自宅や外出先から社内のネットワークにアクセスすることをリモートアクセスと言いますが、働き方改革の推進やコロナウイルス蔓延などの影響で社外からも働ける環境を整えている企業が増えています。
また、そのような企業をサポートする様々なツールが提供されていますが、リモートアクセスの市場規模は今後どのように変動していくのか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回はリモートアクセスの市場規模や今後の動向について解説していきます。
おすすめの類似リモートアクセスツール
遠隔地からPCをリモートコントロール: Remote View
(4.5)
月額費用 | 12,000円〜 | 無料お試し | 14日間無料 |
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初期費用 | 6,000円 | 導入会社 | 要お問合せ |
インターネットを利用して遠隔地から自分のPCに接続し、その場にいるような操作感で作業ができる社内PC遠隔操作型のリモートサービス。離れていても異なるOSでも遠隔操作が可能です。
専用ソフトのインストールは不要
RemoteViewにはRemoteView Webビューアというサービスが提供されており、専用のソフトをインストールすることなくWebブラウザから簡単にリモートアクセスをすることができます。 Google ChromeやSafari、Firefoxなどに対応しており、リモートコントルール開始までの時間はわずか3秒という手軽さです。 フレームレートが高いため、スムーズな操作が実現でき、離れていながら手元でPCを操作している感覚で利用できます。
シンプルな操作性
RemoteViewのUIはとてもシンプルなため、直感的に操作することが可能です。 無駄を省いたシンプルな画面のため、読み込みも早く、アイコンが大きいためタブレットなどのタッチスクリーンでも操作しやすいという点が優れています。
遠隔操作でもプライバシーを保護
リモートコントロールにおいて、操作中のPCがオフィスにいる人から見えてしまうことはプライバシーの観点、また情報漏洩などのリスクの観点からも避けたい部分です。 RemoteViewでは、遠隔画面ロック機能が強化されておりユーザーの利用しているデバイスに合わせて以下の3種類のロック方式を利用することができます。
リモートアクセスの市場規模
近年注目を集めているリモートアクセスですが、その市場規模はどのくらいなのでしょうか。ここでは、リモートアクセスの市場規模について解説していきます。
現在の市場動向やシェア
リモートアクセスの市場規模はここ数年拡大傾向にあり、その要因には働き方改革やコロナウイルスの蔓延などが考えられます。
コロナウイルスが蔓延する前の2019年は30億円だった市場規模も右肩上がりで拡大を続け、現在では60億円以上の市場規模となっています。
今後の予測
リモートアクセスの市場規模は今後も拡大が続くと予測されています。しかし、テレワークの導入によって社外から社内のネットワークにアクセスする人数が急激に増え、接続状況の悪さなどの課題も見受けられます。
また、セキュリティ対策も万全な状態ではないツールも多いため、これらの課題がクリアされた時には様々な企業で導入が進み、さらに市場規模は拡大していくでしょう。
おすすめのリモートアクセスツール
リモートアクセスの市場に注目が集まる理由
リモートアクセスの市場規模は拡大を続けていると前述しましたが、なぜこれだけの注目を集めているのでしょうか。注目を集めている理由についても解説します。
テレワークの浸透
まず、リモートアクセスに注目が集まる理由として、テレワークの浸透が考えられます。テレワークが浸透し始めた当初はコロナウイルスの感染防止が目的でしたが、現在は柔軟な働き方に対応するために実施している企業が多いようです。
働き方改革
国が主導で推進している働き方改革ですが、柔軟な働き方の1つに働く場所の自由さが挙げられます。企業としても、自宅から社員が業務を行うことで、広いオフィスを持つ必要がなくなり、コスト削減などのメリットもあります。
リモートアクセスツールの普及
リモートアクセスが普及した背景には様々なリモートアクセスツールが誕生していることも影響しています。
従来は外部で作業を行うための端末を用意したり、ソフトをインストールする必要があるため、多額な導入のコストがかかっていましたが、リモートアクセスツールの登場により、導入にかかるコストを抑えることが可能となっています。
リモートアクセスにおける課題
自宅や外出先からも業務を行うことができ、業務効率化や従業員の満足度を高められるリモートアクセスですが、導入にあたっての課題も存在します。
導入前にリモートアクセスが抱えている課題についても理解しておきましょう。
セキュリティリスクがある
リモートアクセスを導入することで、これまで社内だけで管理していた重要なデータなどが外部に持ち出され、改ざんや情報漏えいなどの危険性が高まっています。
各種ツールは、安心してリモートアクセスを行えるように、様々なセキュリティ対策を講じていますが、不正にアクセスする方法も日々進化しているため、完全に安全な状況ではないと言えます。
接続が安定しない
外部から多数の人がアクセスすることで社内ネットワークに負担がかかり、回線状況が遅くなったり、接続が安定しないなどのトラブルが発生しています。
シェア率が高いリモートアクセスツール3選
市場規模の拡大を続けているリモートアクセスですが、その中でもシェア率の高いツールを
3つ紹介します。
TeamViewer
ドイツのIT企業が提供しているTeamViewerは国内だけでなく、全世界で導入されているリモートアクセスツールです。「リモートワーク」「ビジネス」「プレミアム」「コーポレート」の4プランから選ぶことができ、企業の規模や状況に合わせて導入することができるのが特徴です。
Citrix Workspace
Citrix Workspaceはオンライン上に仮想のオフィスを構築し、どこにいてもアクセスすることができる環境を整えてくれます。また、セキュリティ対策には人工知能の機械学習を取り入れており、常に高いセキュリティを維持することを実現しているのが特徴です。
CACHATTO
e-Janネットワーク株式会社が提供しているCACHATTOは国内シェアNo.1を誇るリモートアクセスツールです。操作性やセキュリティの高さが認められ、誰もが知っている大企業でも導入されています。
リモートアクセスの市場規模は拡大し続けている
今回はリモートアクセスの市場規模について解説しました。
市場規模は年々拡大を続けており、今後も拡大していく見通しです。この背景にはコロナウイルスの蔓延や働き方改革によってテレワークが普及したことが考えられます。
すでに多くの企業で導入されているリモートアクセスツールは様々なサービスがあり、自社が抱えている課題を解決できるものも多いため、導入を検討している方は本記事を参考にしてください。