人事制度改革を
JOB Scopeは、DXやAIを駆使した先進テクノロジーにより、人事制度改革が実現されるサービスです。
企業の組織変革、経営改革の実現、社員のエンゲージメント向上やグロースマインドセット の醸成をHRテクノロジーでしっかりと支援してくれます。
大手・中堅・中小企業の経営者・管理職・従業員、誰でも簡単に使える点も大きな魅力です。
導入に際してのサポートが万全な面など、ユーザビリティに優れているのもポイントと言えるでしょう。
画像·データ出典:JOB Scope公式サイト