顧客が購入後に代金を決済する後払いサービス(BNPL)。
導入する事業者は増えていますが、詳しい仕組みをご存知ない方は多いでしょう。
この記事では、後払いサービスの仕組みを詳しく解説します。
後払いサービスの支払い方法や、導入時に確認しておきたいポイントとあわせてまとめました。
おすすめの類似後払いサービス
類似サービス: マネーフォワード ケッサイ
(4.5)

月額料金 | 0円〜 | 無料お試し | なし |
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初期費用 | 0円〜 | 手数料 | 300円〜 |
請求データの入力のみという最小限の作業で請求業務を完結することができ、柔軟なサービス連携によって請求業務の自動化を実現することができます。また、与信審査通過後は確実に入金される入金保証(※)がついているため、掛け売りで発生する貸し倒れリスクからも解放されます。
高通過率・最短数秒の与信審査
ネーフォワード ケッサイの審査通過率は99%と非常に高く、従来の与信フローでは契約できなかったという相手方とも積極的に契約することが可能となります。 また、取引先の与信情報は、常に最新の状態へアップデートされるため、与信管理にかかる手間も含めて代行してもらうことができる点も優れています。 与信審査結果は、最短数秒で返却されるため、素早い取引の実現にも貢献します。
請求業務の効率化を実現
マネーフォワード ケッサイでは、請求情報を登録することで、クラウド上での請求管理を実現します。 入金管理もマネーフォワード ケッサイ側が常に最新の状態に反映してくれるため、面倒な確認作業を行う必要もありません。 請求書の発行パターンは、利用企業のニーズに合わせてメールと郵送の両方から選ぶことができるため、発行方法が合わないため代行サービスを利用できなかったという企業にもおすすめです。 また、電子帳簿保存法にも対応しており、第三者機関であるJIIMA(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)が認証する『電子取引ソフト法的要件認証制度』の認証を取得しています。2023年導入予定のインボイス制度(適格請求書等保存方式)にも対応予定のため、安心して利用できます。
リスクヘッジ・キャッシュフローの改善が可能
掛け売りにおいて懸念されるのが、相手先がなかなか入金してくれない「入金遅延」や倒産などによる「貸し倒れ」です。 マネーフォワード ケッサイであれば、「与信審査通過後は100%入金保証(※)」、「最短3営業日での振り込み」を実現しているため、リスクを恐れない掛け売りが可能となります。 ※表明保証違反が審査通過後に発覚した場合等、例外的な場合は対象外です。 また、「銀行振込」、「口座振替」、「LINE Pay」、「コンビニ払い」と幅広い決済手段を取り入れているため、ビジネスチャンスを逃すことがありません。
類似サービス: 届いてから払い
(4.5)

月額料金 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
届いてから払いとは、顧客ニーズの変化に応じた様々な決済方法に対応している後払いサービスです。 顧客満足度の向上や企業の成長を促進することができます。
幅広い決済方法に対応
届いてから払いは、後払い決済サービスの中で幅広いキャッシュレス決済が利用できる唯一のサービスです。 従来のコンビニ決済や郵便振替、銀行振込が使えるのは勿論のこと、その他に「クレジットカード」「スマホ決済」「キャリア決済」「請求書払い」のような幅広い支払い方法に対応しているため、これまで取りこぼしていた顧客ニーズに対応して、売上拡大につなげることができます。
業界最安水準でサービスを提供
届いてから払いは、自社運用の債権管理ノウハウがあるため、リスクを最低限に抑えて運用することが可能となっています。 コールセンターも自社で運用しており、自社の生産性を高めて、サービス利用企業には、より安価にサービスを提供することが可能です。
リアルタイム与信で業務スピードを加速
届いてから払いでは、リアルタイム与信を実施しており、店舗側が利用しているシステムと届いてから払いとの連携によって、いつでも与信結果を回答することが可能となっています。 通常の自動与信よりタイムラグがないため、購入者が離脱してしまうポイントをなくして取りこぼしを防ぎます。
後払いサービスの仕組み
後払いサービスでは、顧客が商品を購入した際に決済事業者が代金を立て替える仕組みになっています。
顧客がECサイトや店舗で購入手続きをすると、事業者は商品金額や顧客情報を決済代行業者に送信。
決済代行業者は決済処理と入金処理を行い、事業者が商品を顧客に提供します。
そのあと顧客が届いた請求書をもとに、決済代行業者に代金を支払う仕組みです。
後払いサービスでは決済事業者が代金を立て替えるので、事業者は商品代金の未回収のリスクを軽減できます。
商品購入のハードルを下げて集客しやすくなり、さらに購入から提供までのタイムラグがなくなることで顧客満足度のアップが期待できるでしょう。
基本的な仕組みはクレジットカードと似ていますが、後払いサービスはクレジットカードを所持してない人でも利用できます。
後払いサービスの支払い方法
後払いサービスの種類とそれぞれの支払い方法をまとめました。
後払い電子マネー
一般的な電子マネーは残高がなければ支払いができませんが、後払い電子マネーはチャージしなくても利用できます。
支払い方法は後払い電子マネーによって異なり、クレジットカード連動タイプと口座から直接引き落とすタイプに分類が可能です。
ほかには支払い方法をコンビニ払いや銀行ATMから選択できるケースもあるので、チェックしておきましょう。
後払いアプリ
スマートフォンにアプリをインストールして利用する、後払いサービス。
決済番号やQRコード、請求書を使用して、現金払いやコード決済で支払う仕組みです。
クレジットカートと比較して審査が簡単な傾向があり、学生や収入が少ない顧客でも申込みがしやすいといった特徴があります。
請求書後払いサービス
送られてくる請求書を使用して、金融機関やコンビニ、郵便局で支払う仕組み。
顧客による申込みや登録が必要ないのが特徴です。
以前は未払いのリスクが事業者にありましたが、現在は決済事業者がリスクを肩代わりするケースも多くなっています。
後払いサービス導入時に確認するべきポイント
後払いサービスを導入する際に、確認しておきたいポイントを紹介しましょう。
利用料金とサービス内容
決済サービスでは、事業者が決済事業者に月額利用料や手数料を支払います。
複数のプランを用意している決済事業者もあり、サービス内容と料金をチェックすることが大事です。
入金サイクルを早めるなど別途料金でオプションを追加ができるケースがあるので、あわせて確認してください。
なお、代金の未払い保証がついている決済代行サービスなら、未回収のリスクが心配ありません。
入金サイクル
後払いサービスでは、決算代行会社が売上を建て替えて、あとから事業者に入金する仕組みです。
「15日締め末日払い」「月末締め翌々月末払い」など、後払いサービスによって入金サイクルは異なります。
自社のキャッシュフローにあっているか、確認しておくことが重要です。
与信枠の上限額
後払いサービスはそれぞれ与信枠の上限額(利用可能枠)を設定しています。
与信枠の上限より提供している商品が高い場合は、顧客は後払い決済を利用できません。
与信枠の上限が、提供している商品の金額を上回る後払いサービスを選んでください。
後払いサービスの仕組みを理解して導入を検討しよう
後払いサービスは、顧客が購入した商品の代金を決済事業者が立て替える仕組みです。
事業者は商品代金の未回収のリスクを軽減でき、さらに集客アップが期待できます。
基本的な仕組みや選ぶ際のポイントを参考に、導入を検討してみてはいかがでしょうか。