新卒採用向けダイレクトリクルーティングのおすすめ5選を比較【2024年版】

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多くの業界で人材不足が課題となっていることもあり、採用活動に力を入れている企業も増えていることでしょう。

従来の採用媒体に出稿するだけでなく、近年採用媒体として活用されているのが「ダイレクトリクルーティングサービス」です。

本記事では、新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービスについて解説していますので、参考にしてください。

ダイレクトリクルーティングとは

ダイレクトリクルーティングとは、従来の学生側が求人票に対して応募をするのではなく、企業側が学生直接アプローチできる採用手法のことを指します。

新卒採用では、就職サイトなどに掲載した企業側の募集情報を見て、学生側が興味のある企業へアプローチするというのが一般的な手法でした。

しかし、ダイレクトリクルーティングでは、ダイレクトリクルーティング向けの媒体に登録している学生の登録情報を見て、自社にマッチしそうな学生に対して企業側からアプローチすることができます。

従来の学生からの応募を待つだけでなく、企業側から候補者を探してアプローチすることができる「攻めの採用手法」として注目されています。

HR総研の調査では、約8割の企業がダイレクトリクルーティングを導入しており、学生側もダイレクトスカウト媒体に登録しているケースが増えているため、今後さらに需要は拡大し、採用手法として一般的なものとなっていくでしょう。

おすすめのダイレクトリクルーティングサービス

OfferBOX

特徴

OfferBOXは、多くの就活生が利用している新卒に特化したダイレクトスカウトサービスです。

自社社員の中でも活躍している人材の適性検査を行うことで、自社にマッチしやすい学生の要件を定義することができます。

柔軟な条件で学生情報を検索できるだけでなく、人口知能による検索アシスト機能を搭載しているため、短時間で検索することが可能です。

アクティブユーザー数を公開しているため、学生の動向に合わせて採用活動を行うことができる点も優れています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 成功報酬型:38万円〜

※価格情報は2023年7月時点のもの

Wantedly

特徴

Wantedlyは、学生をはじめとした20代〜30代が中心的に登録しているダイレクトスカウトサービスです。

特徴として、企業側がブログを掲載でき、企業風土を伝えやすい点が挙げられます。

スカウト返信率は20%以上と高く、早期から就職活動を始めている意欲的な学生へアプローチすることができます。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:45,000円〜

※価格情報は2023年7月時点のもの

キミスカ

特徴

キミスカは、意欲的な学生が多く登録しているダイレクトスカウトサービスです。

企業の採用戦略のあわせて、3段階のスカウトを使いわけることができ、一部のスカウトであれば無制限に送ることができます。

スカウト送信や返信作業の代行オプションもあり、ダイレクトリクルーティングの経験が浅いという方にもおすすめです。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:150,000円

※価格情報は2023年7月時点のもの

dodaキャンパス

特徴

dodaキャンパスは、スカウト型の新卒採用サービスとして、80万人以上が登録しています。

ベネッセグループが保有している学生データベースに、直接アプローチすることができ、早期に就職活動を開始している学生に対して、無料でアプローチすることができます。

また、定額制と成功報酬制の料金体系を選択できるため、予算をコントロールしやすい点も優れています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 定額制:600,000円

※価格情報は2023年7月時点のもの

ONE CAREER CLOUD

特徴

ONE CAREER CLOUDは、学生人気の高い就職サイトである「ONE CAREER」が手掛けているダイレクトスカウトサービスです。

特徴として、ONE CAREER上で自社のことをお気に入り登録しているユーザーを検索することができるため、マッチ度の高い学生にアプローチできる点が挙げられます。

定額制・成功報酬制の料金プランを選ぶことができるため、予算に合わせて運用しやすい点も優れています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:150,000円〜(定額制の場合)

※価格情報は2023年7月時点のもの

ダイレクトリクルーティングサービス選定のポイント

採用したいターゲットの割合を確認

企業によって、採用したい学生の属性に違いがあるため、どのような学生が多く登録しているのかを確認しておきましょう。

例えば、エンジニア職を採用したい場合は、理系学生が多く登録しているサービスを利用する方が効果的です。

また、昨今では、ベンチャー企業の活躍が注目されていることもあり、ベンチャー志向の学生向けサービスも登場しているため、自社の採用ターゲットを多く含んでいるサービスを見極めることが効果的な採用活動につながります。

スカウトの開封率が高いか

ダイレクトリクルーティングは、企業側が学生に対してスカウトを送れる点が最大の魅力ですが、意欲的な学生が少ないサービスでは、スカウトの開封率や承認率が低い傾向にあります。

そのため、時間とコストを無駄にしないよう、サービス利用前にスカウト開封率を調べておくと良いでしょう。

管理画面の使いやすさ

企業側は、管理画面上で学生情報の検索やスカウトの送信を行います。

また、学生とのやりとりも管理画面上で行うことが多いため、見やすい画面で直感的に操作できるサービスを選ぶことで、ストレスなく採用活動を行うことができます。

ダイレクトリクルーティングサービスを導入するメリット

自社にマッチしやすい人材にアプローチできる

従来の就職情報サイトでは、学生側が企業にアプローチする形式であるため、実際にやりとりをしてみると、自社にはマッチしにくい人材であったということも珍しくはありません。

ダイレクトリクルーティングでは、学生が登録している大学情報や所有している資格、趣味・特技など様々な情報を検索することができるため、マッチ度が高い学生に対して企業側からアプローチすることができます。

また、サービスによっては、ベンチマークとなる社員に適性検査を受検してもらい、その結果をもとにマッチング度が高い学生を探すことができる機能が搭載されています。

採用単価を抑えることが可能

新卒採用向けのダイレクトリクルーティング媒体は、定額制、成果報酬制の料金体系を採用しているサービスが多く、定額制で1人あたり20万円前後〜、成果報酬制で30万円程度で利用できるケースも多いため、人材紹介などに比べて採用コストを抑えられる可能性があります。

どちらの料金タイプを利用するかは、ダイレクトリクルーティング媒体によって異なりますが、目安としては3名以上の採用を行う場合は、定額制の方が良いでしょう。

特徴を理解してダイレクトリクルーティングを行おう

新卒向けダイレクトリクルーティングについて解説しました。

ダイレクトリクルーティングは、企業側が学生にアプローチできるため、優秀な学生を早期に確保できる点が大きな魅力です。

利用するサービスによって、機能や料金が異なるため、自社の採用ターゲットを明確にした上で、サービスの選定を行いましょう。

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