後払いアプリは、カードの利用限度額がない場合や現金がない場合でも、支払いを後回しにできることから、ユーザーはもちろん、売上拡大という意味で企業側にもメリットがあります。
しかし、後払いアプリを利用したいけれど、本人確認がネックになって導入できないという方もいるのではないでしょうか。
本記事では、本人確認なしの後払いアプリについて解説していますので、参考にしてください。
後払いアプリとは
後払いアプリとは、スマートフォンにインストールすることで、後払い決済が可能になるアプリのことを指します。
現金が手元にない場合でも買い物をすることができるため、購入機会の創出に有効です。
商品の購入後、発行される請求書やQRコードなどを使用して、後から現金払いやコード決済で代金を支払います。
サービスによっては分割払いを利用することもできるため、高額の商品を買いたい場合にもおすすめです。
また、後払いアプリは審査なしで利用できるものもあり、手軽に導入できる点が優れており、学生や収入が低い方でも導入することができます。
本人確認なしで利用できる後払いアプリ
VANDLE CARD(バンドルカード)
特徴
バンドルガードは、VISAが提供しているプリペイドカード形式の後払いアプリです。
アプリのダウンロード後、簡単操作でバーチャルカードを作成することができ、本人確認をすることでリアルカードを作成することもできます。
「ポチっとチャージ」というチャージ方法を利用することで、後払いチャージができ、支払いはコンビニATMやネット銀行などを選べます。
手数料
- 510円~1,830円(税込)
PayPayあと払い
特徴
PayPayあと払いは、PayPayの支払い方法の1つです。
PayPayあと払いを利用することで、当月に利用した金額を後日まとめて支払うことができるようになります。
事前チャージの必要がなく、支払い方法を一括払いにしておけば手数料も無料です。
手数料
- 一括払い:無料
- 分割払い:年率12.9%~14.6%
- リボ払い:所定の手数料
ペイディ
特徴
ペイディはスマートフォンで利用できる後払いアプリです。
AmazonやQoo10などの主要通販サイトで利用できます。
本人確認なしで利用することができ、メールアドレスと電話番号を設定するだけと導入ハードルが低いサービスとなっています。
さらに、本人確認をすることでバーチャルカードの作成や限度額の確認、分割払いなどが利用できるようになります。
手数料
- 0円〜
atone
特徴
atoneは、クレジットカード不要で利用できる後払いアプリです。
メールとSMS承認で利用できるため、本人確認なしで導入することができます。
また、一定の条件を満たせたば特定の実店舗でも利用することができ、買い物で貯めた独自ポイントを買い物代金から値引きすることも可能です。
料金
- 0円
Kyash
特徴
Kyashは、VISAのプリペイドカード形式の後払いアプリで、本人確認なしで利用することができます。
名前や住所を入力することで、すぐにバーチャルカードを発行することができ、ネット通販の支払いに後払いを選択することが可能となります。
リアルカードを発行する際は、本人確認が必要となりますが、バーチャルカードを利用するだけであれば、本人確認なしで利用することができます。
イマすぐ入金という機能を利用することで、後払いチャージが可能となっており、初回は5,000円までチャージすることが可能です。
手数料
- 500円〜1,800円
本人確認なしで利用できる後払いアプリの導入メリット
手持ちのお金がなくても買い物ができる
給料日前でお金がないけれど、どうしても欲しいものがあるという場合に後払いサービスは便利です。
本人確認なしの後払いアプリであれば、導入までの時間も短時間となっているためすぐに決済が可能となります。
クレジットカードがなくても利用できる
後払いアプリは、クレジットカードがなくても利用できるため、学生や低収入でクレジットカードが作れないという人にとっては大きなメリットがあります。
審査や本人確認なしで利用できるサービスも多く、クレジットカード代わりに利用しているというケースも珍しくありません。
本人確認なしの後払いアプリを利用してみよう
本人確認なしの後払いアプリについて解説しました。
本人確認なしで利用できる後払いアプリは、クレジットカードが作れない人でも手軽に利用できるため、メリットの多いサービスですが、手軽だからこそ使いすぎてしまうリスクがあります。