テレワークなどの多様な働き方を取り入れる企業が増えたことで、定期的に業務の進め方を見直すタイミングがでてきたという方も多いでしょう。
そこで注目されているのが、「BPM」です。
BPMに取り組むことで、業務をより効率的に進めることができます。
本記事では、BPMについて解説しますので参考にしてください。
BPMとは?
BPMとは、ビジネスプロセスマネジメント(Business Process Management)の略で、業務プロセスを見直し、分析、改善して最適化することを目的とした管理手法のことを指します。
BPMでは、各業務ごとの流れをモデル化し、課題を分析、新しい業務プロセスを創出することでPDCAを回し、業務改善を図ることを目的としています。
業務プロセスの見直しは、一度きりではなく、継続的に行なって業務改善していく点が特徴的です。
BPMに取り組むメリット
業務の標準化ができる
BPMに取り組むことで、業務プロセスを整理し分析、課題を可視化することが可能となります。
業務プロセスごとに見直すことで、誰もが業務の手順をわかりやすい形で整理できるため、業務の標準化にもつながります。
業務プロセスを整理することで、担当者が異動になってしまった際にも、スムーズに業務を引き継ぐことが可能となります。
業務の根本的な課題解消につながる
BPMに取り組むことで、業務の手順を1つずつ分析し、課題を明確にすることができます。
例えば、毎月のデータ集計作業に時間がかかり、残業が発生してしまう場合、BPMに取り組むことで、業務工程の中でどこに課題があるのかわかるようになります。
生産性が向上する
BPMに取り組むことで、これまであった業務の無駄がなくなり、生産性を高めやすい環境を整備することができます。
特に、属人化している業務をBPMで標準化することで、業務環境が変更された場合でも、手間をかけずに業務プロセスを最適化することが可能となります。
BPMは業務効率化に有効
BPMについて解説しました。
BPMは、業務効率化や生産性向上に有効なため、近年取り組む企業が増えています。
業務プロセスの見直しは経営戦略の改革には必要ですので、ツールの選定も合わせてBPMに取り組んでみてはいかがでしょうか。